佐遊李葉  -さゆりば-

佐遊李葉 -さゆりば-

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

vyゆりyv

vyゆりyv

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

露野

(129)

心あひの風

(63)

孤舟

(59)

かるかや

(68)

蒼鬼

(253)

光明遍照

(53)

山吹の井戸

(52)

きりぎりす

(217)

遠き波音

(50)

羅刹

(193)

コメント新着

vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -193-(10/05) 千菊丸2151さん いつもお読みいただいて…
千菊丸2151 @ Re:羅刹 -193-(10/05) 是非このブログを残してください。 ゆり様…
vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -192-(09/14) 千菊丸2151さん だらだら更新に最後まで…
千菊丸2151 @ Re:羅刹 -192-(09/14) 漸く完結しましたね。 ちょっと後味が悪い…
vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -190-(09/08) 千菊丸2151さん 花山院皇女は惚れた弱み(…

サイド自由欄

QLOOKアクセス解析
2014年12月16日
XML
カテゴリ: 羅刹
「姫宮は近頃あまり人前に出たがりませんの。庭などにはよく降りて、そぞろ歩いたり花を摘んだりしているようですけれど。先ほどから待っているのですが、どうやら今日もこちらへは来ないようですね」

 それを聞いて、能季はがっかりしてしまった。

 昨夜からそのことばかりを考えて、肝心の要件を忘れてしまうほどに心をときめかせていたというのに。

 もしかしたら、私は姫宮に避けられているのではないか。

 あの黄昏の日以来、姫宮には会っていない。

 姫宮は私のことを恐れ、馴れ馴れしい嫌な男だと思っているのではないか。

 いや、そんなはずはない。あの時、姫宮は私の気持ちを受け入れ、唇を許してくださったではないか。

 だが、その後心変わりしたとしたら。

 姫宮は一体私のことをどう思っておられるのだろう。



「姫宮はお健やかでいらっしゃいますか」

「ええ。でも、近頃は自分の部屋に篭(こも)りっきり。わたくしのところにも時々しか顔を見せませぬ。姫宮の部屋の北庇(きたびさし)に住まわせている尼君のところへは、時折話を聞きに行っているようですけれど」


にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
↑よろしかったら、ぽちっとお願いしますm(__)m





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年12月16日 16時18分33秒
コメントを書く
[羅刹] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: