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2011年12月02日
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カテゴリ: きりぎりす
 それに、獅子王は堀河が出会った他のどの男とも違って思えた。

 獅子王は本当に子供のように無防備で、堀河にはその心の内がはっきりと透けて見える。

 確かに、その内容まではわからないものの、何か隠し事をしていること自体は、その目の色を見れば歴然としていた。

 堀河はその幼さに思わず微笑ましさまで覚えたが、逆に言えばそれだけ嘘がつけないということだ。

 今まで堀河が付き合ってきた男たちは、言葉や表情とその心の内は全く別のものだった。それに、堀河は何度も裏切られ傷つけられて来たのだ。だが、獅子王に裏も表もないことだけは、そんな堀河にも信じることが出来たのだった。

 いつしか堀河の心の中で、獅子王の存在が次第に大きくなっていった。

 だが、堀河自身がそれに気づいていたのかどうか……ただ、堀河はいつの間にか、獅子王が本当に人であるかどうかということさえ忘れてしまっていたのだった。


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最終更新日  2011年12月02日 11時52分12秒
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