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2014年12月03日
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カテゴリ: 羅刹
 能季の胸の鼓動がさらに高まる。

 それには気づかず、小中将は得意げに続けた。

「大和宣旨から歌の集を預かっていたので、とにかく一番に下野のところへ行って、事の首尾を話したのですよ。そして、当子内親王様の乳母の話をしたところ、すぐに思い出してくれました。下野が姉上様のおられる小一条院に伺った時に会った、老いた尼がそれではないかと。姉上様の話では、当子様は亡くなるまでずっと乳母のことを心配しておられ、母君の皇后様も大そうそれを気に掛けておられたのだとか。ですから、きっと母君の希望を入れて、小一条院が面倒をみて来られたのでしょう」

「そうか、ではその乳母に是非とも話を聞かねばなるまいな」

「はい。そう思ったのですが、今日は他の御所を訪ねるには遅いし、とにかく能季様にこれまでのことをご報告せねばと行綱殿が申されるもので。取りあえず、一旦こちらへ参った次第でございます。明日、わたくしが小一条院へ行って、その乳母に話を聞いてまいりましょう」

「いや、それには及ばぬ!」

 能季は慌てて叫んだ。

 急に大声を上げた能季に、小中将はちょっと驚いて目を見張っている。

 能季は顔が赤くなるのをいまいましく思いながら、必死に作り笑顔を浮かべて小中将に言った。




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最終更新日  2014年12月03日 16時17分31秒
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