時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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July 22, 2007
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 飛鳥といえば豪華客船として有名である。 「貴賓室の怪人(「飛鳥」編)」 (内田康夫:角川文庫)は、内田センセがこの豪華客船で世界旅行をしたときの体験を基に書いた、浅見光彦シリーズの旅情ミステリーである。

 今回、光彦に、豪華客船飛鳥に乗って取材をするという、大変おいしい仕事が舞い込んでくる。ところが、依頼人も目的も良く分からない。そして、乗船時に渡された「貴賓室の怪人に気をつけろ」という謎のメッセージ。

 光彦の乗った飛鳥には、偶然にも内田センセが乗っていた。夫婦で、ロイヤルスイートである。なんと乗船料は二人で、田舎の方だと家が買える程の金額である。私などは、そんな大金見た事もないが、さすがは内田センセである。私が買った本の分の印税も、少しは貢献しているのであろう。

 光彦は、この天敵ともいえる内田センセに見つからないように、色々と苦労しているのがなんとも面白い。

 ところで、この船の中で、光彦と同室だった村田満という男が、死体で見つかった。一体犯人は誰か? 光彦は、警視庁から派遣された岡部たちと事件を調べる。岡部といえば、警視庁きっての名探偵であるが、この作品では、いつの間にか警視に昇進していた。でも、第一線の捜査官といえば、やはり警部がふさわしいような気がする。西村京太郎の十津川警部しかり、ルパン三世の銭形警部しかりである。警察の階級のことは良く知らないが、どうも警視というと、管理職的なイメージが強い。警視がミステリーで活躍しているのは、胡桃沢耕史の「翔んでる警視」位か。

 内田氏は、何かのあとがきで、岡部と光彦はキャラがかぶるので共演は無いようなことを書いていた記憶があるのだが、ここではしっかりと共演している。

 最後は、岡部としては、苦渋の結論。そして、物語は、第二部の「イタリア幻想曲」に続くのである。




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「貴賓室の怪人」(内田康夫:角川書店)



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Last updated  September 22, 2007 08:49:04 PM
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Re:貴賓室の怪人(「飛鳥」編)(07/22)  
tora1947  さん
こんにちは~!

内田センセ・・儲けてますね~! (July 22, 2007 09:57:00 AM)

Re[1]:貴賓室の怪人(「飛鳥」編)(07/22)  
風竜胆  さん
★いらっしゃい~

 飛鳥の乗船料も作品中には書いてあるのですが、そのものすごい価格に気絶しそうになりました。(^◇^;)


tora1947さん
>こんにちは~!

>内田センセ・・儲けてますね~!
-----
(July 22, 2007 10:21:16 AM)

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