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2005年07月16日
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カテゴリ: International Relations
日本、ドイツ、インド、ブラジル 4カ国(G4)が国連総会へ提出した安保理拡大に関する決議案は、総会決議を控えて、米国、G4近隣諸国、AU(the African Union)等から予想以上の反対に遭い、混迷の度合いを増していると、The NewYork Times が伝えています。
NYTimes.com
Plans to Expand Security Council May Be Frustrated for Now

By WARREN HOGEPublished: July 15, 2005


UNITED NATIONS, July 14 - Four countries that have mounted a joint diplomatic offensive to gain permanent seats on the Security Council - Brazil, Germany, India and Japan - are facing unexpectedly strong opposition from the United States, the African Union and regional rivals, just days before a decisive General Assembly vote.
この状況を迎えて、4カ国はこの週末に外相をニュウヨークへ送り出し、局面打開策を検討することになったとのこと。

12日火曜日には、アナン国連事務総長が、安保理拡大議論に際して各国代表がもっと冷静になるようにと主張し、水曜日には、世界の民主化を説く国連の最も重要な意思決定機関である安保理の 民主化の遅れ(democracy deficit) を是正すべきとも説きました。

アナン事務総長のいうところの安保理における democracy deficit とは、言いえて妙だと思います。日本は国連分担金、米国に次いで2番目の額を負担しています。この日本が、安保理改革に際して 名誉ある地位を占めたいと首相が総会演説をした途端に、中国外交部報道官が、金を出すだけが名誉ある地位を占める資格ではないと極めて 非民主的な反対論をぶち上げ、総会における議論でもG4決議案に強く反対、特に日本の常任理事国への道を閉ざすことに中国は専念しているという感じで、アナン事務総長は 解決すべき democracy deficit の一つと看做しているのだと思いました。

米国の強い安保理拡大 反対論は、民主化を世界に説く米国が、一国主義に走り、何かと国連を無視する傾向が強いのに、G4共同提案の安保理改革に強く反対するのは、やはり解決すべき democracy deficit の一つときっと言いたいのでしょう。





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最終更新日  2005年07月17日 05時31分35秒
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