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2007年01月16日
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カテゴリ: かるかや
 母が死んだ時には、姉の祖母のくれたわずかな蓄えも母の病気の治療費や皆の生活費に消えてしまい、母の葬式代すら満足に残ってはいなかった。それで、姉は祖母の伝手を頼って家老屋敷へ奉公に、新発意は引き取り手もないので父の遠縁の斡旋で博多の古刹である承天寺へ入ることになったのである。

 もちろん幼い新発意には、出家をするということがどういうことかなどわかろうはずもない。ただわけもわからぬまま、姉に別れを告げ、遠縁だという男に手を引かれてこの寺へやって来た。そして、形ばかりの得度をした後は、そのままずっと下働きの小僧として暮らしている。

 寺の生活がどんなに辛かろうと、新発意にはもう帰る家はない。親身になって心配してくれる人もいない。

 今の新発意には、あの世へ行ってしまった懐かしい母だけが、ただ恋しくてならなかった。



↓正月の帰省から、やっと自宅へ帰ってきました。ちょうど故郷を舞台にした物語を連載中ということもあり、縁の場所をいろいろ訪ねて写真を撮ってきました。これが承天寺。今は、ビルの谷間にひっそりと建っています。平日の昼間でしたが、境内にはだぁれもいませんでした。。。





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最終更新日  2007年01月16日 12時02分58秒
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