時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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December 8, 2007
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カテゴリ: TVドラマ


「姿三四郎」 という言葉がひらめいた。少し観ていると、柔道着姿のシーンが出てきて、本当に 「姿三四郎」 のドラマであった。

 「姿三四郎」と言えば、私が子供の頃、テレビドラマで大人気だったが、最近は、映画やドラマになったという話を長く聞いていない。それもそのはず。なんと、勝野洋主演で1978年に日本テレビ系で放映されて以来29年ぶりだそうである。それにしても、よく書生姿だけで「姿三四郎」を連想したものだと、自分でも感心するが、時折このように鋭い勘が働くことがある。それとも「ガリレオ」ではないが予知能力か?

 このドラマは、テレビ東京系での放映であるが、地元には、テレビ東京系の局が無いため、放映されていない。たまたま、東京に出張があったために、このドラマを観ることができたのであり、事前に、無意識のうちに、情報がインプットされていたというわけではない。

 ドラマの内容を超大雑把に紹介しよう。時代は明治20年、講道館柔道を矢野正五郎が創設したころの話である。このドラマは、矢野の弟子で天才柔道家・姿三四郎の柔道を通しての成長と、運命の人・村井乙美との悲恋を描いたものである。


柔道衣

 この姿三四郎には、モデルとなった人物がいることは有名な話である。そのモデルとなった人物の名を西郷四郎という。この西郷四郎が得意としていた技が、ドラマにも出てきた「山嵐」という訳である。西郷四郎は、小柄な人であったらしいが、この得意技で、巨漢を投げ飛ばしていたのだろう。それにしても、ドラマに出てきた「山嵐」は、単に人が遠くに投げ飛ばされるだけで、まるで柔道一直線の世界であった。本来の「山嵐」は決してこのような技ではない。この西郷四郎は波乱万丈の人生を送った人で、講道館を飛び出して大陸に渡ったりしていたが、最後は広島県の尾道で亡くなっている。終焉の地には、彼の銅像も建っている。

 ところで、困ったことに放映時間の一部が、 「ジョシデカ!-女子刑事-」 と重なっている。なにしろ旅先のこと、録画して後で観るということができない。結局、仲間由紀恵の誘惑に負けて、この時間はチャンネルを切り替えてしまった。



 なんと、「ジョシデカ!-女子刑事-」が終わって、チャンネルを元に戻すと、三四郎の恋人の村井乙美が死んでしまっていた。この一時間の間に、かなりの話の展開があったようだ。まあ、警視庁武術大会での三四郎と村井半助との試合や桧垣源之助との死闘といった山場の場面は観れたのでいいか。

(原作)
・富田常雄:「姿三四郎」

(プロデューサー)
・岡部紳二

(出演)
・加藤成亮(姿三四郎)
・中越典子(南小路高子)
・本仮屋ユイカ(村井乙美)ほか


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Last updated  December 8, 2007 07:37:03 PM
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