アラフィフおやじの温泉やITや中国や道の駅のブログ

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2014年9月台湾弾丸遠征


2014年9月・台湾弾丸遠征



今週の日月の連休を使って、台北まで一泊弾丸遠征してきました。もともと行く予定はなかったのですが(夏休みのパスポート盗難の反省もあり)、仕事で台湾について話す必要が生じたので、1週間くらい前にまた思いつきで手配しました。台湾は2007年以来7年ぶりになります。

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日曜の朝、往路は成田から。時間があったので展望デッキに出てみると、カメラを持ったマニアの方々が多数いました。

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そしてこちらが搭乗するEVA航空の機体。機内アナウンスは北京語、英語、台湾語、日本語という順番だったような。久々に聞くライブの台湾語にマニアとしては感動。

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3時間ちょっとで台北の北側、淡水河の河口あたりがみえてきました。このあと桃園空港に到着。前回までは「蒋介石空港」でしたが、いまは「桃園」。日本語では音読みで「とうえん」が正しいことになっていますが、「ももぞの」と言ってしまいますね。

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以前は桃園空港から台北市内まではバスのみでしたが、試しに高速鉄道(台湾新幹線、高鐵)で行ってみることに。空港から高鐵桃園駅へはバスで10分ちょっと。都バスみたいな雰囲気のバス。

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上にある高架駅が高鐵の駅のように見えますが、あれは建設中のMRT(市内は地下鉄)。

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高鐵はこちらの地下駅。

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自販機で切符購入。簡単です。プサンから乗ったKTRもそうですが、一見の旅行者からすると、日本より台湾や韓国の方が切符が買いやすいと思います。日本も2020に向けてもっと旅行者目線で考えるべきかと。翌日の帰路で羽田空港で北京から来て新幹線で三島まで行くという中国人に道を聞かれて京浜急行で品川まで一緒、その中国人の不安感がよくわかりましたが、東京はちょっと難しいと思いますね。

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さて、まだ時間があるので駅構内を見学。

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北上(台北方面)、南下(高雄方面)という意味。

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駅構内のファミマ(こちらでは「全家」)。中央部に「関東煮」(おでん)。テイクアウト系は日本のより充実感あり。

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これは高鐵グッズの自販機。あとでも出てきますが、台湾は随分と鉄ちゃん化してます。

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こちらはFree WiFiスポット。

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では「北上」のホームへ。

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地下ホームです。

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来ました。台湾新幹線。

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車内は日本の新幹線そのものですね。韓国のKTRもそうでしたが、ここも左側通行。なぜか新幹線系は日本と同じ左側通行が多いですね。

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桃園から台北まで2駅。途中の停車駅はこの「板橋」。前々回来たときも開通前の高鐵の板橋駅を見学しましたが、板橋区民としてはこの駅は深い親近感を感じてしまいます。今はこのあたりの住所は「新北市板橋区」というらしいので、まさにいい感じです。

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「板橋」のスペルは「Banqiao」。前々回(2006年)のスペルは台湾式ピンインの「Banciao」でしたが、大陸式に統一されてしまったようです。。

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台北駅に到着。これから地下鉄(捷運・MRT)で上の方にあるピンク色の支線「新北投」まで行きます。

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その前に台北駅前で一服。

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MRTの駅。

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駅前の「秋葉原」の看板に目を奪われます。1Fに無印良品もありますね。駅前の雰囲気は日本の地方駅とそっくり。博多駅前とかに似てますね。

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駅前の看板。英語の下にベトナム語とかタイ語が並んでいるので、そのあたりの方々がポイ捨てが多いということでしょうか。

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駅地下の駅弁屋。台湾では弁当は旧字体で「便當」。

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そのとなりの鉄ちゃんグッズ屋。日本みたいです。台湾には日本統治時代に敷設された渋いローカル線もたくさん走っていますので、嗜好もとても似ていると思います。

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大型観光端末。プサンにもありましたが、自撮りしてメールで送れるタイプのもの。

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これは驚き。台北郊外を走るローカル線平渓線と日本の江ノ電のコラボ。

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ゆるキャラも日本にそっくり。

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駅構内のマッサージ屋。これは中華っぽいです。

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こちらは観光端末。

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隣にWiFiスポット。



台北弾丸遠征レポート(2)。台北駅から北投温泉へ向かいます。北投温泉は日本統治時代に日本人が開発した台北の北の郊外にある温泉地。微弱の放射線が岩盤から出る温泉として有名ですが、「北投石」というのはここと秋田県の玉川温泉にしかないということです。

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では、MRTで北投温泉へ。語学マニアな話ですいませんが、MRTでは(現総統の馬英九が台北市長だったこともあり)台湾国鉄とは違い2006年はすでに中国式ピンインでローマ字表示され始めた直後でしたが、この線の終点「淡水」はピンインではない「Tamsui」と台湾語系スペル?になっているところ興味深いです(「台北」もピンインの「Taibei」でなく従来からの「Taipei」ですが)。

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ちなみに、地下鉄は右側通行です。

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乗り換え駅の北投駅に到着。途中からMRTは高架を走ります。

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北投温泉へ行く支線のホームにあった温泉オブジェ。一駅「新北投」駅まで行きます。

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新北投行きの電車は観光電車の趣。

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車内も観光主体の造り。

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北投温泉の最寄り駅、新北投に到着。

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ここにも温泉系のオブジェ。

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WiFiは充実してます。

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中央部が今いるところ。南北逆になっていますが、左側に目指す北投温泉。

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駅前の様子。

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緑のあるほうが北投温泉の温泉街。

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日本の地方都市の景色といわれても気がつかないですよね。

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新北投駅はこんな立派な駅舎でした。

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北投公園を通って温泉街へ。

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公園の周辺や中に見どころたくさん。

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これは石川県の和倉温泉の老舗、加賀屋直営の温泉旅館。

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なだらかな登り坂を進みます。

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こちらはかつての温泉施設を改修して作られた温泉博物館。あとで中に入ります。

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「湯煙天狗」、いい感じです。

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先ほどの加賀屋の入口。まるで日本。

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隣の旅館には温泉マーク。

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いい雰囲気っす。
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では、「北投温泉博物館」に入ってみます。

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日本統治時代の北投温泉の絵葉書だそうです。

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これは1970年代のマッチ箱のデザイン。このころは台湾は公娼制度もあったと聞きますので、歓楽街的なところだったのかもしれません。

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座敷です。

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いい感じのテラス。

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映画も上映されるようです。

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櫻井廣三郎という日本人がラジウムを放射する鉱石を発見したところから北投の歴史は始まるようです。まだまだ続く北投温泉。。



台北弾丸遠征レポート(3)、北投温泉博物館の続き。 CIMG0120

北投石の発見と研究の歴史について書いてあります。

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日本っぽい漫画も。

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2012年が北投石命名100周年だったようです。

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昔の公共浴場にあった椅子。

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そして浴槽。

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ここにも。

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これは北投温泉のジオラマ。

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これは個室の浴槽。ここの公共浴場もぜひ復活できないものでしょうか。。

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昔の桶ですね。

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湯船は全部で3つ。

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昔の浴衣。

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1935年、昭和初期の北投温泉の地図。

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この博物館の模型。

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博物館の見学の次は、今もある公共浴場、瀧乃湯へ。

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これは横にある「熱海大飯店」。

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瀧乃湯、いい雰囲気出してます。

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渋い。これは日本の地方の温泉地にある公共浴場そのもの。

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入口の番台。誰もいないので、中を覗いていたら、脇からおっさんが登場、「100元払ってね。水着はだめ」。100元=400円くらいです。ちなみに公園の中の露天風呂は水着必須なので間違って入ってくる客もいるんでしょうね。pH1.2とはやはり酸性度とても高いですね。秋田の北投石のある玉川温泉と同レベル。中は本当に温泉地の公共浴場そのものでした。地元の年配の客が多かった感じですが、マナーはとてもしっかりしてます。タオル持ち込み不可はもちろん、湯船で体をこすったらだめとか、日本の温泉でもあまり書いていないようなこともあって感動しました。

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瀧乃湯を堪能したので、ホテルに向かうことにしました。ここにも北投公園百年記念の説明。日本統治時代の写真もあり興味津々。

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これは露天風呂の入口。この日は30度超えで結構暑かったので、入るのは翌日にすることに。

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でも、ここもいい感じですね。料金は40元(約160円)、瀧乃湯より安いですね。

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途中にこんな防空壕迷宮なども。

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北投温泉街では一番高い位置にあると思われるホテルにチェックイン。

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ホテルに大浴場はないのですが、個室にこんなすばらしい温泉があり大満足。

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直前予約で日曜の夜ということもあり、部屋の豪華さにしては相当安かったです。

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一休み後、晩飯は「士林夜市」という台北で最も賑やかな夜店の集まるところに行くことにしました。その前に近くの地熱谷に寄ってみましたが、開館時間は終わっていました。日本でいえば、湯畑あるいは地獄、といったところでもうもうと湧水しているところです。

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近くのホテル。

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食事ついでに立ち寄り風呂を提供するこんな店も並んでます。

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新北投駅近くの温泉ラーメンの店。入ってみたかったですが。。

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夜の新北投駅。士林までは5駅くらい。

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士林駅近くのケータイ(遠伝、Far Eastone)の店。

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士林夜市へ向かう道は大混雑。

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畳屋なんかもあり、日本のようです。続く。。




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