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2012年03月02日
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カテゴリ: きりぎりす
 堀河はようやく獅子王の腕を振り払い、獅子王の目を睨んだ。

 獅子王は打ちひしがれたように肩を落とし、しばらく堀河の顔を見つめていたが、やがて言った。

「少し、考えさせてくれ」

 堀河はその優柔不断な態度にすっかり逆上し、獅子王の頬に平手打ちをくらわすと、一人で帳台の中へ入り、ぴしゃりと帳を下ろしてしまった。

 一晩中獅子王への怒りで眠れなかった堀河は、翌朝赤い目をして帳台を出た。

 獅子王はよほど寒かったのか堀河の袿に幾重にもくるまって、畳の上で小さく丸くなって寝ている。

 ひたすら謝って乞うなら、帳台の中へ入れてやらぬものでもなかったのに、これ見よがしに惨めたらしい姿で寝ておるとは、何と憎らしい。

 堀河はますます腹が立ち、やがて目覚めて堀河に話しかけようとする獅子王を完全に無視して身支度をし、急いで局を出て行った。


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最終更新日  2012年03月02日 14時06分01秒
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