時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

×

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

映画 夜勤事件 /ホ… New! じらーるぺるごーさん

そうか・・世の中お… New! ブラジョンさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん
パパだって見たいん… 大希・大我のパパさん

Archives

August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

July 3, 2007
XML
 百人一首とは、鎌倉初期の大歌人、藤原定家により編纂された私撰和歌集である。高校の古文の授業で暗記させらた人も多いと思う。ところが、この百人一首には驚くべき秘密が隠されているというのだ。これを見事に解き明かした薀蓄系ミステリーが 「QED百人一首の呪」

 貿易会社社長の真榊大陸は、有名な百人一首のコレクターであった。その大陸が自宅で殺された。片手に百人一首の札を握り締めて。この物語の主人公は薬剤師の桑原崇。どこか京極夏彦の小説に出てくる京極堂を連想させる博覧強記の男だ。崇は大学時代の友人小松崎の依頼で大陸の握っていた百人一首の札にこめられたメッセージを、大学時代の後輩でやはり薬剤師の棚旗奈々と調べ始める。

 百人一首における最大の謎はあまりにも駄作が多いことであるらしい。同じ作者でも、ずっと良い歌があるにもかかわらず、言霊の達人藤原定家が、ある目的を持って編纂したためであると言う。この謎を、二人は延々と追及していくのである。だからかなりのページを百人一首の歌が占めている。

 そういえば、高校時代に、古文の授業で百人一首を暗記させられた。当時は、確かに全部覚えていたはずなのに、この本を読んでみると、全く覚えの無い歌が結構ある。百人一首って昔と、中身変わったのか?(そんなわけないか。)きっと忘れてしまった歌が駄作だったのだろうと勝手に想像する。

 この百人一首の謎解きが、延々と続き、最後についでに殺人事件も解決といった感じのミステリーなのだが、この謎解き部分がなかなか読み応えがあり、感心させられてしまう。


○ブログの内容が気に入ったら応援してね。クリックでランクが上がります。


 ● 「人気ブログランキング」  ⇒  人気ブログランキング


「にほんブログ村」   ⇒     にほんブログ村 本ブログへ



QED百人一首の呪(高田史:講談社)



○たまには優雅に百人一首でも




風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)は こちら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 30, 2010 08:41:41 PM コメント(2) | コメントを書く
[日々の読書(ミステリー)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: