GOAL通信

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2006.11.11
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カテゴリ: 学習方法



 実際に海外に行ってなければピンと来ないのだろう。

 でもオリンピックやワールドカップなどで、地域ごとに時刻の違いがあるということは、感覚的に分かっているようだ。


 時差計算をする時に、まず押さえなくてはならないのが、日付変更線の位置。

 そこから左(西)へ新しい日付は動いていく。

 地球が逆方向に自転しているからだが、そのメカニズムが理解できないと、問題を解く時に大変てこずることになる。

 一番いいのは、世界地図を開き、今の時刻を書いた付箋を、机のちょうど日本の経度の位置に貼り、地図だけを右に動かしてみることである。

 時刻が、あるいは日の出が、どういう順に変わっていくか、感覚が身につくまで何度もやらせる。



 日本もそのトップグループに入っているのだということを印象付ける。これは大事だ。

 そして日付変更線をまたぐと、日付の変化が生じることを学ぶ。


 そこがマスターできれば、次は地軸である「北極点」を中心とした地図で、1時間あたりの経度のズレを学ぶ。

 360÷24=15度。この15という数字は当然丸暗記だ。

 同時に本初子午線を教え、東経と西経の大陸分布を捉えさせる。

 そして日本が東経135度であることから、ロンドンと東京(明石でもいい)の時差を計算させる。

 135÷15=9時間。これも丸暗記だ。と言うか、この9時間という値は、時差計算では何度も使うはめになる。


 ここまでできれば、少し口頭で問題を出してみるといい。

 ロンドンと東経75度の都市との時差、日本と東経60度の都市との時差、というように。

 実際に試験問題を解く時は、午前・午後の概念をはっきりさせておく必要がある。

 私がよく勧めるのは、「24時間計時による計算も出来るようにしておく」ということだ。




 ここまでやったら、次は西経の都市の問題。

 日本と西経75度のニューヨークの時差を求める時は、まずロンドンまでの9時間に西経75度分の時差を足せばいい。逆回りの裏技もあるが、かえって混乱するのであまり触れないようにしている。


 時差計算で最も間違えやすいのは、飛行機で旅行し、現地への到着時刻を求める問題。

 「11月11日午前6時に東京を発ち、8時間後にカイロ(東経30度)に到着した。到着時のカイロの現地時刻は、何月何日の何時か」

 というような問題。さあ大変だ。色んな要素が絡んでいるので、一つずつひも解いていかなくてはならない。



 カイロは東経30度なら、東京都の時差は7時間。

 ということは、出発時の現地時間は10日の午後11時。

 そこから8時間後に到着したわけだから、11月11日の午前7時となる。

 これができるようになれば、時差計算はほぼパーフェクトにこなせるようになる。

 時差に使う、「1時間=15度」は天体の動きにも出てくる。

 よく覚えておこう。






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最終更新日  2006.11.11 13:09:38
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