@フクスケの焦点
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図書館で本を借りた後、出ようとして歩き出したところ左手にあるCDのコーナーが目にとまり気になって、クラシックコーナーを見だしたら、久しぶりにクラシックが聴きたくなった。チャイコフスキーかブラームスがよかった。そういう気分だった。自分の持っているCD以外の誰か他の演奏が聴いてみたかった。それがまたクラシックの楽しみだから。ブラームスの交響曲の1番がよかったのだけど、図書館にあるのは自分が聴いたことのある演奏のものしかなかった。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲、五嶋みどりというのがあった。食わず嫌いというやつで五嶋みどりは今まで真面目に一度も聴いたことがない。ちょうどいい。どうせタダだし。指揮はクラウディオ・アバド、演奏ベルリンフィル。立派なもんや。へぇ、五嶋みどりってアバド指揮のベルリンフィルと共演していたのか、すごいなと思った。ついでにインバル指揮フランクフルト放送交響楽団のブラームス交響曲第4番も一緒に借りた。その日の深夜、少し酒の酔いがまわっている状態で五嶋みどりのチャイコフスキーを聴く。聴き始めてすぐ、その少しためを作ったような気持遅めのテンポで、堂々と、しかも繊細、精緻を極めた演奏にすぐに引き込まれ完全に圧倒された。凄い。ものすごい。天才や。第2楽章などはバイオリンの独奏の後のベルリンフィルの演奏が鈍感に思えた。もっと繊細に入ってこいやと言いたくなった。たぶん五嶋みどりもそう思ったにちがいない。それほどこのCDの五嶋みどりのバイオリンの演奏は繊細精緻を極めているように思う。演奏が終わったとき、深夜一人でブラボーと叫んだら、ライブ録音だったのでこのときの聴衆もたくさんの人がブラーボーと叫んでいた。当然だ。いいCDだ。五嶋みどりさん、たいへん遅ればせながら、今日のこのCD一発で大ファンになりました。今までごめんなさい。
2011.02.22
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