★銀次郎の合格ブログ

2023年10月22日
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令和5年度宅建試験
個数問題と合格点
の相関性について

実施 合格点 個数問題 組合せ
H27
31点 9問 1問
H28
35点 6問 2問
H29
35点 6問 1問
H30
37点 3問 1問
R 1
35点 6問 0問
R 2
38点 4問 0問
R 3
34点 7問 0問
R 4
36点 6問 1問
R 5
8問 1問


個数問題は四つの肢を一つ一つ丁寧に読み解き、正誤の
判断をしなくてはならないので、時間がかかるだけでな
く、受験者のストレスレベルも急上昇するものです。

そのため、個数問題が多いと、一般的に正解率も下がる
傾向にあるため、合格点を下げるために個数問題を増やす
ケースも多々見られます。


さて、上表のように、個数問題と合格点の間には相関性
が見られます。例えば平成27年では個数問題が9問、組
合せ問題1問で、合格点は31点でした。過去27年間で最
も低い合格基準点です。


令和5年の今年は、平成27年より個数問題が2問少ない
7問ですので、個数問題と合格点の相関性から考えても、
合格点が前年の36点から数点下がっても何ら不思議なこ
とはありません。


宅建史上最高点(38点)決着となった、令和2年10月試
験では個数問題は4問と例年よりかなり少なく、合格点が
37点の平成30年も個数問題はわずか3問でした。


出題者側も前年の36点からボーダーを下げるべく、個数
問題を増やしたのは明らかです。宅建の受験者レベルは
平成27年時とは比べようがないくらい上昇していますが、
「38点」や「37点」で決まるほど今年の受験者レベルは
高いのでしょうか。


最後に上表を入れ替えてみました。これで「38点」や
「37点」なら相関崩壊ですね。「36点」でも・・・・。



実施 合格点 個数問題 組合せ
H27
31点 9問 1問
R 5
8問 1問
R 3
34点 7問 0問
H28
35点 6問 2問
H29
35点 6問 1問
R 1
35点 6問 0問
R 4
36点 6問 1問
H30
37点 3問 1問
R 2
38点 4問 0問





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最終更新日  2023年10月26日 09時16分28秒


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