★銀次郎の合格ブログ

2023年01月13日
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賃貸不動産経営管理士・マンション管理士試験
「試験実施団体の発表が全て」
はウソ!追加合格の舞台裏


令和4年度の不動産系資格試験では、没収問題(没問)が相次
ぎ、合格基準点もやや高めになっています。宅建、賃貸不動産
経営管理士、マンション管理士の各試験では没問が1問、さら
に疑義問もあったのですが、正解番号はなぜか「単独解」で
試験実施団体は「出題ミス」とは考えていないようです。


私の場合、宅建、賃管、マン管、管業の4資格は早い時期に取
得済なので、今回の問題に関しては静観するしかないのですが、

アクションを起こしています。


賃貸不動産経営管理士試験の問11、マンション管理士試験の
問47については質問状を送り、断固抗議します。


自分の力不足が原因で不合格になれば話は別ですが、
試験実施団体が発表した「正解番号」に問題点があ
るなら、モヤモヤを押し殺す必要などないのです。


試験実施団体が発表した
正解番号が全てです



な~んて話を真に
受けてはダメですよ



管理業務主任者試験などは、過去に何度も「合格発表後」に
出題ミスを認め、新たな正解肢を追加した後に、合格点に達
した者を追加合格者としています。


では、どうすればいいのか。


試験実施団体にクレームを入れても無駄です。「試験問題に
関する問い合わせには応じられません」と釘を差しているの
ですから、 あなたのもやもやは、監督官
庁の「国土交通省」の担当課へぶつ
けるべきなのです。


過去の追加合格等をみていると、合格発表時の正解番号に疑
問を抱いた方が監督官庁に質問状等を送り、疑義問に関する
指摘をしたところ、国土交通省側もその正当性を認めた場合、
試験実施団体には該当問題を精査するよう 要請 がきます。


その 要請等 を踏まえて試験実施団体は試験問題全体を
精査し、「誤解を生じる可能性のある表記であることが判明
した」等の理由により、新たに正解肢等を追加するわけです。


ただし、ここで出題ミスを認め「没問」にした場合、それは
いわゆる 「逆転没問」 となるので、試験実施団体の
ダメージは相当なものになります。そのため、単独解→複数
解となる場合が大半です、



試験実施団体が「合格発表後」に自
ら試験問題を精査し、出題ミスを認
めることなんてありません。お上か
らの要請があるからこそ、動かざる
をえないのです。


合格発表から実に一ヶ月も経ったある日、突然「合格通知」
をうけとることがありますが、これが「追加合格」のお知ら
せです。一回の試験で不合格通知と合格通知を手にする受験
生の気持ちを考えると、複雑な心境になります。


喜ぶべきときに喜びたいのですよ。


不合格から一転「やっぱり、合格でした」なん
て言われても、心の底から喜べないですからね。




令和4年度
不動産系資格試験結果データ

資格試験名 受験者数 合格者数 合格率
土地家屋調査士
4,404 425 9.7
マンション管理士
12,209 1,402 11.5
宅地建物取引士
226,048 38,525 17.0
賃貸不動産経営管理士
31,687 8,774 27.7

※土地家屋調査士のデータは、筆記試験結果





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最終更新日  2023年01月13日 08時48分41秒


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