~風々堂・覚え書き~

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まきやん@ Re:とりあえず、生きてます。(04/07) こんばんは。 覚えていらっしゃいますか?…
風々堂くも @ Re[1]:とりあえず、生きてます。(04/07) 空夢zoneさんへ お久しぶりです、お元気で…
空夢zone @ Re:とりあえず、生きてます。(04/07) ちょ~~~~~、お久しぶりです。 にゃん…
猫母(=^・・^=)@ Re:豆アジで強引にピザっっ(@_@)/(10/03) ご無沙汰してます。 アジのピザ!なんて魅…
空夢zone @ Re:嵐の前のぼっち釣り(10/05) 波津も場所によっては、釣れる所と釣れな…
風々堂くも @ Re[1]:まだまだ絶不調なのでしたσ(^◇^;) 空夢zoneさま こばはです。 >波津は、土…
空夢zone @ Re:豆アジで強引にピザっっ(@_@)/(10/03) 波津は、土曜日、豆鯵爆釣の様子でした。 …
風々堂くも @ Re[1]:ウチの子たち、甘えん坊でしてσ(^◇^;) 空夢zoneさま ふたたびこばは! >そりゃ…
風々堂くも @ Re[1]:今年は絶不調です(T_T) 空夢zoneさま こんばんは。 しばらく、ブ…

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はい、最近体型ばかりでなく性格も丸くなったくもですが、
でもこればっかりはねじ曲がり根性爆走な、久々の映画評でございまする。

気を悪くされる方もおられるかもなので、最初にあやまりますです。すいません、風々堂の映画評は、時流からハズレてますので、あまり参考にしないで、聞き流して下さいマシね(;^_^A アセアセ…

さてっと。
今回はタイトル通り、『憑神』

オフシャルサイトはこちらへクリックジャンブでし→ 憑神

原作:浅田次郎
監督:降旗康夫
主演:妻夫木聡

ま、気楽に見れる映画というものでございまするな。
作りもひどくはなかった。しっかりとした真面目なコメディ調でございまする。
が、俊逸でも、なかったというか(^_^;

問題は憑神たちのキャスティングにあるような。
三人の困った神様に憑かれてしまう話なんですが、最初のひとりが西田敏行氏であったのがいけなかったのかも。
あまりに西田さんが芸達者すぎて、他のお二方がかすみすぎてしまいました。

人選がもっと良かったなら、この映画の面白さは確実にアップしたかと(^_^;

ま、最後の神様はしょうがないかもしれません。
お子様だし。

が、この、お子様がまた違う意味で問題かと。
レトロな映画ファンなら、あれが、確実にとある昔の有名映画にでてきたキャラのパロであるのが、ピンときてしまいまする。

ある映画、とは、おフランスのオムニバス映画 『世にも怪奇な物語』
当時の巨匠監督三名による、エドガー・アラン・ポーの小説を下書きにしたみっつのお話でございまするな。

そしてこの映画で最も俊逸なのは、やはり三番目の、巨匠中の巨匠、フェリーニ監督の作。
映像的にも内容的にも一度みたら忘れられないような、美しくもおっかないお話でごさいます。

とあるロックスターと、彼に憑いている悪魔の物語。
それはそれは美しい少女の悪魔です。
勿論、彼にしか見えないその美少女は常に片手に白い鞠を持って、にっこりしながら彼に憑いておるのです。
彼はそのせいか、ひたすら破滅的な突っ走り方をしたあげく、スポーツカーで暴走した末、実際破滅してしまうのですが。

最後に、スパッと外れてしまった彼の生首のそばへ、その鞠がコロコロコロっと。
美少女はにっこりして、鞠ではなく、彼の首を持って闇の中へ消えていきます。

このジツにおっかない少女を知っているくもには、どうしてもこのイメージが頭に蘇ってしまいまして、困ってしまいました。あんまり怖いんだもの、あの悪魔っ。

ああ、真っ新な頃だったら、もっと楽しめたかもしんないっ(笑)

思わず、

(鞠なんか持たせるなよ…相手はフェリーニだぞ?
良い度胸しすぎてるなあ、この監督……(¨;)
パロって笑って貰いたいだろうけど、
あんまりにも×△※※…)

って、ぼやいてしまいました。一応、あやまります、ごめんなさいっ(笑) 

それと、軽く流したいのか、それとも、開き直りが足りないのか……。
や。
西田敏行さんは出ているだけで笑うんだけどっ。
如何せん、最初に居なくなるし(笑)
後はフツーの俳優さんたちしか居ないから、どこかすべる…。
となれば、演出スタッフに今ひとつ、 笑いのセンス に限界 があるのかもしれない…。
というか、監督として今いち、経験不 ───ピーピピピピピーー! ←毒舌自主規制音(爆)

でもまあ、期待はずれとまではいきません。
そこそこ楽しめるかと、はい。

くも的、毒たっぷり映画ランクはというと──。

──下ランクの、上の中 (・_・)/

ランク解説。
上ランク──映画史に残るような傑作。
中ランク──佳作。見て本当に良かったとしみじみ思う映画。
下ランク──普通の映画。
         (但し下ランクとはいえ、
          上の部は、「見てもそれなりに楽しめる」ランク。
         但し、下の下になれば、
         さすがに「金返せ!」気分(笑))。

こんくらいかなあ…。実績のある監督なので、ちょい毒吐きすぎたような……(^_^;

──あ(・_・ゞ-☆

ひとつ、個人的には文句なく楽しめた部分がひとつ。
それはエンディングロールでございまする。秋津島各地のお稲荷さんのキツネ像があれこれ出てきまして。
この部分がくも的には一番、楽しかったんです(爆)

近年どんどん 意味無く長ったらしくて、つまらないエンディングロール ばかりと感じてしまうんですが。ここまで楽しめたのは 滅多にない!、 ですな( ´-`)ノ






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Last updated  2007.06.28 22:07:24
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