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2015年01月26日
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カテゴリ: 羅刹
「だが、こういうことはどこからか漏れてしまうものらしいな」

「残念ながら、その通りでございます。いつの間にか世間では、当子様と道雅殿の噂が囁かれるようになってしまいました。それも、当子様が尊い内親王の身分でありながら、見目のよい貴公子である道雅殿に恋慕して、ふしだらにも密かに誘い入れたとでもいうように。それがわたくしにはあまりにも口惜しくて。当子様には何の罪も落ち度もございませぬ。すべてはこの乳母の愚かさが招いたことでございます」

「それから、当子様はどうなった」

「世間の噂は、しばらくして母后のお耳にも達してしまいました。母后は大そう嘆かれ、わたくしを呼び出してことの次第を申し述べよとおっしゃいました。でも、わたくしに何が言えましょう。ただ、全てはわたくしの責任だと申し上げるのが精一杯でございました。それでも、母后は当子様のお立場を思い、事を穏便に済ませるおつもりだったようです。場合によっては道雅殿に降嫁させても良いと。ところが、どこからか父院のお耳にも入ってしまって。父院は激怒なされ、当子様をご自分の御所に引き取って厳重に隔てを置かれ、わたくしは御所を追われて当子様から引き離されてしまいました。そして、道雅殿の方はとうとう院に勘当されておしまいになったのです」


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最終更新日  2015年01月26日 16時46分41秒
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