★銀次郎の合格ブログ

2023年09月22日
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令和5年度 社労士試験
選択式科目の特例措置
<雇用・厚年>


今年の補正科目を予想する上で大きなヒントとなるのが、令和
3年度の試験結果です。

過去10年のデータをみても、例外補正があるときは必ず原則補
正が行われています。当然と言えば当然です。原則があって例
外が存在するのですから。それが原則を飛ばして例外だけが存
在することなどあるはずがない・・・といいたいのですが、

一昨年の試験は、 原則補正なし→例外補正2科目
という異例の結果でした。


少なくとも過去12年で一度もない合格判定を行った意図とは何
なのでしょうか?


原則とばしの例外補正のみ


例外補正とは「追加補正」と同義ですか
ら、何もないのに「追加」ってどういう
こと?


これが、いわゆる 「厚労省の広範な裁量権」
によるものでしょうが、今年の選択式「雇用保険法」と「厚生
年金保険法」にも、令和3年度のような「特例措置」が行われ
る可能性も考えられます。


まずは、2点補正の第一要件である「2点以下割合50%以上」
をクリアしないと、特例も何もないのです。昨年の「社一」
は、その第一要件をクリアできずに脱落。しかし、今年の選
択式科目では、雇用保険と厚生年金は第一要件をクリアでき
そうです。


雇用保険は原則基準でも突破できそうですが、厚生年金は第
二要件である「1点以下30%」で届かない可能性あり。


合格率の調整弁として、補正科目の特例措置を考えているな
ら、令和3年の国民年金と同様に、今年の「雇用保険」と「厚
生年金」も<救済>対象となるかもしれません。



【令和3年度】
科目名 基準 平均点 2点以下 1点以下 0点
労働一般
1点 1.5点 82.7% 50.7% 15.9%
国民年金
2点 2.4点 56.2% 24.5% 5.0%
社会一般
3点 2.7点 44.0% 17.5% 3.6%
厚生年金
3点 2.7点 40.4% 15.5% 3.0%
雇用保険
3点 2.8点 40.2% 17.0% 4.3%



【令和4年度】
科目名 基準 平均点 2点以下 1点以下 0点
社会一般
3点 2.5点 49.3% 16.6% 2.5%
厚生年金
3点 2.8点 37.2% 20.7% 7.0%
労働一般
3点 2.9点 34.1% 9.3% 1.1%
雇用保険
3点 3.0点 28.5% 6.8% 0.9%



【令和5年度】
科目名 基準 平均点 2点以下 1点以下 0点
雇用保険
厚生年金
労働一般





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最終更新日  2023年09月22日 21時42分36秒


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