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2004年06月27日
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ブッシュ大統領は、週末はアイルランドに於けるEUサミットに参加、イラク支援に関するEUの協力要請に腐心、今週はトルコに於けるNATO構成国の首脳会議に出かけてイラク国内の安全確保にNATO軍の協力要請です。

昨年、国連の大勢を無視してイラク侵攻に走ったブッシュ大統領、これに反対する仏独に対して何かにつけて冷ややかに対処をしてきました。特にドイツに対しては、対小泉姿勢と異なり冷たいものでした。

しかし、米国の単独主義ではイラクの平和を回復無理と判ると、ブッシュ大統領の欧州政策も変化、どうやら、イラク軍や警察の訓練をNATOが引き受け、仏独もこの訓練には協力意向、この程度でブッシュ大統領も満足の様子です。

仏独はあくまでもNATO軍のイラク国内への展開は反対で、昨年から言っていることには一貫性があります。変化したのは、米国側の政策と言えます。ひょっとすると、ブッシュ大統領の変化は次期大統領選挙を考慮するならそれ以外は道が無いのかもしれません。

盟友小泉首相は、この点一種の余裕ですね。

トルコに於けるNATOサミットでは、ブッシュ政権も必死です。
abcNEWS June 27, 2004 INTERNATIONAL

U.S.: NATO to Send Military Help to Iraq
Bush Says NATO Will Send Help on Urgent Basis to Train, Equip Struggling Iraqi Security Forces

The Associated Press

ドイツは、従来からイラク警察の訓練(イラクの外で)を担っていて、また機会があるごとにドイツはイラクへドイツ軍の派遣はしないと繰り返しています。これに対して、ブッシュ政権の Condoleezza Rice 大統領補佐官(米国安全問題担当)など、急ぐのだからイラク国軍の訓練はイラク国内でもできると、NATO 軍のさらなるイラク支援拡大を求める姿勢を強調しています。

しかし、ブッシュ大統領に対しては、アイルランドでは1万人規模の反対デモ、トルコでは4万人規模のブッシュ反対デモが構成され、それでもNATO各国への働きかけを続けるブッシュ大統領、昨年とえらい違いです。大体、米国国民の系譜から言って、アイルランドを訪問する米国大統領は暖かく迎えられる傾向があったはずです。ブッシュ大統領の場合は、かなり異例と言えます。そして、ブッシュ大統領はトルコのEU加盟を後押しもしています。

NATOサミットでは、ブッシュ大統領その成果いかほど期待できるのでしょうか。NATOはアフガニスタン復興支援で手一杯の感も否めないのですが。





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最終更新日  2004年06月27日 14時22分51秒
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