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2011年09月20日
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カテゴリ: きりぎりす
 堀河は侍女を見送ると、朝餉を持って局に戻り、帳台の中の男を起こして粥を口に運んでやった。男は少し食べたものの、やがて目を閉じてまた眠ってしまった。

 堀河は深い溜め息をついて帳台を出た。まだ一日目の朝だというのに、堀河はすっかり疲れ果ててしまっていた。

 先が思いやられる。寝不足で頭も痛い。今日はこのまま局に引き篭っていようか。

 だが、昨夜待賢門院からの呼び出しをすっぽかしてしまったことを思い出して、堀河は頭を抱えた。

 きっとお叱りを受けるに違いない。だが、このままにしても置けぬだろう。適当に言いつくろってお詫び申し上げるしかあるまい。

 堀河は男の枕元に、決して大声を出したり帳台から出たりしないようにとの置手紙を残して局を出た。

 いくら自分の名前も言えない男とはいえ、身なりや言葉使いからして字も読めぬということはなかろう。

 堀河は重い足を引きずって、待賢門院の御座所へ向かった。


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最終更新日  2011年09月20日 14時54分03秒
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