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2006年08月07日
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カテゴリ: 健康的に生きる

ミネラル というのはどんな働きをしているのでしょうか?もちろん種類によってその使われ方は様々です。

 例えば 貧血 というとすぐに思い浮かぶ ですが、鉄は一般的にはそのままで使われることはなく、 ヘム鉄 という化合物になりこれが様々に使われるのです。もちろん酸素を運ぶ赤血球の重要な構成要素である ヘモグロビン の主成分です。

 また、これはあまり知られていないかも知れませんが、 肝臓での解毒 (アルコール・薬・その他の有害物質)に大活躍する シトクロムP450

 実は鉄を話題にしたのは、ミネラルはそれ自身が他と化合せずに使われるものは比較的少ないのです。細胞浮腫のところで書きましたが、細胞の濃度調整に働く、ナトリウムやカリウムは確かに他と化合せずに使われています。しかし、この2つのミネラルも化合物となって使われることの方が多いのです。

 そうです。 ミネラルは様々な体内物質の成分として使われることが多い のです。ですから、ミネラルが不足するということは、その体内物質(例えば 酵素 )が必要なだけ作れないということになり、それが 代謝活動に悪影響 を及ぼすのです。


 だいぶ脱線してしまいましたが、 マグネシウム が重要なのは、非常に 基本的な酵素の構成物質 となっていることなのです。これらを マグネシウム酵素 とも言います。

 そして、ここが重要なところなのですが、体を動かすガソリンとも言えるエネルギー物質である ATP (アデノシン3リン酸)の製造には絶対に欠かせないミネラルなのです。

ミトコンドリア が中心的な役割を果たして作られます。このブドウ糖からエネルギー物質を作り出す過程を TCAサイクル とか クエン酸回路 と言います。

 この回路は非常に複雑な過程を経てATPを作り出しています。こうした化学反応に必須のものが酵素ですが、ここで活躍するのが マグネシウム酵素 なのです。



 ATPは体の中のあらゆる部分で活躍していますから、それが十分に作れないとなると、当然結果として 身体の機能低下 に結びつくことになるのです。

 すでに説明したことですが、細胞内に入ってくるナトリウムを外に出す ナトリウムポンプ を動かすにはATPが必要です。私たちの体温を維持し、様々な臓器の働きを支えているのもATPです。いわゆる 基礎代謝 ですね。

 マグネシウムが不足すると、 神経や筋肉のけいれん・ふるえ、思考力・集中力の低下 などの症状が出てきます。筋肉細胞の中には当然動脈を構成している 平滑筋細胞 も含まれており、マグネシウム不足によって血管のけいれんも起こります。これが発生する場所によっては 命の危険 さえあることを知っておく必要があるでしょう。

 実際、私の知り合いで最近時々筋肉のけいれんがあるといっていた人がいます。わたしはひょっとしてマグネシウム不足かも知れないねと言っていたのですが、実際 毛髪検査 をしてみたところ、マグネシウムが検査できないほど低かったということです。

 症状としてはけいれんかも知れませんが、実は気がつかないところで身体に様々なダメージが来ている可能性があるわけで、マグネシウムの摂取には十分に気をつけたいところです。

 なお、一般には カルシウムとマグネシウムの体内比率は2:1 程度がよいと言われますが、 カルシウムは蓄積しやすく マグネシウムはすぐに体内に出て行ってしまう 性質があるので、食品として摂取するマグネシウムの比率はもっと高くすべきだと言われています。

 いかがですか?ミネラル不足は様々な代謝酵素の働きに関わってきます。そのなかでもマグネシウムは特別に重要です。このことを十分に理解した上で、食生活の中でマグネシウムを十分に摂取するようにしていただきたいと思います。もちろん、サプリメントでの補充も必要かも知れません。

 今日は、ここまでとします。



サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、 ひとみ先生までご連絡下さい


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最終更新日  2006年08月07日 17時15分40秒 コメントを書く
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