曹操注解 孫子の兵法

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曹操閣下

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Oct 10, 2007
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テーマ: 三国志(520)
カテゴリ: 戦略
    □謹告□

 内容はほとんど新説ばかりという、三国志ファン、特に魏ファンの皆さん待望の孟徳・曹操の少年時代から董卓の乱まで、波乱の前半生に焦点を当てた前代未聞の歴史論考です。
 ここでは正史記述から、今回の出版では活字にできない細かい時代考証や解釈論などを連載しています。




■第13回■

     ★議郎・曹操の活躍 その1★

 曹操の伝記物は少なくないが、青年時代については、だいたい武官時代の【北部尉】の大活躍とか、済南国の相国として邪教淫祀を撲滅させたトピックスが中心である。

 漫画の【蒼天航路】はさすがにそれはマズイということで、宦官との権力闘争に敗れて庶民となった人物を登場させて、皇帝への上書を頼むというエピソードが付け加えられている。

 これは原作者の李さんが生前に問い合わせをしてくれたらよかったと思うのだが。。。

 曹操は間違いなく、自分の勉学と教養で、霊帝に対して直接の上書を書き上げていたと推理するのが妥当である。

 曹操の自作なのである。すると【蒼天航路】はもっと面白くなったと思うが。。。

 第一回の上書は、議郎に就任した直後。

 はじめて議郎として皇帝の前に出た親任式で、パパパっと上書を読み上げたと考えている。



曹操9.jpg


作画・Ms.KANZAKI


 イラストのポイントは、あえて皇帝の玉座から見るアングルで描いたこと。

 皇帝の玉座の隣にいるのは。。。そう、宦官たちである。

 そして、曹操の背景には、上書の内容に驚き、あわてふためく群臣たち。

 この群集の動きで、曹操の口から出た内容の衝撃的な過激さを表現した。

 このときの曹操は、もう上書の内容はまったく暗記していたということで、顔を上げて皇帝を見すえるという設定にした。

 これはまったく異例のことであったが、驚愕した皇帝は曹操を信任し、その上書を三公(大臣たち)に直接に下げ渡して、激しく叱責した。

 恐怖した大臣たちはただちに総辞職したという。

 まさに曹操の一枚の上書が政権交代を引き起こしたのである。





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Last updated  Oct 11, 2007 11:29:26 PM
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