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2006年03月05日
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カテゴリ: 露野
 つくも髪の老婆との出会いの後にも、私は様々な恋をした。それぞれに思い出深い出会いである。だが、その中でも特に忘れられない高貴な人がいたことを、私は儚い一夜の逢瀬の記憶と共に思い出した。

 私が右馬頭の官職にあった頃、朝廷から命ぜられて、伊勢の国に狩の使いに行ったことがある。

 狩の使いとは、朝廷からの勅命を受けて、武官が諸国に遣わされる行事のことだ。狩の使いの命を受けた者は、指定された国へ赴き、大勢の供人と共にそこで大規模な狩りを行う。その土地で朝廷の官人が禽獣を狩るということは、そこが朝廷の支配下にあるということを意味している。この行事は、朝廷の権力を改めて民衆に知らしめるために行われるのだ。そして、それによって、諸国が朝廷によって平和に治められていることを寿ぐという祭祀的な意味もある。

 私はその年、武官の一人として、伊勢をはじめ数ヶ国の狩の使いの役を命ぜられたのだった。

 その時の伊勢の斎宮は、私が親しくお仕えさせて頂いていたさる皇子の御妹だった。皇子は旅立つ私のためにわざわざ別れの宴を開いてくださり、私に伊勢でも特別な便宜を計ってくれるよう、御妹の斎宮にも文を書いてくれた。

 東国への旅の途中で通ったから、伊勢へ行くのはこれで二度目だ。だが、伊勢神宮へ詣でるのは初めてだったので、皇子の心使いはありがたかった。





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最終更新日  2006年03月05日 13時45分22秒
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ありがとう!-100-  
ようやく連載100回を迎えました。

あと1/4程度で終わりです。。(長っ!)
これからも、どうぞよろしゅう~。 (2006年03月05日 13時50分13秒)

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