FROM  NEW  YORK

Jan 28, 2006
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カテゴリ: 旅行・紀行
   一日がかりのツアーになる、エル・ユンケ熱帯多雨林(Rain Forest)やポンセ行きをやめて、半日ツアーのオールド・サン・ファン観光に参加した。天候も考慮した上、また自分たちでも観光出来るけれど、ガイドからの説明が聞けること、またプエルトリコの主要産業のひとつであるラム酒、バカーディ(Bacardi)工場見学にも行けると言う事で参加した。もちろん、サービスでラム酒が飲めると知っていたから。もちろん、これに乗り気だったのは母ではなく、もちろん私だった。

   ラム酒で作るカクテルにはいろいろあるけれど、代表的なのがピナコラーダ(Pina Colada)、ダイキリ(Daiquiri)、マイタイ(Mai Tai)、最近の流行はモヒート(Mojito)、そしてプエルトリコではバカーディ&コーク(コカコーラ)。工場見学の時、バーテンの説明がありウィスキーと同じようにラム酒にも3年もの、5年もの、・・などがあると説明してくれた。その時、

「ラム&コークとオーダーすると・・何が出てくる?」
「ブランドじゃない、ハウスで一番安いラム酒とコーク。だからバカーディと使命して!」

そんな簡単なカクテル豆知識も披露してくれた。もちろん、バーテン学校に通ったことのある私は知っていたけれど。その時のインストラクターが何度も繰り返し言っていたのが分量ということだった。もちろんバカーディやアブソルート、ブランド名も関係するだろうけれど、カクテルは数種類のお酒やジュースと混ぜる。だから正しい分量がだと安いラム酒、ジン、ウォッカでも美味しいお酒が出来るのだと。工場見学が始まる前と後にたとえプラスチックのカップに入ったカクテルでもタダ(無料)というのはさらに美味しく感じだ。何故か持ち歩いていた柿の種が良いつまみになるなんて夢にも思っていなかった。

   このラム酒、実はプエルトリコの歴史に無くてはならない存在のものなのだ。

   ラム酒を作るのにはサトウキビが必要。そのサトウキビをクリストファー・コロンバスがプエルトリコに持ってきたことに始まる。ラムの主原料となるのは砂糖を製造する際にでるさとうきびの副産物モラセス(糖蜜)と呼ばれるもので、さとうきびの汁が沸騰し結晶になった後に残るとろりとした黒いシロップ。モラセスを発酵させ、蒸留し、樫樽で熟成させる。ライトでドライなプエルト・リコのラムは、培養イースト菌を使って、通常以上に速く発酵を進め、1-4年熟成させるという。

   けれどこのサトウキビ畑の労働力として連れてこられたのがアフリカの奴隷たち。アメリカ本土だけでなく、カリブの島の黒人の歴史というのを改めて知った気がした。ラム酒は当時イギリス領地のアメリカに送られていたとネットでさらに調べてみると出ていたのだけれど、この奴隷売買や大英帝国が貿易商に膨大な課税をしようとしたこともアメリカ独立戦争になった要因のひとつでもあるとあった。

   バカーディ工場の終わりには最近のコマーシャルがガンガンにかかる音楽と共に、クラブで踊るセクシーな人たちがバカーディを飲むシーンが巨大スクリーンに映し出されたのだけれども、その一滴になるまでの歴史を思うと何故か違和感を感じた。



Barcardi Drinks



【ピナコラーダのレシピ】
1 1/2oz. ラム酒(バカーディにしましょう 笑)
2 oz. パイナップルジュース
1 oz. ココナッツミルク
1/2 バナナ
1/2 氷
上記全てをブレンダーにいれて20-30秒かける。
パイナップルの実を付けて出来上がり!





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Last updated  Feb 6, 2006 06:21:05 AM


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