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だいじょうぶ。みんなここにいる。 誰も欠けてない── 次回より通常の日記に戻ろうと思います。 本日は、このところ私なりに考えてきたことを、皆さまと分かち合えたら と願いつつ──【生きとし生けるものについて】 もう二十年以上も前のこと、私たちは楓の旅立ちに立ち会いました。 窓の向こうにバルコニーがあって、街の風景が見える病室。 お医者様と看護婦さんがいて、家族みんながいて、友達がいて、楓が最後の息を天に返す、その瞬間に私も立ち会いました。 呼吸を終えることがこれほどまでに大変な仕事なのか。そこには人間が懸命にこの世から旅立っていく姿がありました。それがあまりに一生懸命に見えて、私は泣くことしかできなかったけれど、心の底で応援していたような気がします。楓、いかないで、いかないでと叫びながら、心のどこかでは終わりがわかっていて、楓しっかり、しっかりとその旅立ちを励ましていたような気がします。 楓が最後の息を終えたその時、窓の外の風景が急に輝き始めました。 病室の向こうのバルコニーには白い鳩がとまり、空には二重の虹がかかっていました。山が生きている、木や花がそのまま生きている。窓の向こうの風景が、驚くほどの力で迫ってきました。その輝きはこの世のものとは思えなかった。窓枠はどこかに飛んでしまって、ただ生きている世界だけがそこにありました。 この人はもうここにいないのに、窓の向こうの風景はそのままある。この人は死んだのに、私は生きている。 「楓は生きているものたちの中に入っていったんだ」 それはあまりにも強烈な「いのち」の経験でした。 頭で考えても、理解しようとしても無理。わからない。 だけどあの時、心で、身体で感じ取ったこと── 向こうにいってしまった人にとっては、すべての人が生きているということなのでしょう。向こうにいる人にとって、死んだ人などいない。 だから、「天国」っていいところなんだろうな。 誰も──楓でさえ帰ってこないんだから。よほどいいところなんだと思います。 なぜならば、そこでは「死んだ人」がいないから。 この世で一番つらいこと、「死ぬこと」「死なれること」のない世界だから。 私たちはこの世の目で死んでしまった人たちのことを死んでしまった人と見るでしょう。でも、死んだ人の目には死んだ人などいない。死後の自分の存在も含め、すべての人が生きている。 あの日、楓は最後の息を天に返し、生きとし生けるものの中に生きることを始めたのだと思います。 あの日の風景が、この世も、かの世も、生きとし生けるもののまざなしの中にあることを垣間見せてくれたのです。 ◆応援ありがとうございます! 生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんなおなじ
2007年11月27日
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1985年10月10日の夢の中── もういい。笑え!と言った君よ Let it be.─楓訳─ When I find myself in times of trouble 僕が苦しんでいる時に Mother Mary comes to me 目の前にマリア様がきっと現れて Speaking words of wisdom, 知恵の言葉を授けて下さる "Let it be." 「あるがままに、ゆだねなさい」と And in my hour of darkness 暗闇にさまよっている時に She is standing right in front of me マリア様は僕の前に現れて Speaking words of wisdom, 知恵の言葉を授けて下さる Let it be. 「あるがままに、委ねなさい」 Whisper words of wisdom: 優しく囁きかけて下さる Let it be. 「あるがままに、委ねなさい」 And when the broken hearted people 悲嘆に打ちひしがれた人々にも Living in the world agree, やがて調和に満ちた世界が訪れる There will be an answer: きっとそこに答えが見つかるはず Let it be. あるがままに、委ねていれば For though they may be parted there is 離れ離れになった人々も Still a chance that they will see 再び会えるチャンスはきっと来る There will be an answer: きっと解決策が見つかるはず Let it be. あるがままに、委ねていれば And when the night is cloudy, 夜空が暗闇に覆われても There is still a light that shines on me, 一筋のひかりがきっと見つかる Shine on until tomorrow, 明日を照らす希望のひかりが Let it be. あるがままに、委ねていれば I wake up to the sound of music 僕が新しい目覚めの朝を迎える時 Mother Mary comes to me きっとマリア様が現れて Speaking words of wisdom, 優しく囁きかけてくださる Let it be. 「あるがままに、委ねなさい」 There will be an answer: きっとそこに答えは見つかるはず Let it be. あるがままに、委ねていれば Whisper words of wisdom: 力ある言葉を授けてくださる Let it be. 「あるがままに、委ねなさい」と ─── 実は楓は自分流でありながら本格的、かつ真剣な願掛けをしていて、その満願の日にマリアの出現を受けたことがあるのです。 で、ここからが実に楓のエピソードらしい。 楓はもちろん、病気の癒しを出現者に求めました。 ところがマリアとおぼしきその女性は、楓に面と向かって病気の平癒を拒否したというのです。 楓もさるもの、「じゃあなんでわざわざ出てきたんだ」と食い下がりました。 それでもマリアは楓の願いかけを拒否し、病気治癒を目的に出現したことを否定します。そして、別の奇跡をさらに求めるように祈ることをすすめました。 平癒とは別の奇跡──楓の中で、病の意味が大きく変換されました。 短かったその一生を通じて、あるひとつの答えを私たちに示していってくれたのだと、私は確信しています。 病気との和解という奇跡を。 運命との和解という奇跡を。 ─── 皆さま、あたたかいメッセージを本当にありがとうございました。 本日は心の中の弔意に反し、あえて通常の更新をしております。 私たちは元気でいなければと、私は考えます。 「ぼくはだいじょうぶ、だいじょうぶ」と言い続けたヒロのことを思います。 大切な時間の中にあるカーチンさんを心配させてはならない。 皆さまの心からの哀悼の意を、カーチンさんは受け取ってくださいました。 勇気を出して、私も私にできる一歩を踏み出したいと思います。 みんなでいつか、カーチンさんを支える小さな一隅になることがきっとできると信じています。
2007年11月19日
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親愛なる皆さま。 私自身、非常に衝撃を受けております。 あえてリンクは致しませんが、カーチンさんの更新をご覧になられた方から 多くのご心配のメールをいただいております。 私もどうしたらいいのかわからないままに、立ち上がろうと思います。 カーチンさんがあえてブログに更新なさったことから鑑みて、ブログに集う 仲間たちからのメッセージは、今、カーチンさんの心の少しでもの支えになる かもしれないと思うに至ったからです。 私はもしかしたら愛、燦々とさんとともに奈良に飛ぶかもしれませんが、 いずれにしてもこちらのブログはカーチンさんへのメッセージの窓口になろうと 考えています(カーチンさんのPCがまだ復旧していないと思うので、 カーチンさんのブログの私書箱やコメント欄にメッセージを入れてもにすぐには 届かない懸念があるからです)。 もちろん、あまりに至急のメールは気が引ける、または人手を介さない方が… とご判断の場合は、この限りではありません。 以下、メールフォームをお使いいただき、こちらのコメント欄か私書箱の方へ ご送信ください。 ----------------------------------------------- 《メッセージ》 《お名前》 《カーチンさんに自分のアドレスをお伝えする・しない》どちらか選んで下さい。 ----------------------------------------------- 私事ではありますが、19日(月)に予定しておりました更新は、弔意を以て 延期させていただきます。 今回の更新を予告なく削除する場合もございます。どうかご了承くださいませ。 もちろん、いただいたコメントは責任をもってカーチンさんにお届けいたします。 皆さまのご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。 ひたすら涙を流し、心から祈りを捧げつつ、 カーチンさんの心に寄り添っていたいと思います。 小夜子拝
2007年11月17日
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発表されました! 幼稚園の今年のお遊戯会の衣装!!! どなたかお力を貸していただける方、いらっしゃいますか~(涙) 字数の関係上、前略でまいります。 本日のトピックスの中で最も重要であり、ご先祖が何度も何度も繰り返して私たちの両親に言っていたことを、冒頭に挙げつつ──。 決して子供の自信を削がないでください。 一度自信を失った子を回復させることは、最も困難なことだからです。 【ご先祖による受験指南】本日はその後編─for親御さん─ ・ほめることを根幹にして、子供とコミュニケーションをとる。 早い子では反抗期を向かえつつあるこの時期、親のすべての言動に反発してくる子も出てきます。そこで、親が「ほめる」ことを前提に子供に言葉を掛けるように努めると、子供の心の中で、親の言葉を聞き入れる余裕が生まれてきます。学校や塾から帰ってきたら「お疲れ!」「頑張ってるね!」──できるかぎり子供の持つ良い点をほめて、日常から子供とのコミュニケーションを円滑にしておいてください。 ・簡単な段階にある時ほどほめろ。 単純な基礎の時点で怒られて、やがて勉強自体が嫌いになってしまうと、もう取り返しがつかなくなる。足し算や引き算はもちろん、掛け算、割り算、時計の見方、暗記もの…1,2年経って、もう少し成長すれば、誰でも解けるようになるもの、あるいは時間をかければ誰でも覚えられるはずの暗記ものについては、ほめまくって伸ばしてほしい。 ・解答が間違っていた時も、ほめろほめろ。 「わからないところが今のうちにわかって良かったじゃん」と励ましてやる。何度も間違えたり、ケアレスミスだったりしてイライラしても、とりあえず口に出すのは「弱いところが発見できて良かった」という励まし。本番で間違えないことが大切なのだから、学習中に間違えたことについては、肯定的に捉えるべし。 ・で、ほめる時は具体的にほめる。共感する。 「よかったねぇ」「よくやったなぁ」などと、漠然とほめない。「この間は振るわなかったけど、今回はすごく挽回したね」「ここは間違っちゃったけど、こっちの方は正解率が低い問題なのに、よく正解できた」「ずいぶん難しい問題に取り組んでいるんだなぁ。よし、お父さんも一緒にやってみよう!」というふうに、より具体的にほめ、また共感してあげてください。 ・毎日五分でも、絶対に子供のためだけの時間を作る。 忙しい毎日だとは思います。子供に対しても感情的に怒ったりしてしまうのは、余裕のない現代を生きる親の心理状態からして致し方のない場合もあります。それでも、毎日五分だけ家事や自分の時間を割いて、“100%子供のためだけ”の「仲良し時間」を作ってください。 眠りにつく時、「今日も感情にまかせて子供を怒ってしまって悪かったなぁ」という後悔が襲ってくることがあります。でも、短い間でも必ず子供のために遊んであげられたならば、「今日も感情にまかせて怒ってしまって悪かったけど、5分だけは本当にこの子と一緒に心を合わせてあげられた」と、親として満足することができます。親であることへの充足感は大切です。 ・絶対に塾任せにしないでください。 塾で教えられることは“技術”です。子供の勉強には、親が必ず関わってください。そして「勉強ってこんなに楽しいんだ。中学(高校)ではもっと面白いことが勉強できるんだ。おまえも早く中学生(高校生)になりたいだろう?」と子供とともに勉強に対して希望を持つ親でいてください。模試で高得点をとらせるだけでなく、その子が自分の資質に合った学校に上がり、将来は更に伸びていくであろうことを前提にした学習姿勢へと導くことが、親の重要な役割です。 ・受験直前の心得 本当に普通に毎日を過ごしてください。特別なことは必要ありません。朝の自宅学習を大切にし、色々なところにもよく出かけてください。子供と一緒に何でも話し合ったり、遊んだりしてください。受験日を含め、直前まで親がどれだけ平常心でいられたか──当日、子供が実力を出しきることに関わる大きな要因です。 ・受験当日の心得 受験生が気持ちよく家を出られるよう、元気に送り出してあげる。 「問題をよく読むんだぞ(主に英へ)」「見直しは繰り返ししろ」「試験前にトイレに行くのを忘れるな」等々、当日親が子供に言いたいことはたくさんあると思います。でも、本番を前にして自分がそれを言われたとしたらどうでしょう。うるさいなぁ、そんなのわかりきってるよ!とイライラして言い返したくなるようなことを、子供に言おうとしていませんか。 あれこれ注意するのは論外として、「こんなに頑張ってきたおまえを信じてる」という信念のもとに、「校長先生がおまえのことを待ってるぞ!」バシッと手を打ち合って送り出すくらいの余裕のある態度で接してください。 ─── ・それでも…どうしても精神的に行き詰った時。 自分が幼かった頃の写真を見つめる。 子供が幼かった頃の写真を見つめる。 生まれた時の様子をその子に話して聞かせる(どんなに可愛かったか…)。 ◆応援ありがとうございます! 将来への不安と希望に慄く受験生たちに、更なるアドバイスをお願いします!
2007年11月12日
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これ描いてもらった後…本物のオバケに遭った! 受験生の皆さま、お待たせしました。 本日はリクエストにお応えして── 第一志望に必ず合格させる塾として有名だった青木学院。 その【ご先祖による受験指南】 “受験生たち”と“親御さんに”呼びかける、二部構成となっております。 今回は受験生たちへ──まずは今の自分はどちらに入るか、自問してみて。 合格タイプ 集中力抜群タイプ/地道に努力タイプ/やるときゃやるタイプ/大逆転タイプ/ 有言実行タイプ/一直線一途タイプ 失敗タイプ 気合だけ空回りタイプ/自信過剰タイプ/お気楽タイプ/情報過多タイプ/ 付和雷同タイプ/知ってるつもりタイプ ・上位10%はそのまま走り続ける。 上位10%圏内に入る子の学習能力というものは、意外に変動がないものだ。 上位の連中はそのまま逃げ切る場合が多いぞ! 追いつけ追い越せを狙う者、のん気に構えてはいられないぞ。 ・逆を言うと、10%以内に入っていれば合格を総ナメできる。 そういう子は、どこの学校も欲しがるから。 第一志望、すべり止め、単願、併願などと巷ではよくいうが、一校しか受からなかったというのは実は稀。実際に合格できる子は第一志望からすべり止めまですべての合格をとってくるものだ。 ・明るいしっかり者になれ! 合格率の高い性格をあえて挙げるならば、「明るい、しっかり者」に限る! 常に前向き、活気があってピンチをチャンスに変えられる──でもお調子者にとどまらず、しっかりしていて実力もある…どの学校もそういう子を求めている! ・受験は個人戦ではなく、団体戦だ。 子供たちの受験に対するモチベーションは、親の期待よりも仲間達の期待で大きく動き出すことがある。友達はライバルではない、戦友だ(ただし、ライバル兼親友はアリ)。 ・間違えた問題は、試験に出ると思ってくり返すがよい。 ヘアスタイルがすごくキマッている友人がいて、そいつにそのワケを聞いたところ「普通、ドライヤーをかける時、同じ部分に一回や二回ブローして、なんとなくハネとかがおさまったら終わりにするだろ? でもおれはたとえハネがおさまった後に、さらに人の10分は長くドライヤーを当てている!」と豪語していたので、これは勉強にも当てはまると思った。 普通の人が一回や二回の正解で身に着いたつもりになるところを、さらに10回以上繰り返して正解できるようになれれば、それは身に着いて決して離れない、ということだ。 ・家の手伝いをしろ。 青木にも上位10%という存在はいる。ただし、その子たちが必ずしも勉強時間に恵まれているとはいえない。共働きの両親に最近弟も生まれて、家事や弟の世話に時間がうんと取られている子、4時間おきに薬を飲まなければならない子、お母さんが亡くなって、自分のことは自分ですべてしなければならない子…限られた時間の中で勉強した結果は、なぜか成績に劇的に比例する。集中力こそが、学習能力への必須の条件だということがわかる。 自分の時間に余裕のある者たちは、だらだら勉強を防ぎ、勉強に対する集中力をつけるためにできるかぎり時間を決めて、毎日のルーティンワークとして家の手伝いをしよう(皿洗いが一番おススメ)。朝起きてから寝るまで、一日のすべてを自分で管理することができる子は、必ず第一志望に合格している。 ・試験がご褒美だと思えるようになるまで勉強しろ。 ああ、おれ、すごくわかるようになってきた。誰か今のおれの実力をテストしてくれよ。おれ、今すげぇ実力判定試験が受けてぇ…と試験やテストを切望するくらいの心境にまで持って来られたならば、おまえの学力は本物だ。 ◆応援ありがとうございます! 抽象的なアドバイスを嫌った楓にご先祖が伝えた渾身のメッセージ、皆さまにもご参考になったでしょうか。どきどき…。 受験生活を越えてきた女神たちよ、更なるアドバイスをお願いします! 次回は「親御さんへのメッセージ」です☆
2007年11月05日
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