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2006年03月06日
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カテゴリ: 露野
 私は朝廷からの勅使として、威儀を正し、大勢の供人を連れて、伊勢へ向かった。

 伊勢神宮は、天照大御神をお祭りする最も大切な社である。

 その昔、倭姫命は大御神をお祭りするに相応しい地を求めて大和の国を出られ、近江、美濃を巡った後、ついに伊勢の国へ辿り着かれた。その時、天照大御神自ら倭姫命にお示しになったのが、この御裳濯川の辺であったのだという。倭姫命はこの川の川上を大宮地に定め、大御神をお祭りする祠をお建てになった。それが、この伊勢神宮の始まりである。

 神宮をお守りする神路山は鬱蒼とした巨木が生い茂り、その中を流れる御裳濯川は山々の緑を映して清らかに澄んでいる。清々しい木立の豊かな神域には、大小様々な御社が鎮座していた。中でも、内宮は白木の社が神さびて美しい。

 伊勢神宮への参拝を済ませると、私は早速供人を率い、伊勢の野に出て狩りを行った。

 お役目とはいえ、元々狩りが嫌いではない私のことだ。久しぶりの大掛かりな狩りを、私は思う存分楽しんだ。獲物は面白いようにたくさん取れたし、緑豊かな原を思いきり馬で駆け回るのは、実に気分が清々しい。私は心地よい疲れを感じながら、その日の狩りを終え、取り敢えず伊勢での私の休息所に戻った。

 私の宿舎は、兄君の皇子からの文で私の世話を引き受けてくれた、伊勢の斎宮の御所に決まっていた。私が休息所に戻ると、斎宮からの使いが待っていてくれており、今宵ささやかなもてなしをしたいから、これよりすぐ斎宮の御所までお越し願いたいと言う。私はありがたくお受けし、大勢の供人と共に、早速斎宮の御所に向かった。



↓一昨年、母と伊勢を旅行しました。この写真は伊勢神宮の側を流れる御裳裾川(五十鈴川)。流れは静かで穏やか。みんな、手を浸したりして「冷たい!」とか言ってました。





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最終更新日  2006年03月06日 14時29分13秒
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