高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

2008.11.01
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AM4:30 起床。 早っ!けど7時間以上寝ているか・・・。


どこからか歌が聞こえる。


その歌に向かって、歩いてみる。


月明かりの中、ある寺院に着く。


歌ではなく、祈りであった。


この島はモスリムの人が多いようだ。


おとといの祭で、太鼓を叩き過ぎて、右手人差し指が痛い。






AM8:20 再起床。 いやーよく寝た。


気分を変えて、先ほど見つけた寺院の横の宿に移る事にする。


  ***********


昼過ぎの散歩中、スゲー綺麗な景色が見える場所発見。


そこでずっと景色を見ていると、いつの間にか後ろにいた、あるカップルが、「さっきの場所の方が素敵だった」的な会話をする。


それを聞いていた、別のカップルが、「さっきのってどこ?」的な会話を推し進める。


そんな会話を「聞き耳をたててる」的なワシだが、一応「瞑想している」的な素振りはしておく。


なんとなくだが、「さっきの」がわかったので、別のカップルが移動した5分後位に、ワシも移動。 (ワクワク移動。)


その「さっきの」はとあるビーチであり、軽めのジャングルを抜けたところにあるらしい。


小道を歩き始めると、その先に例の“軽めのジャングル”を発見。大喜びで突入する。


なぜか早速、蜘蛛の巣にひっかかる。





疑問を胸に、(大きな動物に出会うと怖いので、)大声で歌を歌いながら、ジャングルを歩く。


20分ほど歩き、怖くてベソをかき始めていると、ようやく人(西洋)に会う。


「ベイベー あと何分で、オレはビーチに着くんだい?」


「よぉ旦那。5~10分で着くだろうけど、かなりヒドイ道でっせ!」


なんて言ってた通り、とことんヒドイ道が続く。





高校2年生の時以来の激しい転倒スタイルで…。


  ***********


ようやくビーチに着く。 誰もいない。


「誰もいないのと、穴場は“似て非なり!”」と、大声で8回ほど繰り返して叫ぶ。


特に奇跡も起きない。


海はなかなか綺麗だが、浜が汚い。


浜の汚いプライベートビーチはなかなかない。


でも、夕方までの数時間はここで過ごす事に決定。


7分後・・・なんだか、えっらく寂しい。


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2時間ほど過ぎると、潮が引き始め、とっても水がクリアになる。


そんな中、なんと驚いた事に、そのビーチに手漕ぎボートが流れてくる。


流れてくるというより、まぁチャンと漕いでいる人(17歳の少年)がいるのだけど・・・。


降りる4名のアホ観光客と乗る1名のただのアホ(満面の笑み)。


ワシはもう二度と、ジャングルに帰る事はなかったそうな。


めでたし、めでたし。






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最終更新日  2008.11.04 02:32:47コメント(0) | コメントを書く
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