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中国通販サイト Aliexpress で買い物、通関後ヤマト便で届くというステータスをエスポリア通関状況で確認したと思ったら、エスポ便に変わっていた。以降長々書くのでエスポ便を追跡できるリンクを先にまとめておく。追跡内容リンク通関手続き状況ESP 通関システムエスポ便追跡espoirer お荷物問い合わせサービスあれ?何か見間違えたのかなぁ。追跡番号 49 で始まるのにエスポ便? いつもはヤマト便のはずなのに。クロネコヤマトの送り状番号検索にはいつまで経っても現れなかった。エスポ便が追跡出来るかどうか調べてみるとespoirer お荷物問い合わせサービスというのがあった。いつまでもステータスが変わらず心配になる。配達 1 時間程前に突然配達中に状況更新された。エスポ便の拠点ってそんなに近くにある?届いた荷物のラベルはエスポ便、espoirer と業者名が書かれていた。置き配を基本として、ポストに入るなら投函になる様だ。重ね貼りされたラベルを一部剥がしてみる。重ね貼りも Aliexpress あるあるだ。をを、ヤマト便のラベルが下に貼られていた。通関状況確認で見た覚えがあったヤマト便は確かに途中までヤマト便だったのか。ヤマト便も Aliexpress から配送される荷物は別扱いになっている感があった。Aliexpress 荷物を届けてくれる担当者はヤマトの制服を着ていない。どうも個人事業主に業務委託しているのではと思うところがあった。通関後保税地域外に出された後、ヤマトが引き取らなかったのかな...
2024.06.18
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秋月トライアック万能調光器キット 20A タイプを組み立てて動作させると、ジージーと回路から音がする現象が有った。調べてみるとオプションとなっているフィルター回路 CF2 コンデンサが鳴っていることが分かった。ZNR の定数変更でなる様になった可能性もある。PDF 回路図 BSCH v3 回路図以下の変更をした。これらの変更が安全であるか当方は保証できない。ZNR をブレークダウン電圧 200V 品に変えてある。データシートでは ブレークダウン電圧 150V 品は交流印加最大電圧を 95V としている。AC100V を制御している状況で動作状態によっては定格を超える。RF は 1/2W カーボン抵抗を 1W 品の酸化金属皮膜抵抗に変えた。1/2W でも十分に定格内だ。ノイズの状況次第で流れる電流は変わるので余裕を持たせた。CT は 0.1uF 250V 品とした。TRIAC が故障してオープンになった場合、波及してコンデンサも破壊しない様にした。CF1, CF2 は 0.1uF AC250V の メタライズドポリエステルフィルムコンデンサにした。より安全性を重視するなら、各種安全規格適合品が良いだろう。CF2 が鳴っていることはプラスチック柄の歯ブラシ(透明で金属などの芯が入っていないことが分かる安いもの)の柄で部品を押さえてみて鳴いている音が変わるかどうかで探した。(注: 基板はネジ取り付けの方が安全です)ZNR でノイズを吸収しなかった分を CR フィルターで吸収したのでコンデンサが鳴く様になった可能性を考えている。ZNR を定常的なノイズ吸収に使うのは避けたい。寿命特性がある。コンデンサが鳴くのは意図した動作だ。鳴きを意図しているメーカーの記述を見つけた。今日は風が涼しい。負荷のクリップファンで暑さ対策をしなくても済んでいる。
2014.08.25
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秋月秋葉原店のジャンクに新しいものが入っていた。室外ワゴンに 詳細不明リモコン、20x4 キャラクタディスプレイ(SC2004 系)、温度ヒューズ(2A, 250V, 130℃)、ラッチングリレー(4.5V 駆動, 2C 接点) が並ぶ。SC2004CS*B-SO-GS-K は現行販売品と型番が違う。枝番部分が何を意味しているのか、推測できるデータシートが見つからなかった。地べた置きのカゴには 5 φ 黄色 LED 袋が有った。黄色は人気が無いのかなぁ。使ってみるとアクセントとして映える色だ。店内に IC の JUNK が出ていた。新日本無線のデバイスが中心だ。NJM4565M(汎用OPアンプ), NJM2722E(HeadPhoneAmp) (2016.5.7 取り消し: 画像確認間違い), NJM2584AM(ビデオスイッチ), NJM78L05EA(3端子レギュレータ), NJM6319BE(カスタム品?)(2016.6.26取り消し NJU6391BE 水晶発振 IC, 50MHz までの水晶を使えて 1/2 分周出力 秋月よりデータシート有り, NJU7072D(C-MOS 低入力オフセット), NJM2722(SR=1000V/us オペアンプ 下の画像には写っていない), NEC PS2562(Photo - Darlington transistor, CTR=2000%, tr tf=100us)。NJM2584AM ばかり目立つので、めぼしいものは売れた後なのかもしれない。上の画像をクリックすると 4000x3000 の拡大画像になる。別の 小型 IC ジャンク画像 4000x3000秋月秋葉原店もジャンク品の揃えが楽しくなった。
2016.05.05
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17 年間使用してきた電子レンジの時間設定用つまみ(ロータリー・エンコーダー)が効かなくなっていた。10 回くらい回して 10 秒進む程度になってしまった。意を決して修理することにした。先ず内部にコンデンサが有る。その充電が抜く必要がある。コンセントからプラグを抜き 30 分待つ。電子レンジは内部に高圧部分があり、自己修理は勧められない。自分も覚悟の上だ。東芝 ER-CX1 (H) 製造は 1995 年 1 ~ 6 月だ。就職祝いに買ってもらった品だ。17 年間ずっと自分の食事を支えてきた。既に修理対応期間は過ぎているはず。エンコーダー以外の部品も劣化が進んでいると思われる。少なくとも後数年は頑張ってもらおう。修理のため底を見てみる。開けるべきところか確認する。こうやって見回してみて、彼方此方にネジが付くべき場所にネジが無い事に気づく。底面では重い高圧トランスを支えるネジが無い。トランスから出た足を挿し込んであるだけだ。カバーを開けると高圧ブロックが目に入る。中央上にマグネトロン、中央下に高圧トランス、右下奥にコンデンサ、多少煤けている。目立った焼けは無い。トランスに 2 次 AC20000V と書いてある。目的の制御基板は左側にある。画像を何枚か撮り、配線を戻せるようにする。上部の接地線を固定しているネジを外すと、制御器基板はフロント部分ごと外れた。各ブロックでネジの長さが微妙に異なる。基板に少し焼けがある。まだ使える程度だろう。左にカスタムマイコンが見える。今の携帯機器に入っている SOC チップの先祖に当たるものだ。こうやって日本もマイコンを作ってきたのに、世界中で使われる SOC チップは開発できなかった。強いて言うとルネサスの EMMA シリーズくらいか。この電子レンジが作られた時点で「世界で使われる」という視点は無かったのだと思う。カスタムマイコン故、この電子レンジ(のシリーズ製品)で使われれば良しとする設計だったに違いない。型名に CX1 が付いている。この電子レンジの型名の一部だ。恐らく 10 ~ 100 万個程は製造するから、「カスタム設計の方が安い」と言う事で、シリコンのマスクも、ROM Code も起こしたに違いない。それは 100 万個しか売れないデバイスなのだ。製品が代替わりすれば、他に使うものが無いデバイスだ。こうやって大量に使うからカスタム品を作るという事を繰り返し、単一製品では安いけれど広がりが無い物ばかり作ってきた。日本のメーカーがカスタム品に人的なリソースを注ぎ込んでいった傍らで、海外の半導体メーカーは日本製デバイス研究した。彼らなりの結論として汎用的な SOC を作り上げてきた。検索すればだれでもデータシートが手に入り、Linux が動き、Android が動作する。世界の誰でも使えるデバイスを完成させていたのだ。小規模マイコンも PIC, AVR, Cortex-Mx 系 の小型マイコンが溢れている。だれでも開発ツールが手に入る。修理の話だった。制御基板をパネルから外した所で、右下にロータリー・エンコーダーが見えた。やっと辿りついた。覗き部分が煤けていたので拭いて綺麗にする。エンコーダーは予想と違い、基板と独立していた。専用の金具でケースに固定され、手を掛けて回す時に掛かる力を考慮して有った。それでも動作不良だったと言うことは、接点がやられたか。半田クラックは目視で無かった。念のためエンコーダーの端子部分の半田をつけ直す。エンコーダー内部を電子部品クリーナースプレーで吹き、CRC-556 を掛ける。こうしてしまうと元々有った油脂を溶かしてしまう。悪い結果も考えられる。組み立て直して試運転する。リレー接続は間違っていない様だ。レンジ、オーブンとも動作する。ロータリーエンコーダーも気持ち良く動作し、意図通りに時間設定できる様になった。さて、早速今晩の飲み物を温めてもらおう。これからも頼む。
2012.10.26
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久しぶりに使う器具があった。電池取り換えていないな... スイッチを入れる前に電池の状態を見てみる。液漏れしていた。使用期限切が 2017年5月、切れている。あれ?マクセルの電池って液漏れするんだっけ?次の画像の様な赤い「ボルテージ」と違う。液漏れ対策が無い品種だろうか?調べ見てるとマクセルのアルカリ乾電池現行品はボルテージだけになっていた。金青デザインの電池は廃品になったのか。他にあまり使っていなくて、アルカリ電池を入れた器具あったかなぁ...
2020.05.21
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Logitec LCM-T202AD/S(S) を開けてみて、異常がある部品を探した。電源部の出力コンデンサに膨張が見られたので交換してみた。しかし、スタンバイから復帰すると画面が一瞬しか出ない症状が残った。画面が出ない症状は、恐らく低温と関係が有りそうだ。低温でどの部品に問題が出ているのか特定できていない。電源基板の焼けが酷いので、LCM-T202AD/S(S) の修理は進めず退役させる予定だ。簡単に分解記録だけ書いていく。分解前に液晶画面に傷を付けない様にカバーをした方が良いだろう。手袋もした方が良いだろう。シャーシのエッジで怪我をする恐れがある。裏面、スタンド部分にネジ 4 個所、下部分にネジ 4 個所がある。これを外す。フロントパネルとリアパネルを嵌めている爪を全て外す。上下左右に存在してる。外さずに無理やり空けると中の勘合爪を折ってしまう。自分は 4 つ折ってしまった。お好み焼き返しの様な道具が適当だろう。アルミテープとスピーカーケーブルを押さえているテープを剥がす。これらを戻すために幅広のアルミテープとカプトンテープを用いた。ケーブル類を外す。線が細いので配線を引っ張ると切れる。精密ラジオペンチでコネクタ部分を持ち、精密ドライバー等を使って丁寧に緩めて外す。切った場合は再圧着は出来ないし、半田補修も出来ない。ピンは熱を加えると酸化して、鼠色に変化する。やってしまった。基板カバーを外す。4 隅の + ネジを No.1 ドライバで緩める。バックライト基板と電源基板はコネクタで接続されているので両方を同時に外す。電源基板には信号変換基板に繋がるケーブルも接続されているので外す。電源基板を取り出す。680uF 16V の電解コンデンサに膨らみが見られた。基板の焼けが酷い。もしかしたら、半田クラックも有るかもしれないので怪しい所は再半田する。先の 680uF 16V と隣接する 1000uF 16V は並列になっているので同時に交換した。手持ちの部品の関係で 680uF 25V と 1000uF 16V に交換した。高さはヒートシンク以下にする必要がある。標準的なコンデンサ形状でも収まるだろう。買った時に Premium MVA パネルだと聞いていた。富士通製かと思っていたら、台湾 AUO (AU Optronics) 製だと解った。色々と気になるな、と思いつつ使っておおよそ 6 年経過か。
2011.12.12
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実家にある TOSHIBA F-DLS1000 扇風機が良く止まっているのに気づいた。母が色々とスイッチをいじり回して使い始めているのを見て、「何でだろう?」と思ったのが始まりだ。ネットを検索した情報F-DLS1000 止まるを先に書くと、どうも評判が悪く、停止問題が多発している感がある。昼寝の最中に脇で回していた。40 分くらいで止まってしまった。タイマーを設定したわけでも無し。さて... その時は Cx (x の部分は 2 だったか 4 だったか) 何かのエラーを検出してるのでは?と思った。夕食に誘われて、行ったときにまた止まった。今度はエラー表示無し、パネルの表示は正常動作時と全く変わらず。羽は回らない状態で操作を普通に受け付ける。何かの安全機能が働いている(だとすると設計としておかしい)?それとも異常検出できずに停止? 取りあえずドライバーとか無しで分解できるところを見てみよう。台座と柱は上の画像で右奥に有るボタンを押すとアンロックされる。ボタンを押したら、C2 C4 (2018.7.22 訂正)表示がでた。これか! アンロックして、台座から柱を外す。台座と柱が接合する部分に電気を通すための端子があった。柱側にピンが有り、ピンを良く見ると接触箇所に黒い放電痕が有った。画像を撮り損ねたな。ああ、接点に電気が通らなくなっていたのか。取りあえず道具らしい物が無いところでできるのは黒ずんだ所をティッシュで拭くこと、ヤスリなんかで削ったら悪化させてしまう可能性もある。うーん、接点構造の設計不足と材質かメッキ仕上げの選定誤りかな。昔ながらのリン青銅剥き出しにしなかったのかな。理想は金メッキだ。さて、取りあえずの停止時復旧方法は、(1) 台座右奥のロック解除ボタンを柱が倒れないように押さえて押す。(2) "C2" "C4" (2018.7.22 訂正)エラーになる(予定通り)。(3) 電源ボタン押しで off、(4) 少し柱を揺すってみて、ロック解除ボタンを押し状態から戻す(多分何もしなくても戻っていることが多い)。(5) 電源ボタンを押して on接点の接触が悪くなるのは想定できるエラー状態のはず、何故に即エラー検出出来ないのだろう? そもそも回路や制御ファームウエアに作り込みが無いのだろうか? 先の操作で復旧するので何かの作り込みは有りそうな感が有る。まさか、開発段階で頻繁に止まる問題が見つかって、エラー遷移しないように態とファームウエアのアルゴリズムを変えたとか...危ないなぁ (MADE IN CHINA これでエラー出ないアルよ)
2018.07.21
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練習で使っていたランプレセプタクルの配線を止めるネジの頭を潰してしまった。手に持ちながら回すと、回転軸に対して斜めに力が入ったり、浮いてしまうと、ネジの頭を舐めてしまう。下の画像の一番左のねじだ。ネジを止まるまで締める時は机などの固定された台上でするのが良いのが解った。輪作りした銅単線もなるべくネジ止めしたときに有るべき形に止める前に整えておくのも変形を防ぐことが解った。ネジの頭が潰れて仕舞うと回しにくい。少なくとも練習には困らない程度で代わりになるネジを探す。バインド小ネジ (+-) M3.5 x 6 (黄銅) と言うのを見つける。ランプレセプタクルの場合は M3.5 x 8 の方がより近い形状だ。2019/9/5 追記: "バインド小ネジ" は JIS C8302-1995 "ねじ込みソケット類" において JIS C 8303 で示される "大頭丸平小ねじ" と呼んでいる。上の画像では左側(接地側)にバインド小ねじを付けてある。僅かな違いが有る。先にも触れたようにねじ長は 8mm(レセプタクル付属ねじ) → 6mm(バインド小ねじ) で短くなる。傘の直径は 7.40mm → 6.73mm となりやはり小さくなる。ねじ頭の溝加工もバインド小ねじの方が面が多い。練習用に限れば使える。このねじはアウトレットボックスの接地接続ねじには使えない。ねじ径が違う。無くしたり、潰しても困らない程度の数は確保できた。チマチマと練習は続く。
2019.09.01
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久しぶりに秋月八潮店へ行く。blog をサボっている間も 3 ヶ月から半年程度の間隔で行っていた。店外はサッパリした感じを継続中、店内の売り場を拡張した後はずっと、店外は何も配置していない。RIGOL の DHO800, DHO900 展示は継続中だった。RIGOL はなぁ... DS1074 を持っているのだけど、Zoom して pan 操作をしている最中に波形にノイズが乗ってしまい、消えないバグを何度も経験していてイマイチ感が募っている。RIGOL 展示の下には訳ありスピーカー 10cm 8Ω 10W 300円、付箋には「芯ズレ」、「エッジガスケットへこみ」と書いてあった。他にも製造不良と思わしき不具合が書いてあった。接着剤多用の部品だから、工程途中で不具合に気づいても、手直しできず完成まで流してしまうのだろうか。RIGOL 展示の脇は光り物のワゴンセール、今のところは大型 LED は用がなさそう。蛍光灯の灯具が壊れたら改造?まだまだ先だと思う。八潮店限定で NJM4558DX (DIP 8Pin), NJM4565L (SIP 8pin) のレール売りがあった。1 レール 500円 だ。NJM4558DX あれ? X サフィックスって有ったっけ?知らないだけかな。4558 系列はいっぱい持っているからなぁ... 特に 4558 そのものは不思議と部品箱をみて「君に決めた!」的な選択をしないオペアンプになっている。NJM4565L は 8Pin の SIP パッケージ、昔有った 9Pin ではないのでピン配置はデータシートに載っている。9 Pin タイプは両端が V+ になっている。直立タイプの 7 segment 4 桁 LED カソードコモン、時計用かな?と思ったらドットは全て 1 点、発光色は赤なのに対し、シールは緑なのでちょっと注意だ。ブレッドボード上の取り回しはこっちの方が良いのだろうか?ちょっと、長くなったので一休み。
2024.04.07
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昔の高圧電源回路図の落書きを手直しし始めている。色々と調整中なので、PDF だけにしておこう。トランスの定数は ATX 電源から外したものを入れている。と言っても並列容量や直列抵抗は適当だ。各種保護回路も入った。過電流、1 次側過電圧、2 次側無負荷の時に出力 FET を OFF する。シミュレーションでも保護回路が働くので安心だ。
2010.04.10
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dhcpd, tftpd, nfs server が稼働しているネットワーク環境で、Ubuntu 20.04 amd64 を network boot (PXE boot) しようとした。今までと同じ設定では PXE boot に失敗した。Netbooting the live server installerを読んでみると、pxelinux.cfg/default の APPEND 行に ip=dhcp を追記する必要があることが分かった。LABEL Ubuntu 20.04 x64 Desktop KERNEL ../ubuntu-20.04-desktop-amd64/vmlinuz APPEND ip=dhcp boot=casper netboot=nfs nfsroot=192.168.0.160:/export/ubuntu-20.04-desktop-amd64 initrd=../ubuntu-20.04-desktop-amd64/initrd vga=791 nomodeset --これで PXE boot するようになった。以下問題発生状況を書いていく。注: ここでは dhcpd, tftpd, nfs server の設定方法は省略する。既にこれらの server が稼働していて、ファイル配置が済んでいる(リンク先はファイル配置状況のメモ書き)。ここまで設定して、pxelinux.cfg/default の記述に次の様に ip=dhcp が含まれていないと、PXE boot しなかった。LABEL Ubuntu 20.04 x64 Desktop KERNEL ../ubuntu-20.04-desktop-amd64/vmlinuz APPEND boot=casper netboot=nfs nfsroot=192.168.0.160:/export/ubuntu-20.04-desktop-amd64 initrd=../ubuntu-20.04-desktop-amd64/initrd vga=791 nomodeset --PXE boot 失敗の様子を見ていると、NFS mount をしようとするところで、"connect: Network is unreachable", "NFS over TCP not available from" と出てきて、mount に失敗している。暫くこの状態で待っていると、busybox に fallback する。/bin/ifconfig -a で確かめてみる(実体は busybox build-in command)。network の IP address, subnet mask が構成されていない。どうやら、DHCP で一度構成された IP address, subnet mask を引き継がなくなった様だ。DHCP server から IP address を再振り出しすることになる。厳密には PXE boot した時の IP address と同一である保証は無い。vmlinuz, initrd を tftp で down load するおおよそ数分以内であれば、同一の IP address が振り出されるであろうという最もらしい期待だ。色々と調べて、先に出した様に APPEND 行 (kernel の boot parameter) に ip=dhcp を加えれば良いことが分かった。Ubuntu 20.04 の installer は Network boot の時に down load したファイルをチェックするらしく、local server を立てていた場合でもこの工程に 2, 3 分は費やすかもしれない。kernel parameter から quiet splash を外して、vga=791 nomodeset を加えた。やっぱり linux はワシャワシャと boot log を出して、動いている感を全開にしないと。
2020.05.11
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久しぶりに blog を書く、3 月末で業務請負が終了になる。理由は発注元の事業構成変更だろうか? 引き継ぎ、通常の打ち合わせで聞いた 5 段落にも満たない聞いた話の印象だ。それとも「4 月になって、実は何も変わっていなかった」かもしれない。毎週金曜夜にしていた次の 1 週間分の惣菜買いだしは終了だ。自炊を再開する。久しぶりに個人商店の八百屋へ行く。曲がった大根、土まみれのキャベツ、茶色い日焼け班と傷がある柑橘類、4 年前から変わっていないなぁ。在宅勤務中、自分の時間があると思っていた。毎日業務終了挨拶書き込み後、source code を読む、連絡チャットアプリをぼーっと見ていることが多かった。不思議と頭の転換ができずネット動画を寝るまで見続けることも多かった。サボっていた精密検査を受けるなど、積んでしまったことも多い。緩くボチボチと blog を再開できればと思う。
2024.03.30
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scankeylx の実行環境として ubuntu 15.04 i386 が使えるか試している。インストールをせず「ubuntu を試す」で live linux として動作させてみる。いきなりログイン画面が出てきた。動作がおかしい。username: ubuntu, password: 無しのまま、でログインしようとしても、ログイン画面に戻ってしまう。2016.6.21 対処方法追記: USB boot の Ubuntu 14.04.3 で Try Ubuntu がログイン画面になる - 別のウインドウマネージャーに差し替え[Ctrl]+[Alt]+[F1] や [Ctrl]+[Alt]+[F2] で仮想コンソールから username: ubuntu, password: 無しのまま でログインできる。なのでアカウントに変更はない。sudo su もできて権限昇格できる。昇格した権限で useradd -m ユーザー名 もできる。passwd ユーザー名 でパスワードも設定できる。グラフィカル・ログイン画面で追加したユーザーが出てきた。これらアカウントも同様にログインできない。実マシンで DVD disc または USB memory で起動した時に起きる様だ。仮想マシンだと期待通り、「ubuntu を試す」でデスクトップ画面がログインしなくても出る。softpedia の記事によれば "Received Very Well"らしい。仮想マシンで夢でも見ているのだろうか?実マシンで動かすと Very Hell ?
2015.05.10
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引っ越しで持ち込んだ物干し竿 2 本を連結する。連結する物干し竿は物干し架台のスパンが長く、掛けることができなくなっていた。引っ越し先が大きくて使えなかった数少ない品(数えると 4 品くらいのはず)のうちの一つだ。針金では強度不足?と心配していた。意外としっかり連結できた。針金を掛けた部分は後から、繊維入りアルミテープで引っかかりが無いように巻いた。アルミは柔らかいので擦れなどでシーツなどを黒く汚す可能性もある。予防的にビニールテープをさらに巻くことも考えておこう。太い竿になるのでハンガーは掛からない。シーツなどの大型の洗濯物専用になる。限定的な運用だ。始めから「シーツを掛ける竿が欲しい」という要求だった。要求は満たされたのだ。欲を出さない方がいいかもしれない。もうすぐ近くにホームセンターができる噂もある。これで心の「欲しい物リスト」から物干し竿は消えたはず?ビニールテープを買えば良いはずなんだよね...
2018.02.08
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部品箱に入れていたニチコン HN 1200uF 10V が膨張していた。電圧を掛けた記憶はない。保存温度は室温なので季節的な変化を伴い 10 ~ 35 ℃だろう。湿度は未測定、風呂に近い部屋なので普通の居間よりは高めだったかもしれない。ロット記号は H0439 なので製造不良ロットに該当しているのかも。電解コンデンサを使わずに大事に取っておくのも「なんだな」と言われそうだ。容量を測ってみる。1616uF だった。仕様よりも大きい。電解液の揮発が始まったばかりなのか。秋葉原のどこで買ったんだっけな?
2016.12.05
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マイクロブロア MZB1001T02 を手に入れて駆動してみることができた。測定した結果を元にモデルを考え直してみる。テスターで端子に針を当て MZB1001T02 の容量を直接測ってみる。なるべく低い周波数で測るテスターを使う。容量は 7.07nF だった。測定周波数は 8.18kHz だ。7.07nF に対して 約 25.4kHz で共振するインダクタンスは 5.53mH となる (25.43kHz で共振)。測定周波数 8.18kHz を当てはめて、測定時のインピーダンスを計算すると、Zc=2.75kΩ, Zl=284Ω となる。Zl/Zc=0.103 なので 10% 程小さく容量が測定された可能性がある。等価直列抵抗のことも考えると、もう少し小さめの値に測定されている(実際はもっと大きな容量な)はずだ。NJM386D で駆動した時の電流から ESR=148Ω 位だと見積もる。キャパシタンス・インダクタンスはテスタで測った値とそのまま計算した値を当てはめる。共振を起こしているのは機械的な構造なのだ。そこにコイルは無い。2 ~ 3 倍程度の違いの範囲であれば、発振起動などの非定常状態の見積もりも大きな影響は無いはず。LTspice 回路図(標準部品で動く)波形を見てみる。コイル電流 C2 が 83.4mApp となった(後でカーソルをずらしてみると 84mA くらいまで大きくなる)。LM386 の出力波形の立下りが実際と一致していない。I(R9) 辺りの電流が実際と違うのか、出力トランジスタ周りの特性差だろうか。シミュレータでは電源電圧をもっと高くできる。実際の LM386N-1 と NJM386D は最大 12V、LM386N-4, NJM386BD で 18V だ。あっ、大振幅で駆動すると、聞こえないけれど大きな音に耳を曝す可能性が有る。要注意だ。関連する日記のリンク圧電マイクロブロアを題材に LTSpice で試してみる圧電マイクロブロア駆動回路を LM386 で作れるかなぁMicro Blower MZB1001T02 を NJM386D で駆動してみる
2017.04.29
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中古道具の寄楽屋で METRONIX Model 524B を見つける。今時 Type-C 給電で手のひらにのる安定化電源もある。シリーズレギュレータの分かりやすさと、低ノイズに期待して手に入れた。背面に大きなヒートシンクと TO-3 型トランジスタを配置してあるお決まりの構造だ。トランジスタは 2SD867-Y、用途に Power Amp がある。コンプリメンタリペアはない。準コンプリメンタリ用途か、出力トランスを使った Class B Amp 用途?良く使い込まれているせいか、AC コードに被せてあるチューブはかなり傷が付いていた。ヒートシンクのエッジに当たって傷か付いたのだろう。こうやってみるとお決まりの構造は最適な作りではないようだ。ヒューズを飛ばしたことがある?10A のものが入っていた。指定は 2.5A だ。はて、CV - CC 型なので過負荷でヒューズが飛ぶのだろうか。2.5A のヒューズ買わないと。蓋を開けてみる。ドライバを使って回すのは、フレームを挟む留め金だ。90 ~ 180 度回転すると外れる。制御基板側と整流ブリッジ側の両方が開く。制御基板の能動素子はトランジスタで構成されていた。IC は使っていない。基板上は 4 端子の整流ブリッジダイオードが使われていた。整流ブリッジ側からみる。こちらはダイオード 4 本を使用したブリッジだ。長期に渡って修理が可能な様に部品選定した?保守性は側面の開けやすさ以外は良くない。配線はメーター以外は全て半田付けされている。前面端子部分も半田付けだ。製造時なのか、修理時なのか大きな半田屑がこびり付いていた。半田のやり直し跡がほぼ見当たらないので製造時だと考えている。特定は出来ない。ちょっと長くなりそうなので、とりあえずここまで。先に簡略化した回路図を出しておく。現行品ではなく、修理対応も終わっていると思われる。そのままの回路図を出しても良さそうだけど、控えておこう。画像のリンク先は PDF になっている。Metronix Model 524B PNG 画像の回路図簡略化回路図にあるオペアンプみたいな部品は制御基板の画像から推測できる通り、数個程度のトランジスタで構成されている。出力はどれも Open Collector だ。LM393 コンパレータの様な出力に近い構造だ。一応シミュレーションに掛けてみて動作を確認している。それでも間違っている箇所は有るかもしれない。これも続きで説明を書こうと思っている。昭和の時代、実験室のどこにでもあったメトロの電源、タッチパネルなんて高級な UI は無い。今の子使えるのかな...
2023.12.18
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まず、私も「にわかに繋いでみて、探っている」レベルです。ですので、7200.11 を復活する方法について、「試していない。」というのが現状です。自分が集めた情報は、7200.11 が BIOS から認識できなくなった場合の復帰方法、Seagate ハードディスクのシリアルポートコマンド解析です。forum.hddguru.com により詳しい情報が集まっているようです。シリアルポート(RS-232C) を繋いで入力したコマンドに対する応答が「どうも思った通りではない」という場合は、そのエラーメッセージ等を google などで検索してみてください。forum.hddguru.com が結構ヒットする様です。 7200.11 復帰方法のページにある Reference files(直接リンクは弾かれるかな?) を解凍して pdf を読んでください。そして、作業をイメージしてください。BUSY 問題(恐らく BIOS 認識出来ないか PC が起動しない問題)の復帰手順に基板を外す作業と取り付ける作業が有あります。 基板を通電状態でアッセンブリ(機械部分)に取り付ける様です。通電しているのでドライバの先、衣服のボタン、指輪などで基板をショートさせたりしない様に注意が必要です。必要ならば、コネクタが接触不良にならない様に注意しながら、マスキングテープ等で保護しておくとよいと思います。また、非通電状態で何度か作業を練習するなり(あまり練習するとコネクタを痛めます)、壊してもよいドライブが有れば、それで練習するのが良いと思います。 PC のシリアルポートは出来れば USB to RS-232C コンバーターではなく、マザーボードの COM ポートを使用することをお勧めします。USB to RS-232C コンバーターは出来が良くないものが多いです 参考。最新のマザーボードには COM 端子が背面に有りません。しかし、面倒でも COM ポートバックパネルを取り付けて、PC のマザーボードにある COM ポートを使ってください。 2.54mm ピッチのピンヘッダ圧着端子は HDD のシリアル端子に挿しても抜けてしまいます。私はヒロセの DF1B-2428SC を改造して使いました(これもピッタリではない)。千石電商の 2520-10GT の方がより適合しているかもしれません。 作業中は静電気の発生に注意してください。特に立ち上がったりするときに大きなエネルギーの静電気が発生します。グランドに触れながら、立ち上がる、作業する等の工夫をしてください。 コマンドからの判断ですが、Grow list(出荷後の欠陥ブロックリスト)を消してしまうようです。従って、場合によっては、いくつかのファイルやディレクトリが欠陥ブロックを含むようになり、ファイルが壊れたり、ディレクトリが脱落する可能性が有るようです。秋葉原界隈では、新品、中古とも Barracuda 7200.11 は入手困難になってしまった様です。秋葉原も、一般向け商売でないとやって行けない場所になったのかもしれません。関連日記ページへのリンク 2009.1.25 以降追記調査開始(シリアルコンソールポート探索編)シリアルコンソールポート接続ロック解除手順についてシリアルコンソールポート接続回路シリアルコンソールポート電圧調査ST31000333AS シリアルコンソール端子特性測定シリアルコンソール接続治具(市販品)検討代替ブロック(セクタ)発生
2009.01.21
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秋月のスイッチング AC アダプタ 15V0.8A のヒューズが切れていた。ヒューズを切った原因は不明だ。内部は極めてきれい。開けた時に何かを焼いた臭いもしない。プラスチックケースに焦げ跡もない。部品はそれなりだけど、劣化した様子もない。記憶がないけど、過負荷にしたのだろうか。
2008.11.30
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午後 16 時頃、松戸市常盤平付近を自宅に向かって自転車を漕いでいた。空には黒い雲が自宅に向かう方向に帯のように伸びていた。あの雲の下に沿って南下するのか...常盤平駅に後、200m 程の所で雨粒が手に当たり出す。大粒だ。地面に斑ができ始めている。リニューアルした西友常盤平店に向かい雨宿りすることにした。フロア案内を見るとヤマダ電機が入っていた。埼玉・群馬に住んでいた頃、電気店と言えばヤマダかコジマだった。あれ?ここヤマダ電機なんだっけ?昔の記憶にあったヤマダ電機と違う雰囲気を感じる。品種が充実した小物、殆ど見ない他店対抗価格の過激なポップ、どちらかと言えば青・白を基調とした落ち着いた店内、あちこちに相談テーブル、冷静に考えればヤマダ電機以外の典型的な家電量販店なのだ。暫く居て BGM "チャ チャ ラ チャ チャー やまぁーだ まだまだ やすいんだー" が流れてこないことに気づく。なんだか落ち着いた西洋音楽が何となく流れているのだ。テナント入居だから? そんな遠慮する様な電気店だったけ?埼玉・群馬にいたときはテナント入居だったヤマダ電機がそのうち拡張して、一括借り上げ入居するか、近くに大きな店舗を建てるかだった。国道 6 号線沿いに大型店あったよなぁ... どうなるのかな...
2019.07.25
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9/28(土) 秋月八潮店へ行く、訳あって定期観察的なお出かけになる。つぶやくような感想を織り交ぜつつ、出物コーナーの画像を並べる。店外のジャンクボックスは 2 つ、一頃に比べて減ったような。一部は店内へ移動かな。ボックスに入った電話線(ベル線)のプラグ、クランプ類はなかなか減らないな。一昔前は、安いベル線を使った製作記事は色々と見掛けた。離れた所にスイッチ・センサーを仕掛けるとか、今時は ZigBee か bluetooth の方がスマートだよなぁ。秋月八潮店に行ってカードで買っている人は要注意かも。10/3 より取り扱いカードが Visa と マスターカードだけになる。出物コーナーを見ていく。意外とレーザーダイオードは減らない。ここは特に新顔はないかな。変換コネクタ類は自分にとっては「そういう変換あまりないような...」という組み合わせだった。周波数カウンターキットをここに有るディスクリートロジックで組むことは今時無しだよなぁ。いつの間にか LCD モジュールも種類が増えたような。ツエナーダイオード 3.9V 200mW は新顔?ツエナー電圧 4.7V ~ 5.1V 位の温度係数が小さい品種は出物としては出てこないか... オーディオアンプに大容量電解コンデンサを並べて使ったのは過去の話になったのかな。サトーパーツのトグルスイッチが有った。調べてみるとサトーパーツはもうトグルスイッチを作っていない様だ。昔の科学教材社の製作記事とか、子供の科学とか、電波新聞社が出版していた製作本の回路で使われるトグルスイッチはサトーパーツが多かったような... いつまでも有ると思ったら廃品になっていたとは。AC プラグ用キャップなんて殆どの人は真っ先に捨てる物だろう。ある程度纏まった量の製品を売る業者向けかなぁ。LM317 の 5A 出力版 LM338T-ND は 現行品 LM338T/NOBP もある。次回入荷分は値上げとあるのは TI の販路整理で意味がないことに...電設品コーナーに行ってしまった出物の台を見てみる。特に変わらずかな。ラッチングリレーを買ってみた。ポップに書いてあるような半田付けをしたような跡は見当たらず。単に銅剥き出しの端子を半田仕上げした様に見える。それとも自分の目利きが悪いのか...白光の半田作業ツールはカウンター前のショーケース上にある。半田吸い取り器、ステーション型半田ごて、ヒートガン。手前にはワイヤレス給電の LED がデモ点灯していた。給電側・受電側とも自作は難しいのかなぁ... ISM バンド 13.56MHz 発振用の水晶は秋月で扱いがないのが難?たまに行くつもりだった八潮、これから運動のため毎週行くのかも。
2019.10.01
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aitendo が御徒町方面に移転したので行ってみることにした。蔵前通りを渡り北に行くので更に遠い。ここまで足を延ばすとして、魅力的な店舗なのか 1 回は見てみる。営業時間が伸びていた。13:00 ~ 19:00 月曜・木曜休み。秋月・千石・鈴商・日米 あの界隈の開店時間を研究しているのだろうか。秋月辺りから Aitendo 新店舗まで おおよそ歩いて 10 ~ 15 分、秋月閉店時間後に歩いて到達可能だ。品ぞろえは旧店舗と比べると格段に多い。抵抗、コンデンサ、コイル、トランジスタ、ダイオード、IC、おおよそ千石地下一階と 2F に有るものは規格代替可能な範囲で揃っている。試しに買ったのは DSP ラジオ(記念的な購入)、抵抗類 2.2Ω 1% と 0.1Ω 1%、値段はカーボン抵抗・酸化金属皮膜抵抗と同じくらい。高精度抵抗が手軽に手に入るのはここだけの様に思う。基板類やコネクタ類は豊富だ。小型サイズ、ピッチ変換の種類の多さはここだけだと思う。ユニバーサル基板は良く見ないと、1x2 でランドが接続されていたり、ピッチが縦横で違っているので良く見る必要がある。部品の製造元は不明だ。受動部品は恐らくは中国製が中心だと思う。今時は日本製も少ない。品質で気になる所は無いか、品定めが必要だ。ジャンク部品を買う時の心構えの通り。新店舗になっても旧店舗の通り店員さんが居て、BGM が掛かっている。
2014.08.31
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新しい電源ユニット KRPW-L5-500W/80+ が来た。コスト重視の作りなので、DC 出力ケーブルはメッシュなどの外装は無く、結束バンドで束ねられている。手に持った感じが軽いのは、ケースの鋼板厚が薄いせいもあるだろう。強く押しつぶす様な力が加わることもないので、必要最低限の厚さになっている。ケース取り付け時はネジきり孔にある山を潰さない様に要注意だ。ケースを開けてみると目につくのが、ファンに付けてある塞ぎ板だ。この塞ぎ版は、外側(AC 入力部のフィルターコイル群の上)に掛かる。風の流れを作り出すために取り付けたのだろうか?温度センサーが外側に近いところに付いているのも、塞ぎ板がある理由かもしれない。温度が低めに測られてファン回転数が上がらなかったのか。塞ぎ板を止めているピンは引き抜くことができる。マイナスドライバーを隙間に差し込みこじれば抜ける。なんだな、AC ラインフィルター部分は部品省略し過ぎのような。フィルターコンデンサは有った方が良いように思う。通電中の AC ケーブル取り外し、AC スイッチ Off の時にインダクターで発生する高圧を逃がす回路が見当たらない。頻度はそんなに無いから気にしていない?この後、このユニットは半田ごての下にあった。
2017.02.22
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SMR HDD WD60EZAZ を買った直後に近い状態にするには、trim (Linux の command line で blkdiscard) を使う。あるいは mount option に discard を付ける。具体的には blkdiscard command を次の様にして使うと、HDD の全領域が trim される。# blkdiscard -v -p 16MiB /dev/sdXblkdiscard は ubuntu 16.04 以降で使える。util-linux package に入っているので、標準的なインストール構成なら使える状態になっているはず。-v は進捗表示をする指定、-p オプションで指定している値は trim (SCSI なら unmap) command 1 回につき、何 byte 分を実施するかと言う値だ。16MiB は 16Mibyte 刻みで trim を発行する指定になる。理想は SMR HDD の allocation unit の整数倍にするのが良いと考えられる。外部からは分からないので、1Mibyte ~ 32Mibyte 程度の間で良いと思う。小さくしても、許容できる実行時間で済むと思われる。blkdiscard 実行例: 対象 /dev/sdc WD60EZAZ, -p 16MiB, 実行時間約 214 秒(経過出力 1 行で 1 秒)/dev/sdX は trim しようとする HDD のノードだ。よく調べて指定して欲しい。WD60EZAZ の場合、trim すると block から読み出したデータは 0x00 の連続となる。実質的に消去になる。firm ware に直接 command を送って(送る手段があったとして) trim を取り消すなどの操作をしないと、データは復活しない。普段使いならば、mount option に次の様に discard を指定するのが良いだろう。/etc/fstab にも同様に記述できる。# mount -o discard /dev/sdXI /mount/pointlinux kernel 5.4.47 で file system が discard に対応しているか簡単に検索してみると btrfs, ext4, f2fs, fat(exfat), gfs2, jfs, nilfs2, xfs が対応している。主要な file system は入っている。種類が少ないので惜しいと思う人もいるかも。SMR HDD WD60EZAZ の trim command (discard あるいは unmap) の挙動は興味深い。色々と試した結果を書いていく。HDD の状態は前の日記でテストをした後の状態だ。ramdom read/write - sequential read x 1 - sequential {write and read} x 2 をした後だ。各操作の途中ディスク容量に対して 2 ~ 3% 程度のお試し read/write をしている。この状態で trim (blkdiscard) を全領域に対して、分割無しに実行してみた。blkdiscard command に device の node を指定するだけだ。# blkdiscard -v /dev/sdc/dev/sdc: Discarded 6001175126016 bytes from the offset 05 秒も経たないうちに blkdicard は終了する。ちゃんと trim しているの?多分 HDD の firm ware が back ground で処理しているのだろう。ほぼ 3 時間待って、sequential read の転送速度を測ってみた。グラフの縦軸は転送速度、横軸は進捗 0%: LBA=0, 100%: LBA=Last LBA だ。あれ?外周部分、分割構造境界だけ trim されている。trim された場所は平均で 400Mbytes/sec 出ている。3 時間放置ている。frim ware が動作時間の 100% を使って trim 処理を実行していたら、平均転送速度 150Mbytes/sec として、 150Mbytes/sec x (3600 x 3sec) = 1,620,000 Mbytes の範囲、割合に換算して 27% は trim された状態になっていると期待していた。綺麗に 0x00 で wipe するまでもなく、allocation unit に trim された範囲を追記するなら、もっと早いはず。当面の書き込み需要に応じるなら、trim する範囲は 10% 未満で十分というのも分かる。何だかなぁ。転送速度プロットの様にモヤモヤする。(2回目) 同じ blkdiscard command を実行して、6 時間ほど放置する。sequential read の転送速度を測る。16 ~ 17% くらいが trim された様だ。重ねて blkdiscard を実行すると、前の trim が取り消しになるのか、それとも 3 時間で 8% が back ground で trim されるのか。(3 回目) 同じ blkdiscard command を実行して、12.5 時間ほど放置する。sequential read の転送速度を測る。24 ~ 25% くらいが trim された様だ。一括の trim (blkdiscard) では直ぐに trim されないことは確かだ。転送速度が 400Mbytes/sec 出ていないところを狙って dd で読んでみると書き込んだデータが読める。そこを狙って trim するとデータは 0x00 になり dd の転送速度は上がった。blkdiscard 範囲を分割する指定 -p を付けて実行してみる。次に示す command line の太字部分のような指定だ。指定する値をいくつか試してみた。実行終了までに時間が掛かる。手応えがある。次の例のように 512Kibytes 分割だと見込みで約 4500 秒かかる。途中 ctrl-c で停止した。# blkdiscard -v -o $(( 0 )) \ -l $(( 6001175126016 )) -p $(( 512 * 1024 )) /dev/sdc-p に 512Mibyte を指定すると、23 秒で終了する。HDD の中で何か変化していると期待できる。全領域で sequential read の転送速度は 400Mbytes/sec 前後出る様になった。転送速度のブレが大きく、買ったばかりと違っている。trim command の動作は allocation unit に trim 範囲を追記するだけのようだ。read/write command に対して allocation unit を通しで読んでみて trim された記録が見つかったら、範囲を記憶し、trim 済みか判断する。次の read/write command に対して、trim された領域なのか、いくつか記憶した trim 範囲と照合してみて最適な動作を決める様だ。trim された後の sequential write の転送速度を測ってみる。CMR HDD に近い転送速度の傾向を示した。最外周で 200Mbytes/sec、最内周で 80Mbytes/sec 出ている。分割構造の特徴は見えにくくなっている。相変わらず中央の分割の後半で転送速度 130Mbytes/sec で底打ちする。謎なままだ。WD60EZAZ は都度細かく trim する使い方で性能が出る見込みがある。OS の file system に trim 指定を(Linux ならば discard 指定を)するか、自動で trim を積極的に使う環境ならば、CMR HDD に少し劣る程度の性能で使えるかもしれない。(注: ここで行った random read/write のテストは trim を使っていない)より具体的には大規模ソースの build 作業で生成される object file の様に create - write - read - remove の繰り返しならば、障害を引き起こしそうなアクセス速度の低下や応答時間の長期化は経験せずに済むと思われる。それでも CMR HDD とほぼ同等は無理そう。trim をせずに defrag したり、record file / data base の様にファイルの一部を read/write する使い方を続けたり、trim に対応しない RAID 構成で使うと、障害になるほどのアクセス速度の低下や応答時間の長期化が発生する可能性も分かった。SMR HDD WD60EZAZ の性質が分かってきた。この HDD を買った目的は何だっけ? えーっと、バックアップ作業用に買ったはず。うん、バックアップを数分で消す blkdiscard の魔法を覚えた!SMR 記録の HDD WD60EZAZ ランダムアクセステスト結果SMR HDD random read/write アクセス後の sequential read/write 速度
2020.07.18
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使っていた ELECOM M-XGL10DB マウスの左ボタンのクリック反応が悪くなってしまった。次の様な症状かある。クリックしても反応しない離したタイミングが遅れるチャタリングかなぁ。購入記録は 2019/3/30 だった。いわゆるエルゴノミクスマウスだ。うーん、もう少しだけ大きめが良かったかな(買ったのは L サイズ)。親指に力が入ってしまう。手のひらがマウスの丘からずり落ちそうになり、小指が机上についてしまう、ついつい親指の付け根に力が入ってしまう。買って 1.25 年で不調になった。早いのか?遅いのか? 分解してみて使われているスイッチが OMRON D2FC-3M だと分かる。D2FC-3M のデータシートは見つからず。近そうな D2FC-F-7Nのデータシートを読んでみると電気的・機械的に不具合が出ること無く 5,000,000 回の開閉ができると書いてある。使用状況を計算してみる。5 秒に 1 回クリック、1 日 16 時間使用、年中無休、使用期間 1.25 年(3600 * 16 / 5) * 365 * 1.25 = 5,256,000なるほど、不具合が出てもおかしくない使用状況なのか。ネジは足のシールに全て隠されている。Y ネジあるいは、ベンツネジ、個人的にはヤッターネジ(ヤッターマンってもうオジサンしか分からないよね)が使われている。カバーを開ける。ゴミが入っていた。使用状況そのままを記録しておく。基板と電池ホルダー、上部ボタン基板の間はコネクタを介して接続されている。組み立て、分解はしやすい。メイン基板は小さく作られている。モーションセンサーに遮光をするためと思われる不織布テープが貼られていた。ケースが青く光るのを避けたか、あるいは何か干渉する不具合があったのか? マウス前方に点灯したことが無い LED がついているのと関係あるのかな?左右ボタンのスイッチに OMRON D2FC-3M が使われていた。D2FC シリーズの派生品だと思われる。マウスメーカー向け専用品らしく、データーシートは納品仕様書のコピーらしいものが見つかる。ワイヤレストランシーバーは 24AT01、丁度一致する型番は見つからなかった。機能、パッケージ、モーションセンサ PAW3212DB の応用回路例からNORDIC nRF24LE1Eかその互換品だと推測する。トランシーバーの基準クロックは 16MHz 水晶を使っていた。モーションセンサーを隠しているテープを剥がして、センサーの型番を見てみる。PAW3212DB だった。光った所を見たことが無い LED が 2 つ前方についている。何かのゲーミングマウスと共通基板になっているのだろうか?ここからの光漏れを防ぐためにセンサーに遮光テープが貼られている?基板の型名は EL017MR VG かな。M-XG や EX-G といった型名やシリーズ名と一致しない。基板裏面、かなり分かりやすく信号名がシルク印刷されている。スイッチの配線にテストランドが設けられている。接触痕は見当たらない。製造時テストはしていないか、開発時のテスト用だと思われる。うーん、洗浄は省略なのかなぁ。側面親指スイッチの基板を見ると、スイッチが 3 個乗る設計だ。天井に 1 個?一時期ホイールの手前側にスイッチを付けるマウスが流行っていたような... 中ボタンだったっけ?スイッチは HUANO 製、押したことが殆ど無いので耐久性、感覚は分からず。側面親指スイッチ基板裏をみると、天井用スイッチの配線もされている。修理?値段を調べてみると 1,351 円だった。買い直しかな。2020.07.22 追記クリック反応が悪くなった ELECOM Mouse M-XGL10DB に使われている D2FC-3M のチャタリングの様子を見てみるOMRON D2FC-3M に CR を付けてみてチャタリングを押さえ込む実験
2020.07.19
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NHK から契約変更手続きの書類が来た。電話で書類を希望してから 10 日ほど待った。おおよその内容は次の通りだった。受信状況に関することは廃止台数、受信機所持の状況、ケーブルテレビ(共同受信設備)、インターネット経由受信の状況、BS アンテナの有無だ。受信機の機種銘やブースターアンプの構成(あるいは共同受信設備の事業主体)などを記入する所は無かった。以下は記入内容のあらましだ。地上契約 放送受信契約書 (契約種別変更)日本放送協会 宛[A]日付:名前:住所:上記以外の場所に受信機を設置している場合の設置場所:放送受信契約の種別変更にかかる受信機の台数: 衛星 ( ) 台客番号: [A1] 受信出来る放送の種類に変更が生じた事由(1) □ 衛星デジタルテレビ・衛星デジタルチューナー(衛星デジタルチューナーつき録画機を含む)を持っていない(2) □ 衛星デジタルテレビジョン放送が受信できるケーブルテレビや共同受信設備、ひかりテレビ等に加入しておらず、BSアンテナもない(3) □ その他の事由 ( 自由記入欄 )[A2] 記入内容に相違無い旨に対する宣誓と 署名捺印[B] 衛星デジタルテレビジョン放送の受信設備の設置予定□ 予定あり (予定年月)□ 未定□ 設置予定なし以上を記入して次に宛てて送った。郵便番号 119-0101 郵便事業株式会社 渋谷支店 私書箱 130 号 (日本放送協会 御中)申込書を見ると、下の方に 2 次元バーコードがある。既にここに契約変更の旨が入っている?
2011.08.03
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ふと時計の電池のことが気になり実家に行く。電池切れていないかな... 新型コロナウイルスが流行っているので、ちょっと見て帰るつもりだった。父親に呼び止められて、BD/HDD レコーダーが動かないと言うのだ。Panasonic DMR-BRT500、VFD ディスプレイに表示されたエラーコードらしき文字は T5 だった。父親なりに調べて、取扱説明書には T5 について説明無し。ネットを検索してもページが見つからないと言うのだ。他にテレビに出力が映らない。予約録画だけは黙々と動作している。と言った状況だった。近くの電気屋に行ってカタログを貰い。通販で買うと言うのだ。うーん、電気屋さんカタログショップになってしまったのか。製造年は 2011 年、後継機の DMR-BRT510 は 2011/9/1 発売と分かった。製造打ち切りより 8 年間修理部品を保持するので、修理受付は難しい状況た。開けて、掃除だけでもするか。通気口から溢れる様にホコリが付いていた。天板を開けてみると、ホコリが溜まっていた。電源部のコンデンサは目視で分かる異常なし。まだ生きているのかもなぁ。HDD は HGST HCS5C1050CLA382 だった。PC パーツ向け販売もされていた型式だ。HGST なら壊れる気がしない。内部・外部に溜まったホコリを掃除機で吸い取り(静電気には要注意なんだよね)、電気的に問題が無い場所は湿らせて固く絞ったティッシュで拭き取り、基板も見える部分だけ乾いたティッシュで拭き取る。SATA コネクタは外せるところは抜き差し、光学ドライブ側の SATA コネクタはなぜか抜けなかった。少し揺するだけでも良くなるかも。ホコリが舞い空気が汚れるので換気をしながら作業した。これで 3 蜜も避けられる。暖かい陽気だったのが幸いだった。天板を戻して、電源を入れる。依然として T5 表示になった。ダメだったかな? 一度電源を切って、背面端子に繋がっている HDMI ケーブルを抜き、溜まったホコリを取る。LAN 端子は未使用だった。これもホコリを取る。再び電源を入れる。父親がリモコンを弄っていたら、ガイド画面が出てきた。「あっ」と声を挙げる。どれどれと、リモコンを弄ってみて、録画一覧、テレビ番組表、DMR-BRT500 を通してテレビ放送が写る。「あー、もう一回電源を切るのでちょっと待っててね。」と言って電源を切る。アンテナ端子も、取り外し、ホコリ取り、付け直しをした。簡単に取れそうなホコリは全て取った。電源を入れる。一通り操作が出来ることを確認した。「BD/HDD レコーダー買いに行かなくて良かったよー」と父親が言う。何だろな。HDMI 端子の接続不良検出が出来るのかな。そうだとして、T5 と言う表示はあまりにも不親切な気がする。色々と出来たり、検出するのに表示部が残念なのが日本の家電なんだよなぁ。これから AI が普通になる時代、そもそも AI なんて関係なくても表現できることが出来なかった日本製家電、時代に取り残されるよな。
2020.11.15
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PSA 再検査結果を聞きに病院へ行く。数値は前回の PSAタンデム 13.91ng/mL に比べて半分程度 6.27ng/mL になった。これでも要検査レベル 4.0ng/mL を越える。F/T 比は 0.10 で調べてみると、前立腺肥大よりは癌を疑う数値の様だ。尿のに異常は無い。炎症は既に治まっている様に思う。かかりつけ医から、「もう少し積極的対応を」と提案されていた。前立腺癌の進行は一般に遅いと言われている。とは言っても 10 年後に深刻化したとして 60 歳だとすると、余命からして生存に影響大だ。提案を専門医へ伝える。MRI 検査を受ける。生検をするとなると、術後管理が必要で入院必須となる。容体変化があった場合、専門医の対応が必要だとかかりつけ医に言われる。申し送りでは無理そうだ。今行っている病院の専門医は週 1 の非常勤なので、恐らく転院だろう。2020/9/22 に自覚症状で気づてから、既に半年は経過か...
2021.04.02
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秋月八潮店の 500 円福袋 に SANYO L8729 を使ったモジュールが入っていたので回路を追ってみた。モジュールは 2 種類あった。SH-1083A3SH-1013A1L8729 をネットで調べても謎の IC だと言われている。秋月から「答えのヒント」を貰ったのか、挑戦状なのか。調べた回路図には L8729 の端子名を入れてある。推測なので違っている可能性は十分にある。SH-1083A3 と SH-1013A1 モジュールの回路図 PDF, SH-1083A3 と SH-1013A1 モジュールの回路図 BSCH3vOUT が open collector 型の昇圧型スイッチングレギュレータ? SENS1, SENS2 が出力側の電流センス抵抗へ接続、RC1, RC2, RC3 が帰還回路の Gain 調整と発振周波数設定。なんか変だな...MC34063A といういいお手本で、使いやすい IC があるのにカスタム IC を起こすだろうか? Vcc に RC フィルタを入れるだろうか? 出力電圧安定化の帰還も兼用して出力側の電流を Sense するだろうか? CR 直列部分は発振周波数設定? それとも帰還ループの周波数特性設定?SH-1083A3 の OUT に付加されたトランジスタのドライブ方法はもう少し良くできそうに思える。そもそも、DIP 8pin なので付加回路を不要にする Peak 1~2A 位の出力トランジスタは入りそうなのに。セラミック基板に乗せるほどの回路なんだよね... きっと...
2017.01.09
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秋月の USB オーディオ基板の低消費電力化を画策している。目標は 3pin ステレオ・ジャックで接続する PC パッシブ・スピーカーが鳴ること。USB バス・パワー 500mA で動くことだ。デジタルアンプ IC を止めてみることにした。しかし、次の通り +5V 電源電流 Ivbus は 366mA から 346mA になっただけだった。SLEEPMUTEIvbusHiHi346mALoHi366mAつまり、UAC3552A に電源を供給するだけで 346mA を必要としている。LTC1735 で 12V 程度に昇圧してから 78M05 で 5V100mA に降圧する回路が原因らしい。TA1101B MUTE=Hi, SLEEP=HiTA1101B MUTE=Hi, SLEEP=Lo実は既に LTC1735 で 12V に昇圧する仮の回路(LTSpice ソースを zip でまとめてあります)で試している。やはり、測定結果に近い結果を得ている。時間が遅いので今日はここまで。次:LTC1735 昇圧回路の消費電流見積もり UAC3552A の電源供給だけで 約 329mA前:改造なしでヘッドホンが鳴る。Linux 認識結果
2008.10.28
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バイポーラトランジスタ(BJT) を使った T-Flip-Flop を LTspice の回路として作って見る。T-Flip-Flop は簡単な周波数 1/2 の分周回路として使われる(今時は使われたかなぁ)。BJT T-FF LTspice schematic BJT T-FF PDF schematic30 年ほど昔の論理回路の教科書には「まだ」載っていた。論理回路はほぼ C-MOS で構成される現代ではロスト・テクノロジーとなってしまった回路だろう。クロックを駆動してコンデンサの充電状態として出力を写し取り、状態が反転する様に入力に戻す。BJT T-FF PDF waveform波形を良く見るとデットタイムがある。論理回路で使うには少し使いづらい性質だ。アナログの Push-Pull 駆動回路の一部として使うのに都合が良い性質だ。絵に描いても手持ちのトランジスタは減らないか...
2014.06.28
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秋葉原の中古ショップで USB で制御できる AC タップ PTU2F3 が売られていた。変色度合いから中古の様に見える。USB 制御には専用ドライバが必要だ。ただし別売りだった。ドライバも一緒に買おうとすると、お店の人が「『ドライバが公開されなくなった』ので CD に焼くはめになったよ」。と意味深な一言。続けて聞いたところ、中古販売を始めてから暫くして、ドライバがダウンロードできなくなったらしい。何か有りそうだ。使う前に調査することにした。結果、使用断念という結論に達した。安全性に問題を感じたためだ。開けてみる事にした。外観の一部が黄色に変色していた。トランスの部分だと言う事が分かった。トランスの発熱だろう。しかし、トランスは取るに足らないくらいの問題だ。接地ラインが細い。通常は電源の Live, Neutral ラインと同じ太さにする。屋内配線の規定で(大筋で)そうなっているし、機器の電源ケーブルの規定も同じ太さにする。短絡事故発生時に確実にブレーカーを遮断するためだ。プリント基板の部品面も透かして見る。やはり接地ラインが細い。ZNR がブレーカースイッチの電源側に入っている。ZNR を負荷側に入れるのが普通だと思われる。万が一短絡故障した場合は、ブレーカースイッチで遮断する。異様に電源ケーブルが細い事に気づく。タップに書いてある定格は 125V 15A だ。ケーブルの印字をみると、SVT 18AWGX3C と規格が書いてあった。検索してみるとこのケーブルに流せる電流は 9A の様だ。一番大きかった物でも 10A だった。普通はこのケーブルを定格 7A の AC コードとして使うらしい。電源ケーブルのマーキングに PSE が無い事にも気付く。ケーブルは PSE マークなしだけどタップには PSE マークが付いている異様な製品だ。プラグにも PSE マークが付いていない。どうもアメリカの規格しか取っていないケーブルの様だ。それでも、何だか嫌な予感がした。テスタにて Live, Neutral の配線を確認する。Live, Neutral の配線が逆になっていた。手直しするには問題が多すぎる。まだ潜在的な問題が有るかもしれない。寝ている間にモクモクと煙が上がったらどうしようもない。タップ 900円 + ドライバ 300円、まぁ、いい勉強になったか。ん?ドライバは点検しないのか?疲れてしまった。
2012.04.17
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実家の近くに大慶園がある。無名だった頃から行っている。身近にあるゲームセンターだったので何処の田舎にもあるゲームセンターだと思っていた。自分の記憶の通り、長閑なゲームセンターとして続いているのかと思って行った。1/1 は大繁盛の日らしい。駐車場はほぼ満車、こんな広い駐車場無かったぞ。大慶園入り口の坂には人が多く行き交っていた。おおよそ普通のアミューズメントパークでは考えられないような起伏が有る土地だ。この坂こそが体験の記憶としての大慶園だ。無名だった頃は、訪れる人も少なく、坂上から坂下まで自転車で下り、猛スピードでほぼ直角カーブを曲がるコースが快感だった。室内サーキットコースは綺麗になったというか、コテコテの飾りで華やかになったもんだ。室内暖房も彼方此方に増えた。寒さを感じない施設になった。最近のゲーム機は画面も縦型(スマホ)フォーマットになったのか。こっちの方が若い人に馴染みなのかな。おじさん、縦型画面はテーブルゲームだけだと思っていたよ。夕日が差す中、前は飾りに過ぎなかったバスケットコートでバスケットを楽しむ若者をみる。これもまた正月 1/1 の景色だ。
2018.01.01
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家庭内 LAN の DHCP, NTP, DNS 他色々と 商用電源監視盤、SSD 耐久試験記録 を行っているサーバーが停止していた。原因は商用電源監視盤に使っている Micro SD Memory が壊れたのが原因だった。Flash Memory の耐久性が無いのは何度も壊しているので分かっていたことのはず。2012/5/12 に購入記録が有る SUPER TALENT の Micro SD 32Gbyte メモリが 2013/3/19 に壊れた。使用したのは多く見積もっても 8Gbyte だ。記録の複製が HDD に有り、そこで記録が占有している容量だ。監視記録を蓄積するメモリだ。おおざっぱに 1 年間使用したとして、1 日で 8GByte / 365 = 21.9Mbyte を書き込む。Flash Memory の寿命は書き替え回数だ。十分なウエアレベリングがされていれば、"総書き込み量" が "総容量" x "寿命に達する書き替え回数" に達するまで、書き込めるはず。"総容量"以下しか使用していない。計算が合わない。"寿命に達する書き替え回数"は 1000 回ほどは有るはず。追記をしているので、何度も同じブロックに書き込むと考えられる。何度も同じブロックに書いた回数を "追記回数" とする。これで寿命に達したとしたならば、"寿命に達する書き替え回数" x ( "全容量" / "使用容量" )
2013.03.20
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末広町近くのアールガーデンに 500 円で USB Audio デバイス CZ-520-B が売っていたので買ってみる。型番よりもケースに CHIeru とデザインされている方が印象的だった。分解するとCMI6206が出てくる。ネジ穴がある特異な外観だ。CZ520-B で検索してみると語学学習教室に向けた機材に使われている事例が見つかる。教室の家具に固定するのだろうか?裏の厚いシールを剥がすと型名が記載されたラベルが出てくる。コネクタ類も奇妙な組み合わせだ。前面に USB-A 受け, Head Phone, Mic, Line-Out, Line-In が配置されている。USB-A は内蔵 HUB が有る?そうでは無かった。分解してみると内蔵 HUB は無かった。背面の USB 2 と記された Micro-B からスルーで前面 USB-A に繋がっているだけだ。前面の Line-In は背面の Line-In と接続されている。どちらか一方だけ使える。背面に (USB 1)Micro-B 受け, Line-In(前面と接続), (USB 2)Micro-B 受け(前面 USB-A と接続)となっている。分解して基板を見てみる。基板はヘッドホンジャックの首の部分でケースに嵌っている。ほぼ中央に CMI6206 を配置した簡潔な配置になっている。右側の部分は USB-B から USB-A に繋がる単純な配線である。基板のトレースと部品からすると、ヘッドホン出力には 220uF の電解コンデンサを入れてある。その他のアナログラインは全て積層セラミックコンデンサを通してあると思われる。高級コンデンサは使っていない。16bit の D/A, A/D なので高級な部品は必要は無いと思われる。LED が 2 個付いている。目的は不明だ。基板裏面を見てみる。全面ベタアースだ。教科書通りの基板設計だ。前面の Line-In 端子と背面の Line-In 端子が接続されているのが分かる。USB Device, USB Audio Device としての特性をみる。Linux で次のパラメータを収集した。・dmesg・lsusb・/proc/asound/cardNdmesg, lsusb: VID:PID=0d8c:0102。Full Speed device であることが分かる。HID も付いている様だ。ただし、ボタン類は無い。500mA 消費するデバイスなので PC 直接接続か、セルフパワード HUB に接続する必要がある。/proc/asound/cardN: ・出力: Signed 16bit, 2ch(アナログ出力回路の構成より), {44.1k, 48k, 96k} smaples/sec, adaptive・入力: Signed 16bit, 2ch, {44.1k, 48k} smaples/sec, asyncUSB Micro-B から Standard-A の配線は何に使った?
2014.06.07
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GRUB で Linux を起動できない問題が発生した。原因は kernel parameter に指定する root volume の指定 root=uuid と file system volume に付いている uuid が一致しなくなったためだ。clonezilla で backup & restore の予行練習をしていたら発生した。ネットで現象を調べてみると、同様の現象が 発生する/発生しない の両方が見つかる。最新の clonezilla を使用することで解消した。未使用かつなぜか boot flag が付与されたパーティションが有り、 grub.cfg の残骸が残っていたのが主原因だと思う。これも、解消した。ubuntu の upgrade の時に /boot partition を / partition に統合してしまった時にこの状態になったのだろう。作業途中で root volume (root partition) の指定を uuid ではなく、volume label (あるいは file system lablel とか partition label と呼ばれているもの)にすれば、そもそもこういう問題に遭遇しないのでは?と思い GRUB に volume label 指定で root partition の指定をするように設定してみた。kernel parameter が root=LABEL=root-part の様になる指定だ。前提として partition に volume label の設定ができているものとする。次のようなコマンドで設定する。ext{2,3,4} file system に volume label を設定する(斜字体部分は環境に合わせて変える部分)# tune2fs -L root-part block-device-partition-nodeswap partition に volume label を設定する(参考、これは必須ではない)# swaplabel -L swap-part block-device-partition-nodefstab (リンク先は例)を volume label 指定にするfile system の volume label を確認する(リンク先は例)ここまで設定をしたところで、/etc/default/grub の設定に次を加える。既に存在する場合は修正する。修正が終わった/etc/default/grub の例GRUB_DISABLE_LINUX_UUID=trueGRUB_DEVICE="LABEL=root-part"/etc/grub.d/ に配置されたスクリプトを読むと、GRUB_DISABLE_LINUX_UUID と GRUB_DEVICE の設定は RAID partition など、特殊なパーティションから起動するために便宜をはかるために有るらしい。使わせて頂く。update-grub で /etc/default/grub を /boot/grub/grub.cfg (リンク先は反映結果の例)に反映する。# update-grubこれて root partition が volume label 指定になった。起動後に kernel parameter を確認してみる。$ cat /proc/cmdlineBOOT_IMAGE=/boot/vmlinuz-4.4.0-174-generic root=LABEL=root-part ro vga=791なんだな、こんな指定をしなくても普通に最新の clonezilla で clone したら起動できるし、update-grub で uuid 指定で root volume が設定される。今後は使わない設定になるはず。upgrade をしても何故か kernel version が古いままな現象を見た時に、未使用パーティションに潜んでしまった grub.cfg が有ることに気付くべきだった。
2020.05.23
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SMR 記録方式の HDD WD WD60EZAZ を linux (Lubuntu 20.04)でベンチマークテストしている。ベンチマークプログラムが kill -9 (SIGKILL) も効かない状態でハングする。ランダムアクセステストで kernel の cache は有効な状態、ベンチマークプログラムは root 権限で動作している。raw block device をアクセスするためだ。ps uaxwwでハングアップしている状態を見てみる。STAT が DL+ となった。"Waiting in uninterruptible disk sleep" (割り込み不可の状態でディスク I/O 完了待ち)だ。$ ps uaxww | grep ssdstress &34176 0.0 6.4 1576728 1574484 pts/1 DL+ 613 1:30 ./ssdstress -f 6001175126016 -pn -xb -rn -my -b 4096 -i 1 -a 131072 -i exp -n 24576 -u 65536 -dn -dY -s 20200614 /dev/sdcroot 権限でプログラムを動かしたとしても、uninterruptible 状態が長時間続く様な動作を kernel がすることはまずあり得ない。Linux Kernel で uninterruptible あるいはその逆の interruptible というのは誤解を招きやすい表現の一つだ。この場面において、純粋に「割り込み (interrupt) を受け付けない」という意味ではなく、Userland process が呼び出した「system call 処理中に signal を受け付けない」状態ということだ。どんな signal も受け付けない。signal 9 (SIGKILL) も含まれる。/proc/pid directory 内にあるいくつかの process status を見てみる。stat と status も D stateで止まっていることを示していた。/proc/34176 # cat stat34176 (ssdstress) D 34175 31200 31057 34817 31200 4194560 393297 0 1 0 6180 2875 0 0 20 0 1 0 23546681 1614569472 393621 18446744073709551615 94412556185600 94412556207685 140733693111200 0 0 0 0 0 0 1 0 0 17 3 0 0 3976146 0 0 94412556225760 94412556226828 94412566093824 140733693114159 140733693114281 140733693114281 140733693116396 0/proc/34176 # cat statusName:ssdstressUmask:0022State:D (disk sleep)Tgid:34176Ngid:0Pid:34176PPid:34175TracerPid:0Uid:0000Gid:0000FDSize:64Groups:0 -- snip --ps コマンドで得た情報は確かだ。ベンチマークプログラムはどこまで進んでいたのだろうか。ログ出力が途切れていたので、活動状況を類推できる fd/* file descriptor 使用状態(open している状態)を見てみる。/proc/34176/fd # ls -latotal 0dr-x------ 2 root root 0 6 13 15:46 .dr-xr-xr-x 9 root root 0 6 13 15:46 ..lrwx------ 1 root root 64 6 13 15:46 0 -> /dev/pts/1l-wx------ 1 root root 64 6 13 15:46 1 -> 'pipe:[233565]'l-wx------ 1 root root 64 6 13 15:46 2 -> 'pipe:[233565]'stdin, stdout, stderr だけだった。ほぼプログラムは終了している状態と考えられる。ん? stack ってなんだ。system call を発行してから kenel 内でどこまで進んでいるか見ることができる call stackだった。/proc/34176 # cat stactk[<0>] submit_bio_wait+0x60/0x90[<0>] blkdev_issue_flush+0x94/0xd0[<0>] ext4_sync_fs+0x15d/0x200[<0>] sync_fs_one_sb+0x23/0x30[<0>] iterate_supers+0xa3/0x100[<0>] ksys_sync+0x62/0xb0[<0>] __ia32_sys_sync+0xe/0x20[<0>] do_syscall_64+0x57/0x190[<0>] entry_SYSCALL_64_after_hwframe+0x44/0xa9各 kernel 関数のリンク先は Lubuntu 20.04 で使っている 5.4.0-37 に近い5.4.47 のソースにリンクしている。sync() を起点として submit_bio_wait で止まっている。「まぁ、そうだろう」と思う状況だ。真に止まっている場所は submit_bio_wait 内から呼び出した wait_for_completion_io か少し進んだ先のはず。ここで、TASK_UNINTERRUPTIBLE 状態で止まるように wait_for_common_io を呼び出している。signal を受け付けない訳だ。厄介だ。call stack の流れは、ext4_sync_fs を経由している。ハングアップの真の原因を作ったと推測している raw block device access と違う。raw block device access と ext4 file system を格納しているドライブに対する access が何処かで queue なり fifo を共用している? 同じ SATA controller に繋がっているのだ。システム全体が停止してしまう可能性を示唆している。この現象が出た後、reboot できない。途中で途切れてしまったベンチマークテストの結果を見てみると、kenel cache を経由したアクセスで、完了まで 100 秒以上経過している場合がある。63 回だ。出始めの SSD に良く見られたプチフリーズとよく似ている。より悪い挙動かもしれない。Linux kernel 5.x から/sys/block/block_device_name/queue/io_timeout と言う ms (ミリ秒) 単位でタイムアウトを設定できるノード(リンク先は kernel 内の store 実装)が増えたようだ。各 Controller 毎にバラバラに実装されていた timeout を統一的に扱うノードなのだろうか? SSD や SMR HDD といった癖があるデバイスが増え、実装する機運が高まったのかも。一方で各 Controller 毎にあった複雑な事情を吸収しきれず、complete しないゾンビののような BIO request (Block IO request) が生じやすい?io_timeout ノードの設定を変えて SMR HDD を使えるようにできるだろうか? なんだな、筋が悪い予感がする。以前プチフリ SSD を Linux で使うのを断念している。よく似た状況だ。
2020.06.23
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中古の検電器 マルチ計測器 MULTI V500 を手に入れる。ネットを探してもマニュアルが見つからない。後継機 V550 の情報を頼りに機能を調べてみた。手探りで調べているので、正しくないこともあると思う。表示面がある側に配置された機能は次の通りだった。DATA-HOLD ボタン押す度に電圧測定値保持 と 逐次追従を切り替える。検電時の発音は常に逐次反応する。トリマー電圧測定ゲインを調整する。手持ちの個体は360 度以上回った。金属ドライバーで回すと離した時に設定がズレる。感電防止も兼ねてコアドライバーで調整するのが良い。正確な設定は難しいのである程度のズレは妥協した。側面にあるスライドスイッチの機能は次の通りだった。RANGEH: 導体に直接プローブを当てて測定する。電圧測定は H の時のみある程度正確な測定となる。L: 絶縁体上にプローブを当てて測定する。絶縁体にプローブを当てた電圧測定は不正確。POWERON: 電源入る。測定状態、電源入り直後は液晶表示は全表示をする。ブザーは鳴らない。OFF: 電源切る。測定しない状態。Auto Power Off 機能はないと思われる。ON 状態で 30 分放置しても OFF にならなかった。電池は (SR44 または LR44) x 2 ドライバー無しで交換可能だ。SR44 (LR44) なので机上で交換することになると思う。ブザー音は小さいように感じた。中古なので落下、水没、湿度高(結露) などの履歴が影響しているかもしれない。つぎの画像をクリックするとダウンロード後に、AC 100V コンセントの Line, Neutral 検出を試している動画が再生される。電圧を測れる物珍しさがどんなものか見たく買った。調整して手に馴染ませて使う必要があると分った。検電器はけたたましくピピッとなって、眩しくパパッと光るのが魅力的だと分った。落としても、汗だくの作業服ポケットに入れても、寒い外から室内に入っても壊れず動き続けて、いつでも動作確認できるのが良さそうだ。
2024.06.20
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実家の Fujitsu LIFEBOOK AH45/DC の SD カードリーダーが使えないので見て欲しいと話があった。見てみると「ディレクトリ名が無効です」とエラーダイアログが出ていた。カードリーダーのドライバを O2Micro Integrated MMC/SD controller から 標準の SD ストレージクラスコントローラー に変更して使えるようになった。変更した後何故か互換性があるドライバに O2Micro Integrated MMC/SD controller が出なくなった。動かないドライバなので気にしないことにする。次のスクリーンショットはわざわざ互換性のチェックボックスを消して出している。始めは少し挿し具合が悪い状態で出てきた「フォーマットしますか?」ダイアログに「はい」と答えてしまったのかと思っていた。手順を再現してもらって「ディレクトリが無効です」と出てきたので、問題の原因を探ることにした。(1) SD カードが壊れた(物理・論理)、(2) カードスロットの接触不良、(3) ドライバまたはファイルシステムに近いところでソフトの不具合SD カードの内容を読み出せるなら、別のストレージへ保存することを優先する。(1) かどうかも見極める必要がある。実家に置いてある PC 周辺機器の中から SDHC に対応している USB 接続のカードリーダーを見つける。USB カードリーダーを使って読み出すことができた。(1) の可能性は無くなった。同時に持ち帰って「ラボ」でブロックレベルでのクローニング、仮想ドライブでの削除ファイルの復活はしなくても良くなった。(2),(3) の可能性を当る事にする。スロットの目視では汚れやピン曲がりは見つからず、スロットに差して抜いたカードの電極にも汚れや位置がずれている接触痕はなし、手持ちの SD カードで試してみても、ダイアログは同様に「ディレクトリが無効です」で、抜いた後の電極に異常は認められなかった。(3) かなぁ、富士通のサイトに行って ドライバを入手してインストールしてみる。対象機種は違うし、どう見てもサポート範囲は Windows7 まで(良くて Windows8.1までだ)。結局は解決せず。SD カード/eMMC メモリには SD Host Controllerという仕様が定められていて、いわゆる標準のドライバが「ハードウエアが仕様に従って作られていれば」使える。O2Micro のドライバのままでは使えない可能性が高い。ドライバを入れ替えてみることにした。ドライバを入れ替えた後、SD カードは普通に読めるようになった。問題を見つけたカードも自分手持ちのカードも普通に読める。書き込みの確認ついでにスクリーンショットも保存できた。まぁ、良くなったのかな。自動再生アプリを Windows7/8 から使っているアプリに戻して操作に戸惑わないようにした。Windows 自身が「常に選択した動作をする」と自分で言っているのに何でFall Creators Update は変えるのかなぁ。Fall Creators Update はスタートメニューから Control Panel のショートカットを消す、それでまず必要になるのか Control Panel の Device Manager だ。なるほど奈落の底に(fall した)沈めた Device Manager を探しに行く Quest Game を作ったのか。
2018.01.04
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タワーマンションの受電設備浸水(水没)のニュースを見たので、近所のマンション・団地の受電設備を探検してみる。いくつかは過去に撮った画像を探し出したものだ。小規模なマンションや団地ならば次の画像のように建物の脇にトランスが乗った電柱が立っていて、低圧線が建物の外壁に繋がっている様式をした受電になっている。最近建ったマンションならば、低圧線を一旦地下に配線している場合もある。浸水深さが 1m 未満であれば洪水が起きても、トランスも配線も地上なので復旧は早い。低圧線が外壁に引き留められた部分まで、管理は送電会社(関東地方ならば東京電力 パワーグリッド)だ。停電になるかどうかは、建物の 1 階部分にあるメーターボックスがどの程度浸水するかどうかだ。こんな昭和 40 年代的な電柱は見当たらない? 別の設備なのかも。地上設置の配電箱で建物に低圧を供給している場合を探してみた。配電箱にトランスを収めて、建物に低圧を給電している方式が次の画像にある様な設備だ。次の様なスリムな緑色の箱をしている設備もある。上の画像の箱には 30+130 A、下の画像の箱には PT(50+125)M と書いてある。この数値は内蔵されたトランスの容量を示している。この箱の中で高圧から低圧に変換していることがわかる。どちらも、「東京電力」書かれそのロゴマークが付いている。最近になって設置・改修されたものは「東京電力パワーグリッド」に置き換わってるはずだ(関東地方でなければそれぞれの地域の送電会社)。この箱は東京電力パワーグリッドの管理なので水没で故障しても、修理は東京電力パワーグリッドの手で行われる。建物を管理する団体は、配電ボックスから先の建物内の配線を直す責務を負う。低圧なので標準品は豊富に有り、修理の金額も時間も高額にはならない。こんな箱は建物の周りに無い? さらに別の設備なのかも。より大規模なマンションに見られる設備を探してみた。次の様に建物構造の一部に「変電設備」がある場合だ。この部屋の中には先の電柱に乗っている機材と次の画像にある様な開閉設備、避雷設備が地上に降りた状態で入っている(他にも細々と色々と入っている)。必要な機材数や大きさは、建物の部屋数が多くなれば比例して多くなるか大型化する。「受電設備」はコンクリート壁で閉ざされ、入口は頑丈な(設備用語だと「堅牢な」かな)鉄の扉が付いているはずだ。これは必然的な構造だ。この部屋で万が一事故か発生した場合は、爆発的な激しい火災になり、黒煙がモウモウと上がる。オシャレな町には合わない部屋だ。地上の裏手になる部屋に配置されるはずだ。町中で四方道路に面している場合は地下などの目立たない配置になるだろう。この部屋の設備も「東京電力パワーグリッド」(送電会社)の管理では?と思うかも知れない。最近出てきた(マンション)高圧一括受電が事情をややこしくしている。高圧一括受電契約をすると、この部屋に入った設備はマンション側の管理になる。分譲ならば管理組合、賃貸ならば管理会社あるいはオーナーとなる。連絡先に送電会社が入っていない場合だ。毎月の電気料金請求元が管理組合または管理会社、あるいは一括して管理業務を請け負った所になっているはずだ。変電設備を管理する負担は「何も無ければ」年 1 回の停電を伴う点検作業だ。「何か有った」場合は、送電会社はなにもしない。送電会社は受電設備と敷地外の高圧線を接続するケーブルを保守するだけだ。洪水による水没、地震による損壊、火災による焼失、老朽化、強度の落雷などによる故障、小動物の接触で停電した場合の復電は全てマンション側で対応する必要がある。故障発生率や対応の早さも、受電者が必要とする最小限になる。高圧一括受電が安くなるカラクリだ。20 年程度に 1 回は設備更新も必要になる。更新費用は管理委託先に払う費用の中に含まれているか、あるいは都度請求か。もっとも、普段問題になる事象は電気料金未払いの立て替え・取り立て責任だろう。もっと大規模な受電設備が有る。特別高圧受電だ。近所のマンションでは見つからなかった。特別高圧は電柱の上方にある 6.6kV より高い電圧、11kV, 22kV, 33kV, 66kV などで受電する方式だ。おおよそ、1,000 世帯を超えるか、オール電化ならば 500 世帯程度のタワーマンションで選択される可能性がある。受電設備容量が 2,000kW 以上という決まり、需要率も考慮して 2kW/世帯 x 1000 世帯 ~ 4kW/世帯 x 500 世帯といった計算、分割して特別高圧の範囲外にする方式もある。メリットは電気料金がさらに安い。高圧受電より安定した電力供給である。落雷時は 2, 3 秒以内で停電復旧(高圧の場合は 30 秒 ~ 2分程度)恐らく、計画停電があっても対象外。特別高圧線の操作は影響範囲が広く、計画停電で操作する可能性は低い。何も起きなければ理想的な受電だ。近所の工場で特別高圧受電設備を見つけた。画像にバス停が含まれている。これを基準にして大きさが分かると思う。大きな設備群だ。質量もある。トランスの外装は鉄板、中身はほぼ、鉄、銅、絶縁・不燃油で満たされている。バス停の待合室が道路に面している面を除き、防空壕の様にコンクリートの箱になっているのは恐らく、特別高圧受電設備で事故が発生した場合に直に熱、爆風、飛散した油、放電アークを浴びないようにするためだと思う。特別高圧受電設備は、設置場所に合わせる必要がある。個々の部品・装置も受注生産だ。在庫があっても、現地に合わせるように設置枠を作る必要がある。停電になったマンションで復旧の見通しが立たないのは特別高圧受電だから?水害を避けるため、特別高圧受電設備が地上より上に設置され、外から見えるタワーマンション? 電気好きな自分だけ、うれしいのかも。2020.8.21 関連日記リンク追記あっ高圧一括受電設備だ(屋外の電柱に設置された高圧一括受電設備)
2019.10.22
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