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2012年08月02日
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カテゴリ: きりぎりす
 桜子は軽快に一礼すると、すばしっこい足取りで局を出て行った。その仕草は、なるほど確かに少年のようだ。

 桜子を見送る堀河に、実能は尋ねた。

「念のため、この局におった男の人相を聞きたい。もちろん、偽者だとはわかっているが、一応確かめておきたいのだ」

 堀河は獅子王の面影を思い出しながら答えた。

「どのような男と言うて……背は高く、痩せていて、色は浅黒く、年は四十がらみ。切れ長の目で眉は濃く、まあ悪くはない男ぶりでございましたが」

「なるほど、それで惚れたと言うわけか。そなたの想い人がまさか義親であったとは、あの時は思い至らなかった」

 待賢門院の御前での一件を思い出したのか、実能はふっと笑みを漏らした。

 堀河は頬を赤らめたが、正盛の方はだんだん顔色が悪くなってきた。


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最終更新日  2012年08月02日 15時41分20秒
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