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October 7, 2009
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カテゴリ: 映画(日本映画)


「憑神」 がTBS系列で秋の映画スペシャルとして放映されていた。浅田次郎の同名小説を原作とする、2007年公開の東映映画だ。

○「憑神」DVD&原作



 舞台は幕末の江戸。才覚に富みながらツキのない若侍の別所彦四郎は、婿養子先から離縁され、実家で居候生活。向島の「三囲(みめぐり)稲荷」に御参りすればツキが回ってくるという話をなじみの蕎麦屋の親父から聞いた彦四郎は、酔っ払って土手から転げ落ちたところで見つけた「三巡(みめぐり)稲荷」の祠に間違って願をかけてしまう。ところが、そこは、名前は似ていても、災厄をもたらすお稲荷さまだった。「触らぬ神にたたりなし」という言葉があるが、うっかりこの神様にお参りしてしまうと、「貧乏神」、「疫病神」、「死神」と災厄が3度も巡ってくるのだからさあ大変。果たして彦四郎の運命は?

 なぜ、お稲荷様が「貧乏神」や「疫病神」なんかになってしまうのかはよく分からないが、災厄をもたらす神様とはいいながら、演じている人たちから想像できるように、なかなかユーモラスな役どころである。貧乏神は貧乏神らしくなくお金を持っていそうな商人の風貌で現れるのだが、情けないことに、「臨兵闘者・・・」と悪霊退散の呪文を唱えられると、へなへなとなってしまうのである。疫病神は、上方の相撲取り姿で病気一つしそうにない感じだし、死神も小さな少女の姿をしていて、そのイメージとは全く反対の姿をしているのがなんとも面白い。

 ところで、この彦四郎、先祖が家康の影武者を務めたという影武者の家系だという設定だが、いくらその時の先祖が家康に似ていたからと言って、それから300年も経って、彦四郎が慶喜に瓜二つだなんて、「そんなわけないやろ!」と思わず突っ込んでしまった。それでも最後は、ちょっぴり悲しい終わり方だったかな。

(原作)
・浅田次郎:「憑神」


・妻夫木聡(別所彦四郎)
・西田敏行(伊勢屋[貧乏神])
・赤井英和(九頭龍[疫病神])
・森迫永依(おつや[死神]) ほか


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Last updated  October 7, 2009 07:09:29 AM
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