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2007年10月31日
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カテゴリ: 蒼鬼
「真済……」

 良房は、額に掌を当てて、側の脇息の上に打ち伏してしまった。側にいた貴族たちも、顔を見合わせてざわめいた。

「なるほど、あの真済殿が惟喬親王方に」

「あのお方の法力の物凄さは、近頃都でも評判でございましたな」

「確かに。真済殿の法力を持ってすれば、あの名虎殿の痩せ馬を勝たせることなど容易いでしょう。こう言っては悪いが、病で死にかけている恵亮殿の敵ではございますまい」

「しかし、あの高尾の清聖と言われる真済殿が、なぜあの業突く張りの名虎殿などのお味方に?」

「いや、真済殿は元々紀氏の出。同族のよしみで力を貸したとしても不思議はありませぬ」

「なるほど、そう言うことですか」

 良房は周囲の者たちの囁きを聞きながら、脇息に伏したままじっと考えていた。そして、傍らの基経を呼び寄せると言った。



 基経が頷いて下がると、良房は立ち上がって幕屋を出た。それからしばらくの間、中央の文徳帝の幕屋で論議した後、右近の馬場の中央に進み出て言った。

「十番の競馬は既に終わったが、左右両方とも五勝ずつで勝敗が決しておらぬ。今だ天照大神の御神託を得てはおらぬゆえ、最後にもう一番競馬を催すこととする。双方馬が尽きておるから、新たな馬と騎手を用意するように。これより一刻の後、競馬を再開する」



↓恵亮さんがいたという比叡山の西塔。この写真は西塔の中堂である転法輪堂(釈迦堂)です。現在の比叡山では最古の建物なのだとか。それにしても、比叡山! どうして登るだけであんなにお金がかかるの~!!!(車で山に登る道が一本しかなく、しかもただ通過するだけでさえ3000円以上かかるんですっ)





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最終更新日  2007年10月31日 12時06分01秒
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