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2010.07.22
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カテゴリ: 義父の交通事故
弁護士谷 清司さんの「ブラック・トライアングル」を読んでみました。
本の帯に「なぜ私は、損保会社の顧問弁護士を辞めたのか。」と書いてあります。
書いてある内容は、交通事故被害者や、その家族には、わかりきった内容、つまり、被害者にとって、どんなに、不利な補償体制になっているかということを述べてありました。
ただでさえ、交通事故にあって、精神的にも、肉体的にも苦しんでいるのに、
それに輪かけて、交通事故の補償体制は、加害者側に有利、被害者に不利になっているということです。
しかもこういう体制になったのは、(自賠責保険が出来たのは)昭和30年頃だということ。
そして、後遺症の認定に使用されている、表は、(一応)労災の認定を使用しているが、もともと、交通事故の傷害のための認定ではない、工場等で事故があった時の傷害認定表、のため、交通事故で被害者の多い、重度のむちうち症が認定されないケースがあるということなのです。(たとえ見た目で、大変ということがわかるのに、自賠責では、書類審査や、レントゲン写真等での判断なので、その書類に記入されていない、レントゲンに出てこない症状は、認定外ということ)

また、示談がもめて、裁判所にもちこまれているのに、裁判所は、書類上のものばかりを判断し、結局保険会社寄りの判決を出すとか?
なんのための裁判所?って感じですね。

でも、交通事故の民事は対象外なのでしょうね。

あと、ここでは、加害者請求(保険会社手続きをすべてやってもらう)のみ書いてましたが、被害者請求をしてもなかなか大変です。
被害者請求の方が結局、被害者には有利にはなりますが、
多くもらったもらったで、もらいすぎといって、保険会社は払いませんからね。

グロリア的には、こういう体制になっているのは、たぶん、体制を作った人たちが交通事故でひどい目にあったことがない人たちだからわからないのではないかと。
体験していないことを体験したことのない人にわかれって無理。
だから、経験したことがある人たちだけがその実情を話せる権利があると思う。

この本の最初に現在のこの日本では、1年間に約80万件の交通事故が起きていて、警察の調べでは、平成21年(2009年)の交通事故は、73万6688件、死亡者数4914人、負傷者数91万115人だそうです。
この人たち、1人、ひとりが、自分の体験を話だしたらすごいことになるのでは?

しかし、こんなことしていて、保険会社は、「コンプライアンス」違反と言って、マスコミにたたかれないの不思議。
やっぱり、どこか国の圧力でもかかっているのかしら?って


ブラック・トライアングル






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最終更新日  2010.07.23 00:31:33
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