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ぼくとしちゃん

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July 8, 2025
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いよいよ本ツアーの最高潮であるイスタンブールのアヤソフィアへ行く日が来た。
でも、当日になって気がついたんだよね。
旅のしおり(ツアーの日程表)を見たら、アヤソフィアは下車と書いてある。
えー!中には入らないの?何の為にトルコに来たのか分からないじゃん!
ものすごく不満に思ったんだけれども、
実はそれ以外に世界遺産に登録されている地下宮殿にも行かないことが分かっていたんで、
あらかじめ添乗員さんとガイドさんには説明して、
離脱申請書(自己責任でツアーから離れて別行動する場合の書類)を出せば、
離れて勝手に見に行っていいと言われていたので、


朝、まず行ったのはヒッポドローム。
ヒッポドロームはブルーモスクの西隣にあり、
ビザンティン帝国時代に競馬や戦車競走が行われた競技場でした。
競技場の広さは長さ450m、幅130m。12の門があり、10万人の観客を収容できたといいます。
で、この地域にはアヤソフィアやヒッポドローム、ブルーモスク及び地下宮殿など、
旧市街の有名観光場所が集まっているのでヒッポドロームの写真の前にこの付近の地図を載せる。


分かりやすいようにgoogleMapで作ってみた。
例えば左上にヒッポドロームがあるが、
四角い競馬場のトラックの中に蛇の柱や2つのオベリスクとドイツの泉が小さく見えるので、
映画のベンハーの戦車競走の競技場のような形状が分かりやすいと思う。

ヒッポドロームの端の切石積みのオベリスクからスタート。地図の左端。


うーんまさに切石積み。
コンスタンティヌス7世が建てたのだそうだ。向こう側にブルーモスクの2本の尖塔が見える。
ここからヒッポドロームは全体が見通せる。


望遠で写しているのですぐ近くに見えるが、実際はドイツの泉までは結構歩く。



2匹の蛇が絡まりあって柱になっている。
蛇の柱はデルフィの三脚(イラニ・ストゥン)としても知られ、
紀元前479年にプラタイアの戦いで侵入してきたペルシア軍に対して、
31のギリシア都市国家が勝利したことを記念するブロンズ彫刻である。
円柱はペルシャの武器を溶かして3つの絡み合う蛇にした。

より大きな「記念碑」の一部であった。
しかし、三脚と釜は時が経つにつれ、なぜか行方不明になってしまった。
その後、 324年 にコンスタンティヌス帝はヒッポドロームを飾るために、
新しい首都コンスタンティノープルに蛇の柱を持ち込んだ。
現存する円柱は、8メートルの長さがあった当初のものの一部のみである。
えー!そんなに歴史があるの?
元々は上の先端に頭が有ったらしいのだが、失われ一部はイスタンブールの博物館にあるらしい。

次はテオドシウス1世のオベリスクの基壇部分。


ヒッポドローム全景の写真では分かりづらいが、近くに行くとこの基壇部分の彫刻が面白い。
テオドシウス1世のオベリスクは、
紀元390年にローマ皇帝テオドシウス1世によってコンスタンティノープルに移設されました。
高さ約25.6メートル、重さ約300トンの花崗岩で作られ、
元々はエジプトのカルナック神殿に建てられていました。
オベリスクのエジプト風のデザインとローマのレリーフが融合したスタイルは、
後世のモニュメントや建築物にインスピレーションを与えました。
特にこの基壇部分の彫刻は、王を称えるエジプトのそれとは違い、
人々が集まるキローマのキリスト教的な図柄で、エジプト的なオベリスクとの融合が面白い。

ドイツの泉は1901年にドイツ皇帝から寄贈された。


現在でも、トルコとドイツは親交がとても深い国のようである。

ヒッポドロームの見学を終えると、すぐ隣のブルーモスクに入る。



ブルーモスクは現在でも使われているので信者たちも多く、入る前に服装をあらためて靴を脱ぐ。


おぉー!天井が高くてきれい。
でもブルーモスクの名前の由来となったのは、美しい壁の壁画と何よりもステンドグラス。


天井も綺麗。


これを見るだけでも、イスタンブールに来て良かったなと思った。
ところで、ブルサのウルモスクでも書いたけれども、
モスクでは1日5回の礼拝の時間を知らせる為の高い尖塔が2本建てられている。
ミナレットと言う。


日本で言えばお寺の鐘みたいなものかな?

で、実はなんとみんなとはここでお別れ。
みんなはこの暑いのに歩いてエジプシャンバザールに行くみたい。
エジプシャンバザールは単なる香料なんかを売るお店の市場。
僕には何の興味もない。時間の無駄。
何よりもせっかくイスタンブールに来たのに、アヤソフィアと地下宮殿に入らないなんて変。

仕方ないので、みんなとは別れてすぐそばのアヤソフィアに入る。
で、切符売り場に来てなんでガイドさんが入場してくれないのか分かった。
外国人観光客の入場料は1人25ユーロ。1ユーロ173円なので4325円。
ツアー全員だと32人X4325円=138400円。高い。
まぁ、でももう一回トルコに来る飛行機代のことを考えると微々たるもの。
なので頑張って一人でアヤソフィアと地下宮殿に行くことにした。

アヤソフィアは入場料が高いせいなのか、全く並ばなかった。
ぐるーっと回る通路を登ると真ん中の広場を見下ろす絶好の場所に出た。
撮影OKなのか心配だったけれども、みんな写真を撮っているので僕も撮る。


おぉー!ブルーモスクのようなステンドグラスは無いが、独特な雰囲気。
ブルーモスクや他のモスクの照明に比べて可愛い。
天井ドームはこんな感じ。


柱飾りが素晴らしい。
正面はこんな感じ。


柱の上のあれって羽根が生えているから天使なのかなぁ?

アヤソフィアは、元々は東ローマ帝国(ビザンツ帝国、ビザンティン帝国)時代に
首都コンスタンティノープルで建てられたキリスト教正教会の大聖堂を起源とし、
帝国第一の格式を誇る教会、コンスタンティノープル総主教座の所在地であったが、
1204年から1261年まではラテン帝国支配下においてローマカトリックの教徒大聖堂とされていた。
その後オスマン帝国によるコンスタンティノープルの陥落が起きた。
1453年5月29日から1931年までの長期間にわたりイスラム教モスクとして改築を繰り返し
使用されて現在の特徴的な姿となった。

なのでアヤソフィア内部にはキリスト教時代の壁画が混在する。
とても有名な壁画で、今回のツアーに参加したのはこれを見るのが目的だったのに、
「下車」のみで「入場無し」だったのである。
でもツアーから離れて一人だけで不安だけれども見られて良かった。
まずはこのモザイク画。


このモザイク画は「聖母子と皇帝ヨハネス2世コムネノス、皇后イリニ」が描かれている。
中央が聖母子、左が皇帝で右が皇后。

次はこのモザイク画で、「キリストと皇帝コンスタンティヌス9世、皇后ゾエ」。


中央にキリストを配し、左手に皇帝で右手に皇后は上のモザイク画と同じ構図。
そして、「ディシス」。


下の写真は説明板に載っていた絵で、上のモザイク画の元の絵らしい。

壁画だけではなく、漆喰を塗った上から塗装された壁や天井も綺麗。脇の通路。


最後に出口の上部にも見事なモザイク画が有った。
「聖母子、ユスティニアヌス1世とコンスタンティヌス1世」。


確かに25ユーロは高いと思うけれど、その価値は有ったと思う。

アヤソフィアの見学を終えると急いで地下宮殿に向かう。
地下宮殿は交差点の斜め向かい。ただ、入口が分かりにくいので注意。
僕の場合は観光客がたくさん並んでいたので分かった。
ここの入場料は1500TL(トルコリラ)。
注意が必要なのは、何故かここはユーロが使えずTL(トルコリラ)だった。
手持ちのTLが1300TLしか無かったので、あわてて近所の両替店に交換に行った。
切符売り場のお兄さんが意地が悪くて、ユーロを見せても対応してくれなかったから。

中に入る時に階段から眺めるのが良い。
奥行きが長い通路と言うか廊下が幻想的。
フラッシュがたけないので、遠景を撮ろうとするとボケてしまう。


地下宮殿は、観光客が勝手に地下宮殿と呼んでいるけれど本来はビザンツ帝国時代の貯水施設。
なので、このように水をたたえている。
近くには他にもいくつか地下貯水池が有り、1987年に公開されるまでは土に埋まっていたらしい。
375年にローマ皇帝ヴァレンス帝によって造られたヴァレンス水道橋(ボズドアン水道橋)を通じ、
水をコンスタンティノープル市内へ送り貯水をする目的に地下宮殿は建設されたのだそうで、
オスマン帝国時代にも各地の地下貯水池はイスタンブールを支えていたらしい。
なので、本来は単なる貯水池で珍しくも無かったのだが、
ここが有名になったのは柱の下に「メドウッサ」の彫刻が見つかったから。
「メドウッサ」の彫刻は2か所あり、横顔と逆さ顔になっている。
真っすぐじゃないのは「メドウッサ」の彫刻であることを考えると、
何か意味が有るのかもしれない。
まずは横顔。


おぉ!すごい!半分埋もれている。
次は逆さ顔。


こちらはくっきりとしている。お金がたくさん沈んでいるなぁ。
この先に有名な涙の柱がある。


通称は涙の柱だが、僕は水の流れを表しているのだと思った。
渓流が石の周りで分かれて、また合流する様子に似ているから。

地下宮殿内にはこれらの過去の遺跡以外に現代の人が造ったアートもある。


うーん、クラゲかな。写真で見るとそうでもないけれど、現地で見ると幻想的でいい。
ツアーでもここに来ると、みんな感激するんじゃないかなと思った。
でもガイドさんや添乗員さんが大変かな?

<後日追記>
今日思い出したけれども、ここはトム・ハンクスの映画「インフェルノ」で、
全世界にウイルスがばらまかれる寸前に出てくる舞台で、
映画では中でコンサートが開かれている場面。
僕が行った時も日にちは違うけれど、コンサートは開かれていたらしい。
インフェルノの一場面を参考に。


こりゃすごいや。

地下宮殿を後にして、みんなと合流する為にトラムに乗る。トラムは路面電車。
駅は「スルタンアフメット」がすぐそばにある。


駅の写真の左手の小さな屋根の所が自動改札。
その向こう側に自動切符販売機がある。
日本語も使えるが、最初は分かりにくい。
駅員の若いお姉さんが手伝ってくれた。
お姉さんも日本語は話せないのだけれども、今はトルコでもスマホが使える。
お姉さんはさっそく翻訳アプリを使ってスマホの日本語画面を使って説明してくれた。

なお、よく分からないのだけれども1回だけの切符を買うことができなかった。
(本当は1回券もあるはず。1回券と言うかジエトン=トークン=コイン型チケット)
頑張れば方法があるのかもしれないが、時間が無い。
日本のスイカみたいなイスタンブールカードを買ってチャージするか、
3回使用可能な回数券(カード)を買う画面しかでてこなかったので、
まぁ記念に買おうかと思って3回回数券を買った。
110TLなのでたいしたことはない。美人のお姉さんと遊べたことの方が大きい。
お姉さんが一緒に写真を撮っても良いですかと聞いたのでOKした。
多分「ちゃんと仕事をした=観光客の手助けをした」証拠写真になるのだろう。

なお、上の写真のT1と言う路線がほぼ観光地を巡るので、これを覚えていれば大丈夫。
トラムは路面電車なので、当然人や車と同じ道を走るのだが、
なんせ観光地なので、商店街みたいな所の真ん中を走るので危ない。
日本の路面電車のように広い道を走るのではない。


もう、子供達なんか大丈夫だろうか?

トラムを2駅乗ると、みんながいるはずのエジプシャンバザールに近いエミノニュ駅で降りる。
駅前には大きなモスクがある。


本当は迂回した方が良いのかもしれないけれど、時間が無いので中を突っ切る。
(と言いながらしっかりと写真を撮っている。)
出て露店のおじさんに集合場所のエジプシャンバザールについて聞いていたら、
たまたま近くで買い物をしていたツアーのメンバーの方に出会った。
神様っているんだなと思った。助かった。

エジプシャンバザール内部はこんな感じ。
簡単に言えば香料などを売るお店が集まった市場である。


こうしてみんなに無事に出会えたので、一緒に夕食を食べてホテルに帰った。
明日はいよいよ最後の日。
ボスフォラス海峡クルース船で観光して飛行機に乗って日本に帰る。





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最終更新日  September 2, 2025 08:03:31 AM
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