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冷凍食品での中毒の話題で持ちきりです。
3年前まで、この時期に実家に電話をかけると必ずBGMにウグイスの生声が聞こえていました。
物心ついた時から、家にはウグイス、ホオジロ、オオルリ、メジロ、ヤマガラ等々、今では捕獲することも、飼育することも禁止されている野鳥がいました。
中でも、ウグイス、ホオジロは、この時期には競鳴会が催されることもあって、それに向けて鳴き方もノリノリになってくるころで、自然界には絶対にない鳴声を聞かせてくれていました。
自然界に生息するウグイスは、普通は二通りの鳴き方をします。
高音(高い声)と中音(低い声)とを交互に鳴き、その間に、谷渡りというカチャカチャした鳴声が入ったりもするのですが、鑑賞用のウグイスはもうひとつ、『下げ』と呼ばれる鳴き方をします。
『ホーホホホホホケキーーーーヨ』とノーブレスで鳴きます。
前の『ホ』の回数が多く後ろの『ー』の長さが長い程良しとされます。
中音(チュウネ)高音(コウネ)下げ(サゲ)と規則正しく鳴くことも重要ですが、他にも声の艶、はり、声音等を競います。
ウグイスは縄張り意識の強い鳥でもありますので、競鳴会では他のウグイスの声が聞こえない距離を離した家に置かれ、審査員が一軒一軒聞いて回ります。
3年前、父が倒れた時、実家にはウグイスとホオジロの横綱(優勝した鳥)がおりました。
自然界に無い鳴き方をどうしてするのか?
それは、英才教育を施すからです。
成長したウグイスを捕獲してきても、既に自然の鳴き方を覚えてしまっています。
それは、どうしても直らない訛りのようなもので、うまく『下げ』が鳴けるようになってもなかなか良い音色にはなりません。
中には稀に良いものも現れるのですが、普通は中途半端で終わってしまいます。
結局、自然の鳴き方を覚える前、出来れば親の鳴声も記憶にないくらいの卵から孵ったばかりの時、巣ごと捕ってきてお手本となる良い鳴声を聞かせながら飼育することになります。
自然保護に熱心な人が聞いたら、卒倒しそうな暴挙です。(笑)
『よわきもの』
卵から孵ったばかりの幼鳥を育てていた我が家では、人間は八百屋で買ってきた野菜を普通に水でジャブジャブ洗って食べていましたが、お鳥様の食す野菜は、一晩水に浸けて残留農薬を落としてから食べさせていました。
そうしないと、薬物による中毒で死んでしまうことがあるからです。
薬品を落とすために合成洗剤で洗うなんていうのはもってのほかで、野菜に有害成分が残る可能性があるからと厳禁でした。
こんなことを、中国の『毒菜』騒ぎで、ふと思い出しました。
中国本土では野菜専用の洗浄機(洗濯機みたいなもの)がかなり売れているという話。
自衛しなきゃいけないんでしょうね。