時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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May 20, 2009
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 かわいらしい少女のイラストが表紙に描かれているのは、おなじみの 「灼眼のシャナ」




 しかし、今回はシャナが出てくるのはエピローグの部分にほんの少し。舞台は、時代も国も違う、まだ準州扱いだったハワイだ。以前 「本の宇宙」 の方で紹介した 「珊瑚の涙」 の舞台設定とほぼ同じころである。まさか、「珊瑚の涙」の主人公のジャニス&リリーも、こんな大事件が同じハワイで起こっていたとは思っていなかっただろう(笑)。

 1901年、ハワイにあるフレイムヘイズたちの拠点である外界宿(アウトロー)が何者かに破壊された。調査に訪れたのは、二人のフレイムヘイズ。「鬼功の繰り手」ハーレ・ハビヒツブルグと「極光の射手」キアラ・トスカナである。ハーレはひょろんとしたガンマンスタイルの男だが、キアラは美しい少女という設定だ。



 そこに「約束の二人(エンゲージリンク)」と呼ばれる「彩飄」フィレスと「永遠の恋人」ヨーハンも絡んでくる。見どころは、サラカエルたちの企みを阻止しようとするフレイムヘイズと「約束の二人(エンゲージリンク)」連合対革正団(レボルシオン)との攻防。テーマは自らの信念に殉教する者のすさまじさと美しさ、そしてフレイムヘイズとなった時の経験で心に屈託を持ち、真の力を発揮できなかったキアラの成長物語といったところか。それにしても、フィレスとヨーハンのいちゃいちゃぶりがなんとも面白い。ヨーハンが零時迷子に封印されて坂井悠二の中に転移してしまうまでの二人の幸せぶりがうかがえ、現在のフィレスの心がなんとも痛ましく感じられる。

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○「灼眼のシャナ14」の記事は こちら



風と雲の郷 別館「文理両道」は こちら

風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」は こちら






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Last updated  May 20, 2009 07:23:42 AM コメント(6) | コメントを書く


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