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2004年11月07日
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カテゴリ: 国際
bloomberg.com が、米軍とイラクの約35,000人規模の勢力が、ファルージャを取り囲んで一斉攻撃に入る態勢に入ったと伝えています。
Bloomberg.com
updated: London Nov 07 03:01 Tokyo Nov 07 12:01
U.S. Planes Bomb Fallujah in Preparation for Possible Offensive
米国大統領選挙もブッシュ大統領の勝利で、政治的配慮より、むしろ軍事作戦を重視する環境が整った感触ですが、果たして、総攻撃に入るか、その際勝算は米国側にあるのか、不確定な要素の方が多いと思います。

毎日、米・イラク双方の死者(戦死者とその巻き添えをくった国民)を数えるような状況は、小泉首相が言うような「非戦闘地域」とは言えない国であると断言できるのでは無いでしょうか。

国連事務総長は、米軍が本格的なファルージャ突撃を実現したら、来年1月のイラク総選挙は実施不能になると予測を立てているようです。アフガニスタンにおいては、一応選挙による大統領選出段階までこぎ着けました。イラクにおいても、米国としては来年1月の総選挙は、何が何でも完遂したいところでしょう。

米軍総攻撃態勢
The Sydoney Morning Herald が、ファルージャを取り囲む米 海兵隊の様子を伝えています。
smh.com.au 
Falluja, silent and deserted, waits for the attack

November 8, 2004
攻める側は、装備の点検には念を入れていますが、約10,000人規模の米軍がファルージャの1,500人規模の武装グループを掃討しようとするこの構図、ここ半年のファルージャ攻撃としては最大規模のものが計画されているとのこと。

ファルージャの市民は、避難できる人たちは、ファルージャから疎開をし、現在残っている人たちは、老人か動けない病人のみと見られていますが、実際にどれだけの人たちがファルージャに残っているのか、誰にも分かりません。

また、イラク勢と併せて35,000人規模の米・イラク勢力の攻撃協調態勢はどの程度構築できているのか、これは外部から推し量ること無理のようです。

抵抗勢力の象徴
TurkishiPress.com は、ファルージャの イラク内抵抗勢力の根拠/象徴としての指摘をしています。
TurkishiPress.com
Sunday, November 07, 2004
Fallujah, symbol of the insurgency, braces for US-led assault
AFP: 11/7/2004


現実のところは、攻める方も守る方も不明です。現在の住民の数も不明、現実にファルージャのこれからの戦闘犠牲者も予測不能、毎日死者数のカウントがなされているだけの報道を見ていると、来年1月のイラク選挙は果たして可能かどうか、国連事務総長ならずとも心配になります。

イラク勢力 ファルージャの中央病院制覇
イラク暫定政府 Allawi 首相は、クルド地域を除いてイラク全土に戒厳令を布き、ついにファルージャ突入を開始しました。
Iraqi commandos seize Falluja hospital
Allawi declares state of emergency before expected assault

Monday, November 8, 2004 Posted: 1:39 AM EST (0639 GMT)
CNN.com は、イラク勢がファルージャの中央病院を制したことを伝えています。米軍とイラク勢力が共同でファルージャを制圧できれば、イラクの治安が収まり、来年1月に予定された選挙が国連監視の下 実施できるのかどうか、イラク復興スケジュールの当面の最重要課題です。

米海兵隊ファルージャ突入
今回は、イラク暫定政府 Iyad Allawi 首相の「攻撃開始」要請により米海兵隊がファルージャ突入です。
Reuters
U.S. Marines Launch Offensive on Iraq's Falluja
Mon Nov 8, 2004 12:44 PM ET

By Michael Georgy

FALLUJA (Reuters) - U.S. tanks and Marines stormed into Falluja on Monday night in a fierce ground assault to retake the Iraqi city from rebels.
昨年のイラク侵攻以来の最大規模の戦闘になるだろうと Reuters は伝えています。Allawi 首相の攻撃開始名目は、武装ゲリラにより人質となっているファルージャ住民の解放とのこと。

米軍の Abu Musab al-Zarqawi 一派掃討作戦は、米国の大統領選挙を終えるのを待って、決行されたものですが、少なくとも国連の事務総長はこれに反対していました。一般住民の被害を想定した上で、来年1月のイラク選挙の実施が困難となるから、と言うことだったはず。





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最終更新日  2004年11月07日 15時46分27秒
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