January 28, 2008
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以前に一度、彼女の妄想小説をご紹介しました。
今回は第二弾!
相葉ちゃんと翔くんのお話です。
ちょっとほのぼのしてくださいね^^

『ペットのまさき』

「しょうぉちゃん!!一緒に帰ろ!!」
仕事が終わって、おれが帰るしたくをしていると、後ろからテンションの高っかい声がして、相葉ちゃんがおれの背中に飛び乗ってくる。

ったく、小学生かよ・・・(苦笑)。

あ、どぉも~、嵐の櫻井翔です。
本日は、嵐の宿題くんの2本取りがありまして、ついさっき、終わったところでございます。
んで、今日は、いつもより早めに終わったし、ほしいものがあったんで、買い物でもして帰ろうかなと思っていると、後ろから、この甘え虫につかまってしまったんですねぇ(笑)。

「相葉ちゃん、おれ、今日、買い物してから帰ろうと思ってるんだけど。」
おれが、
遠まわしに断りかけると。
「あ、じゃぁ、おれも行く!」
・・・空気読めよ・・・(笑)。
ったく、しゃ~ね~なぁっとに・・・。
おれは、苦笑いで小さなため息をつくと、相葉ちゃんと一緒に楽屋を後にした。


相葉ちゃんが、何がそんなにうれしいのか、飛び跳ねるようにおれの横を歩きながら、おれを覗き込んで来る。
「いや、車で迎えに来てもらったから、歩き。たまには、いーじゃん。」

「お疲れさーん。」
と、おれらの横をニノが通り抜ける。
「歩いて帰るのはいいけど、翔くん、外、雨だよ。」


「ったく、雨かよ~。あー、しゃーない、タクシーだな。」
と、おれが、相葉ちゃんを振り返ると、彼は、なにやらガサゴソとかばんを探って、折り畳み傘を取り出した。
「おれ、傘もってるよ。相合傘、しよーよ。」
「・・・・。」
満面の笑みの相葉ちゃんを、おれは、ちょっと、呆れ顔で見やった。
はぁ~・・・ま、いっか(笑)。

と、言うことで、おれらは、相合傘で雨の中、おれの行きたかったお店へと向かった。

「あ~、やっぱ、タクシーにすればよかった。さみーよ。」
車通りの激しい交差点。
信号に足止めされて。
おれは、周りにばれないかと、ひやひやしつつ、ぼやいた。
「・・・・。」
さっきから、ハイテンションにしゃべり徹しだった相葉ちゃんが突然無言になる。
「?どうかした?」
おれは、相葉ちゃんを振り返った。
彼は、なにやら、真剣な面持ちで何かを見つめていた。
「?」
おれが、相葉ちゃんの視線を追うと。
「あ・・・。」
車がひっきりなしに行きかう道路の真ん中に、犬が一匹倒れていた。
車に・・・轢かれたんだろう、一見して野良犬だと解る薄汚れた犬だ。
犬好き、動物好きの彼には、たまらない光景なんだろうな・・・。
と、おれが、相葉ちゃんの険しい横顔を見つめていると。
何を思ったのか、彼は、おれの手に傘を押し付けると、車の行きかう道路へと足を踏み出した。
「ちょ、ちょっと、相葉ちゃん!?」
おれは、あわてて彼を引きとめようと手を伸ばしたけど。
彼は、持ち前の運動神経、反射神経のよさを発揮して、車をすり抜け犬の死骸にたどりつく。

「ちょっと、やだ、あの子なにやってるのかしら。」
おれの横でおばちゃんたちの非難の声が上がる。
やばい、ばれる。
おれは、信号が青になるのを待ちかねて、相葉ちゃんの元に走り寄る。
「何やってんの?行くよ、ばれるから。」
おれが相葉ちゃんを引っ張り上げると、彼は、その腕に何かを抱いていた。
「?」
なんだ?と思いつつも、周りの視線を気にして、おれは、強引に彼を引っ張り、とりあえず、その場から離れた。

「ったく、何考えてんだよ、相葉ちゃん。あんなに人がいっぱいいるところで、あんな人目につく行動とったら、ばれちゃうじゃん。アイドルなんだからさ、もっと、自覚持てよ。」
おれは、かなり離れた場所まで相葉ちゃんを引っ張ってくると、振り向きざまに説教をかます。
「・・・。」
相葉ちゃんは、いまだに無言で腕に抱いた何かを覗き込んでいる。
「何持ってんの?」
おれの言葉に、相葉ちゃんは、腕に抱いていた薄汚れた何かをおれの目の前に突きつけた。
「子犬!?え、さっきんとこにいたの?」
「うん、あれ、お母さんだったんだよな?」
相葉ちゃんは、小さな子犬に顔を近づけ覗き込む。
「こんなに濡れちゃって・・・かわいそーに。」
彼は、かばんの中からタオルと取り出すと、その子犬をごしごしと拭き始める。
おれは、傘を彼の上に掲げながら、なんとなく、ほほえましい、父親のような、兄貴のような気分で相葉ちゃんを見守った。
「よし、少しはましになったね。あ、くすぐったいよ。」
相葉ちゃんが、子犬とじゃれてる。
「一緒に帰ろうね。」
相葉ちゃんは、そう言うと、子犬が濡れないように自分のジャケットの中に入れてあげてる。
「ごめんね、待たせて。行こっか、翔ちゃん。」
相変わらず、満面の笑みの相葉ちゃん。
そんな彼を見ながら・・・おれは、ふと思い出した。
「・・・相葉ちゃんの部屋って・・・ペット禁止じゃなかったっけ?」
「え・・・?あ~!!!そうだ!!・・・忘れてた・・・。」
・・・・(苦笑)。
「どうしよう、翔くん!?」
「いや、どうしようって言われても・・・。」
「どうしよう??・・・・あ、そーだ!!!」
相葉ちゃんは、何を思いついたのか、にっこり微笑って、おれを上目遣いで見上げてくる。
「・・・なんだよ、その気持ち悪い微笑みは?」
「しょうぉちゃん!!」
「だから、なんだよ!?」
「しょおちゃんち、ペットOKだよね?」
「はぁ!?そうだけど、おれ、やだよ!おれは、動物は、あんまり得意じゃないんだよ、相葉ちゃんと違って!!」
おれは、大慌てで抗議の声を上げる。
「そんなこと、言わないでさぁ。この子、家ないんだから・・・こんなにちっちゃいのに、かわいそーじゃん。」
「いや、だったら、お前、実家にでも連れて行けばいーじゃん!お前んち、前、犬飼ってたじゃん!!」
「いや、でも、千葉につれてっちゃったら、おれが会えなくなっちゃうじゃん!翔ちゃんちなら、毎日でも会えるし。」
「お前、毎日来る気かよ!?」
おれは、もう、パニック状態で、腕を振り回す。
そんなおれをじ~っと見つめて。
相葉ちゃんは、子犬をおれの目の前に突き出した。

「翔ちゃん・・・・おねがい・・・!」
相葉ちゃんの嘆願に合わせて、子犬がク~ゥンと情けない泣き声を上げる。
おれは、途方にくれて、相葉ちゃんと子犬を交互に見比べた。

上目遣いで、救ってくれとばかりにおれを見つめる4つの大きな瞳。
雨に濡れてぼさぼさの髪の毛。
この二人・・・二匹?
なんか、そっくり・・・(爆笑)。

「ぶっ。」
おれは、思わず吹き出した。
「なに?なんで笑うの!?」
相葉ちゃんが訳がわからずにわめきだす。
「・・・ったく、わかったよ、しゃーねぇなぁ。」
おれは、しぶしぶ承諾すると、情けなさそうにおれを見上げる子犬を抱き取った。
「やったぁ!!!さすが翔ちゃん!!!」
相葉ちゃんが飛び上がっておれに抱きついてきた。
「ちょっと、犬つぶれるから!!」
「よかったなぁ、お前!」
相葉ちゃんは、わしわしと、子犬の頭をなでた。
「わんっ!」
子犬もうれしそうな声をあげる。
「・・・ほんっとにそっくりだ・・・(笑)。」
「なにが?」
「いや、こっちのこと。」
「ねぇ、翔ちゃん、名前、何にしよっか?」
相葉ちゃんが期待に満ちた目でおれを見てる。
「名前?・・・『まさき』だな。」
「へ?」
おれの言葉に、相葉ちゃんの眼が点になる。
「だって、こいつ、相葉ちゃんにそっくりなんだもん。だから、まさき。」
「・・・・ま、いいや。・・・まさきだってぇ。よかったなぁ、お前、かっこよくなるぞぉ。類は友を呼ぶってゆーし!!」
「・・・いや、それ、全然意味合ってないから・・・。」
・・まぁ、おばかな相葉ちゃんは、置いといて・・・。

結局、おれらは、買い物をすることはなく、おれの部屋へと帰ってきた。
「まさき、お風呂入れてあげるね!」
相葉ちゃんは、大張り切りでまさきを風呂場へつれて行く。
おれは、テレビを見ながら待つことに。

「翔ちゃ~ん、見て見て、こ~んなにキレイになったよ?」
相葉ちゃんがうれしそうにバスタオルに包んだ子犬を見せに来る。
「おお。お前、白かったんだ。」
目の前には、真っ白にふわふわに変身したまさきがかわいく尻尾を振っていた。
「な~んだ、お前、かわい~じゃん。相葉ちゃんなんかより、全然かわい~じゃん。」
「なにそれ~。」
相葉ちゃんが不満そうな声を上げる。
「でも、いいや。たしかに、まさきは、かわいいもん。さすがおれらの子。」
ぶほっ。
相葉ちゃんの言葉に、おれは、飲んでいたコーヒーを思わず吹き出した。
「おれらの子って・・・・。」
「ん?なにが?何やってんの、翔ちゃん、汚いなぁ。」
はぁ・・・相葉ちゃんの思考にはついていけない(笑)。
まぁ、いっか(笑)。


まぁ、こうして、おれとペットのまさきとの生活は、始まったと言うお話でした(笑)。


              (おしまい)










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Last updated  January 28, 2008 06:59:20 AM
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ミーコ0204 @ Re:嵐アリーナツアー(05/08) お久しぶりです。 楽しそうだね。 今、…
じゅに_果樹 @ Re:奇跡(05/21) 何年も何年も、ご無沙汰してました… お久…
福太郎♀ @ Re[1]:1日目終了(11/28) kumachan614715さん >楽しかったみたいで…
kumachan614715 @ Re:1日目終了(11/28) 楽しかったみたいですね。 私は天井席見切…
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