花屋さん 園芸日誌

花屋さん 園芸日誌

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2007.12.18
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テッセン(クレマチス)の栽培でいちばん重要な時期は、2月の下旬です。2月下旬以外は手を抜いてもだいじょうぶというくらいです。

テッセンは冬になると葉が全て枯れてしまいます。根元から全部が枯れちゃったのじゃないかと心配になるくらいで、金属の針金みたいに見えるので「鉄線」というのだそうです。

そのテッセンが、2月下旬ころになると、節々から新芽が見えてきます。猫柳のような、綿毛のような新芽です。
この新芽のうち大きくふくらんだ芽が花芽。小さいままなのが葉芽なのです。

というわけで2月下旬に出てくる新芽をみれば、花が咲く芽と、葉のつるだけが伸びる芽のちがいが判断できるので、この時期に、葉芽しか付いていない枝先の細いつるは剪定できるのです。
これをしないでほうっておくから、葉芽からつるが伸び放題に伸びてきて、(花芽はないのですから)、葉ばっかりごちゃごちゃ繁ってどうしようもないということになるのですね。

整枝(枝の誘引)

この剪定といっしょに、整枝(枝の誘引)と鉢植えの植え替えもできます。

花芽を残して剪定すると、株は上半分を剪定して、下半分が残っている姿になっているかもしれません。いちばんコンパクトな姿の時ですから、この時に整枝の作業ができます。



鉢植えのばあいは朝顔の支柱のようなものにつるをからませる形作りができます。地植えのばあいはフェンス塀の金網や柵やパーゴラなどにつる枝を誘引できます。

植え替え

鉢植えの植え替えも2月下旬が最適期といわれています。植え替えて直ぐに3月からの成長期に入るので、最適なのです。

テッセンは深植えにしますので、縦に長い鉢(懸崖鉢といいます)がいいようです。乾燥が苦手ですので、水分を含みやすいプラスチック鉢がいいようです。
根鉢(土の部分)はくずしません。鉢のかたちのまま、一回り大きい鉢に植え替えます。
テッセンは上部から新芽が出てくる性質があるので、土を新しくかぶせるように深植えにします。

鉢の底にゴロ土(大粒の土)を敷き、テッセンの根鉢をそっと置きます。鉢が一回り大きくなった、その隙間に新しい土が入ります。さらに上部に土をたして深植えにしますから、上下左右まわりじゅうを新しい土が囲むようになるわけですね。

根を痛めずに植え替えたわけですから、肥料も1週間後くらいから与えてもだいじょうぶだと思います。(大事をとるならば2週間後から)。3月からの成長期に肥料をじゅうぶんに吸収してしっかりと育ちます。

というわけで、2月下旬には、剪定、整枝、植え替え、肥料、といった作業がぜんぶできてしまうのです。テッセンの栽培にはこの2月下旬が重要ということです。
この時だけしっかり作業を行えば、それ以外の時期はとくに手を抜いたとしてもかまわないということなのでした。





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最終更新日  2007.12.19 21:58:13


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