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きのうのランチは、日本から遊びにきていたピアニストのお友達といっしょに、現ミュンヘン在住、元上海在住経験ありのお友達ご推薦の、大学駅そばの手作り餃子のお店に行きました。水餃子なんですけど、皮がもっちもちでおいし~中国出身と思われるおばさんが、見ている前で作ってくれるのですが、われわれモノを知らない日本人は、厚顔無恥にも餃子にライスをつけてくれと言ったり、スープもちょっとほしいから、大鉢のヌードルスープを2つの鉢に分けろ、だのなんだの注文をつけたのにもかかわらず、やさしく聞いてくれました。(直接、われわれの要求を受けたバイトのドイツ人のにいちゃんは、まったくもってわれわれの意図がわからず、気が利かないことおびただしかったが、おばさんは偉かった)しかし、本来はやはり、この餃子だけでいただく、というのが正解ですね。次回はぜひそうしたいと思います。【冷凍便】【送料無料】手作り水餃子50個(1kg)パック【s-free1015】で、そのあと、路上でばったり、補習校でおにいちゃんの同級生だった女の子のおかあさんに会ったりした後、お茶を飲みにアマーリエンパッサージェへ。そこのガルテンサロンという喫茶店が目的です。 ↓http://www.gartensalon.net/kontakt.html初めていくお店なのですが、パッサージェの中庭をみわたす広いガラス窓のお店の中は、ちょっぴりキッチュな手作り感覚いっぱいのハンドクラフトなどで飾られていて、展示即売もあり。横に細長いお店の入り口を入って右手のカウンターのところで、飲み物とケーキを注文して、二人して席に陣取っていますと、きました、ミルクコーヒーとフランス風チョコレートケーキ。このケーキが極うま!ドイツのお店で一般に売られているチョコレートケーキって、どうしてもぱさついたり、甘すぎたり、アーティフィシャルな香料のにおいが鼻についたりして、あんまり好きじゃないのね。でも、このフランス風はちがう!しっとりさっくりの舌触りにうっとりし、控えめな甘さにほっとします。温めると中のチョコが溢れ出す!チョコレートたっぷりの生地を焼き上げた魅惑のチョコレートケ...ほかにもチーズケーキやチェリーケーキなどもありましたが、餃子のあとでは二人でひとつを半ぶっこするのがせいいっぱい。またぜひ行きたいお店であります。
2010.01.28
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・・・というわけで、前項から続きます、オペラ、ヘンゼルとグレーテルの舞台当日、2010年1月17日。ミュンヘン市の誇る文化会館、ガスタイクの中にある、カール・オルフ・ザールCarl-Orff-Saal に家族4人で赴きました。ヘンゼルとグレーテルのオペラは、わたし自身は約10年ほど前に一度、当時まだ小学校低学年だったおねえちゃんといっしょに、ミュンヘンオペラ劇場ナショナルテアターにて観た事があるのです。情操教育にいいかと思って。そのときは、演出も舞台もごくオーソドックスでした。グリム童話の世界をきっちりと再現する衣装や舞台美術で、要するになんだか薄暗い、ヘンゼルとグレーテルが森で眠り込んで、天使の夢を見るところ意外では、なにも華やかなところのない舞台で、テキストはドイツ語だけど、オペラの常でメロディーにのせてしまうと、わかりにくくなってしまって、当時8歳のおねえちゃんのみならず、わたし自身も途中でつまんなくてふっと意識が途切れた瞬間があったぐらい。だから、魔女役の方がどうだったとか、ヘンゼルとグレーテル役はどうだったとかなんて、もうぜんぜん記憶にございませんの。だから、今回も子供二人連れ、しかもチビはまだ3歳のいたずら坊主ということで、途中であきてぐずりだしたりしたらどうしよう、わたしが抱えて外に出るしかないなあ、そうしたらもう途中入場はできないから、わたしはオペラ、最後までたんのうできないかも・・・という不安が、頭の中で渦を巻いておりました。でも、そんな心配は無用でした。地元の住民起用の町おこしオペラで、予算がないのが幸いしてか、かえって舞台背景なども、影絵をうまく利用し、シンプルながらおもしろく、子供の心をひきつけるものに仕上がっていました。家の中のシーンは、正面の大きな影絵に、ひとつの窓枠から木の枝が見えることで表現し、かわって森のなかのシーンでは、遠くに見える丘と、荒々しい木の枝で、印象的にあらわします。要所要所でに舞台の正面に浮かび上がる、影だけの鹿やうさぎ(最初は子供が被り物でもかぶっているのかと思いましたが、舞台の最後に出演者全員が出てきてみれば、大人がこの役をやっていました)の姿も効果的でした。衣装なども現代的なストリートファッション風。アジア系のショートへアの少女が演じるヘンゼルなんて、スニーカーはいて、ベースボールキャップかぶっているんです。対するグレーテルは、純ドイツ的金髪ティーニー。こちらもスエット生地のミニスカにタイツ。で、二人でちょっとヒップホップ入った家の中でお留守番してるときに、テレビを見ながら眠り込んで、おかあさんに怒られて、家出しちゃうんです。そのあとで帰ってくるおとうさんも、きったない作業つなぎ着て、ビール瓶片手に登場。それとうって変わって、魔女役なんてもうすっごい華やかな、オレンジと金ぴかの衣装よ。宝塚とみまごうばかりの、舞台での衣装がえなんてのもあるのよ。あー、こんな魔女なら、ぜったいやりたい~!!!控えの二次面接でもなんでもいいから、またぜひオーディションしてもらわなくては。ところで、ヘンゼル役のアジア系の少女、音程もしっかりしているし、メゾなんですけど、高音域の伸びもすばらしい。グレーテル役のドイツ人少女が、達者には歌うけれども、ところどころ素人っぽさを残しているのに対して、ヘンゼルは、舞台なれしているというか、ただものとは思えません。プログラムを見たら、Misaki Ono とクレジットされています。あら、日本の方だったんだわ。こんな方がモーザッハに住んでいたなんて、すごい!と思い、ちょっとネットで調べてみましたところ、もしかして、このサイトで紹介されている方なのでしょうか? ↓http://blog.livedoor.jp/sakag510/archives/51268648.htmlそりゃあ、国際コンクールに出るような方なら、もうプロですよね。さらに、上記のサイトで紹介されている漢字でも調べてみましたら、日本でもリサイタルなどを開かれているようで、しかもそのピアノ伴奏が、わたしも存じ上げているミュンヘン在住のピアニストさん。これはもうほぼ確定かも。ぜひ、お近づきになりたい方です。
2010.01.21
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わたしの住むミュンヘンのモーザッハ地区は、なかなか活気のある商店街を有した、まあまあ落ち着いた住宅街。お隣のノイハウゼン地区が、住宅街でありながら、なかなかおしゃれなカフェがあったり、こだわりのお店があったりするのに比べ、ちょっとダサめでいけてない感じがするのは否めませんが、なかなか住みやすい地域ではあります。ですが、これまで文化的なものからは縁遠い地区でして、ちょっとこどものお稽古事などになりますと、そのへんの近所にはなにもなく、やっこらせと街中まで移動しないといけないのが、わたしの中では大きな問題でした。こどもが小さいうちは、それこそ学校帰りにちょこっとリトミック教室に寄ったり、バレエ教室に寄ったり、テコンドースタジオに通えたりできれば、こんな便利なことはないとかねがね思っておりました。現在でも、これらのわたくしの内なる願望は、ほとんどかなえられていないのですが、2年ほど前に、意外なところで文化的活動の芽が、モーザッハにも生まれたのです。その名も、モーザッハ・マハト・オーパー。(Moosach macht Oper、モーザッハがオペラをする) 地元に住む音楽家の発案で、地元の住人だけでオペラをやろうじゃないかという企画が持ち上がったのです。この音楽家の方は、この業界では珍しく、オーガニゼーション能力にも長けた方のようでして、ミュンヘン市との交渉もうまく、市のスポンサーをとりつけ、地元の幼稚園、小学校、ギムナジウムに実業学校、職業訓練校の生徒や関係者をまきこんで、出演者はおろか、宣伝PRから、舞台装置の準備までそれぞれ分担させようってんですから、地元だけじゃない、ミュンヘン市全体の一大プロジェクトです。予定されている演目は、「ヘンゼルとグレーテル」。大人だけでなく、子供も参加できるという意味で、なかなかいい選択です。フンパーディンク:歌劇≪ヘンゼルとグレーテル≫ 【初回生産限定】で、地元住人でオペラをやろうっていうんですから、当然オーディションも地元。わたくしもちろん応募いたしました。だって、魔女の役なんて、わたしにぴったりだし、メゾソプラノとはいえ、けっこう高音域も重要になる役柄は、わたしの声質にもあっています。もう、意気揚々でオーディション会場の、その昔の地元の金持ちのお屋敷を回想したモーザッハ文化会館にむかいました。さすがに緊張しましたけれど、3人の審査員の前で、自分的にもまあ及第点を出せるレベルで、ケルビーノのアリアと、サウンド・オブ・ミュージックの2曲歌い、歌い終わったあとも審査員の一人の女性が、「よかったわよ!」と声をかけてくださったので、もうこれは役をもらったも同然だと思っていました。RCA Red Seal THE BEST 89::ポートレイト~メゾ・ソプラノ・アリア集サウンド・オブ・ミュージックが、3日後に、「残念ながら、今回はあなたの声域に合った役柄がありませんので、うんぬんかんぬん」という、要するに落選の通知をもらい、それはそれはがっかりしたのが、もう2年前のこと。オーディションでの選曲が悪かったのか、それともわたしのレベルではまったく箸にも棒にもかからなかったのかと、いろいろと悩みましたが、落ちたものはしかたありません。それでは、どんな方が合格したのかと、それも気になるところですが、審査員に聞くわけにもいきませんし、これはやはり、舞台を直接見るしかないというわけです。でも、役を落とされた舞台を、こちらから積極的にプログラムを調べて、前売りチケットを購入して、いそいそ観に行く、というのも、なんだかしゃくにさわるんですよねー。なんて思っていたら、意外なところからその舞台を見る機会を、ついに先日得ることができました。次女ちゃんの通う小学校からお便りが来て、「モーザッハ地区の学校に通うこどもとその家族に、特別チケットがあります」とのこと。願ってもないチャンスです。こういう機会はぜひゲットしなければ!ということで、下の子二人と、親二人、合計4枚のチケットをいただきました。この舞台の当日の詳細については、文字数の都合で、次の日記に書きますね。
2010.01.21
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ミュンヘン市内の、公立美術専門学校に通っている、我が家のおねえちゃん。学校の名前は、ニュージャーマンシネマを代表する映画監督の名を冠して、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー学校というのですが、その生活指導もなかなか厳しいことがわかりました。というのも、おねえちゃんとおにいちゃんの二人は、この年末年始に日本に行ったのですが、その期間が、約2週間あるバイエルン州の学校休暇よりも2日長かったんですね。どうしてそんなことになったのかは、後で詳しく述べさせていただきますが、とにかく、公立学校に通う学生である二人、日本への出発前から「ママ~、どうしてこんな日程にしたの~?」「学校に怒られちゃうよ~」「わたしなんか、病気でもないのに2日休んだら、退学になっちゃうんだからね~」などと、ブーイングの嵐。それでも、ドイツで生まれ育っていないわたくしは「まあ、学校もわけを話せばわかってくれるわよ」といなしつつ、一応、年が明けての最初の登校日である1月7日には、おねえちゃんの美術専門学校と、おにいちゃんの通うギムナジウムの2校にあてて、サイン入りの書面にて欠席届けをファックスで送っておきました。で、週が明けて今週の月曜日に登校した二人。まだ未成年のおにいちゃんのほうは、親のサイン入りの書類があるということで、学校のほうはこれでよしとしてくれたらしいのですが、18歳でドイツでは成人になっているおねえちゃんのほうは、「これではあかん! 校則に違反した場合は、断固とした処置をとる!!」みたいな雰囲気になっている、という本人からの連絡が。のんびり屋のわたくしも、そこでようやくあわてまして、さっそく校長先生にお電話をかけました。ところが、タイミングが悪く、1度目は授業中、「休み時間にまたかけてください」という秘書さんの言葉に従ってもう一度かけたところ、今度はほかの用事をかたづけていたわたくしが出遅れて、「先ほど外部でのミーティングに出かけました」とのこと。あらら、と思っていると秘書さんが、「でも、校長先生からの伝言があります。明日の9時半に、お嬢さんといっしょに校長室までいらしてくださいとのことです」これが昨日のことで、ドイツでは、こういう場合は、もう先生の言うことに絶対従っておかないといけません。そこでわたくしも、本当は別口の予定があったのをキャンセルして、今日、学校に行きました。もう平謝りに謝って、土下座してでも、今回の件を許してもらわないといけません。最初に学校の昇降ホールでおねえちゃんと待ち合わせ、校長先生のお部屋へと通じる廊下にさしかかると、そこでばったりおねえちゃんのクラスの担任の先生にもお会いし、そのほがらかな笑顔の先生も、校長先生からのメモが入っていたということで、じゃあいっしょに校長室へ行きましょうということになりました。校長室へ行ってみると、まだ先生はお部屋にいらっしゃらないようで、お帰りになるのを待つ間、担任の先生ともちょっとおしゃべり。彼女も一度、日本に行ったことがあるのだそうで、「行ったのは東京だけだったけど、とても印象的だったわ」とおっしゃっていまして、そうこうするうちに、校長先生もお戻りになり、みなで校長室へ。校長先生は、こちらも笑顔の気持ちのよい、小柄な女性の方。どうぞお座りください、と促され、4人そろって席に座ったところで、さあここが肝心とばかりに、わたくし、口を切りました。「今回の日本行きに関しましては、本当に申し訳ございません。なにしろチケットの予約をしたのが7月で、その時にもわたくし、ちゃんとバイエルン州の学校休暇を確認したはずだったのですが、どうもその際に1月9日まで休みだと勘違いをいたしまして・・・」と、言葉がまだ終わらないうちに、校長先生が口を開きます。「そう、7月の段階ではそうだったんです」「?」わたくしも、おねえちゃんも、担任の先生も、一瞬けげんな顔をしたのでしょう。校長先生が続けておっしゃるには、「7月の時点では、バイエルン州の学校休暇は、確かに1月9日まででした。それがそのあとで訂正されて、短くなったのです。ですから、今回の不登校2日分については、ちゃんと理由があって欠席したものとして処理しますので、大丈夫です」どっひゃ~!こういうオチがくるとは思っておりませんでしたよ。でもまあ、終わりよければすべてよし、ということで。なんだか、よい意味でほっと気が抜けたわたくし、その後はおねえちゃんのテキスタイルの授業をちょこっと見学させてもらうことに。おねえちゃんが前もって、テキスタイルの先生に、「今日ママが来るから、ちょっと授業見てもいいですかー?」って、了解をとりつけていたんですね。教室に行ってみると、18歳前後の女子10人ほどが、作業台の思い思いの場所に陣取って、自分でおこしたデザインにしたがって切り取った布の配置に悩んでいたり、ミシンにむかっていたり・・・。おねえちゃんの作業内容は、昨年の秋からとりかかっている、ウオッカの瓶のレザーによるデコレーション。どういう指導要綱のもとで、こういう作業をしているのかは、外部の人間にはちょっとよくわかりませんが、とにかくおねえちゃん本人によると、瓶の肩のカーブしている部分の製図に苦労したとかで、ちゃんと最初に布でお試しのものを作ってから、今日いよいよレザーの縫製にかかるところでした。レザーは、布と違って、一度針を通してしまうと跡が残ってしまうから、一発勝負なんですね。先生がまず、レザーの端切れでミシンの糸調子を見てくださって、さあいよいよ本番です。おねえちゃん、ああ緊張するとか、大騒ぎしながら縫ってましたけど、なんだか全体にのんびりした授業でした。いまの課題が終わるのはいつなんだろう?ドイツの学校って、ほんとおもしろいです。
2010.01.14
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たぶん、名前を聞いてもピンとこない人も多いと思うのですが、「ホーム・アローン」シリーズの母親役の女優さん、といえば、「ああ!」と思う方も多いはず。わたしが彼女を始めてみたのは、もう20年以上も前ですが、ティム・バートンの「ビートルジュース」でした。今をときめくウイノナ・ライダーのデビュー第三作目にもあたる、この作品でも、ウイノナの母親役で、クールな都会派の芸術家というキャラクター。田舎暮らしにあこがれて、事故でなくなった若夫婦の住んでいた、地方の一軒家を買い取った夫にしぶしぶ付いて来てはみたものの、ニューヨークの暮らしが忘れられず、家を都会風に大改装して、ギョーカイの友人知人を集めてディナーパーティを開催。いまは幽霊となって家の天井裏に住んでいる、元の持ち主の若夫婦は、この突然の侵入者が気に入らず、そのディナーの席で人々を驚かそうと画策。そこで、キャサリン・オハラ扮する母親に、ハリー・ベラフォンテの「バナナボート」を歌い踊らせ、こわがらせようとするのです。霊に取り付かれたとは知らないまま、おしゃれなお客様たちの前で、いきなりろうろうと、「♪デーオ、デェ~エ~オー」と歌いだしてしまい、自分ではなにがなんだかわからず困惑しながらも、身振り手振りもおかしく、はては腰をふりふり歌い踊ってしまうキャサリン・オハラの表情がかわいくておかしくて、このシーンを見るたびに、おなかを抱えて笑ってしまうわたしです。さて、最近たまたまTVの再放送で観た、メリル・ストリープとジャック・ニコルソンが競演している「心みだれて」という映画。大物俳優二人が、雑誌記者とコラムニストという、80年代の都会のインテリ派カップルを演じているのですが、音楽も、わたしの好きなカーリー・サイモンで、いい感じ。この映画でもキャサリン・オハラが、メリル・ストリープの友人のゴシップ好きなTVキャスター役で出演しているのをみて、なんだか得した気分になりました。で、キャサリン・オハラとメリル・ストリープって、また後の映画でもビミョーにからんでいるのを発見しました。この映画、「オレンジカウンティ」についてはまた次回!
2010.01.08
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