GOAL通信

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2007.06.03
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カテゴリ: 生徒たち



 「今日は○○なので、塾を休ませます」

 理由は、健康上・学校や部活絡み・私的なことと、様々だ。


 わが教室では、病気や学校行事による欠席については、振り替え授業を考慮設定している。

 塾に行きたいのに、熱が出て行けない。

 ちょうど宿泊行事に重なり、行こうにも行けない。

 飽くまでも、そういう意欲のある生徒に対する救済措置である。



 だがこの理由に関しては、各家庭や本人の意識によって、ラインが異なるものだ。



 これらを病気と見なす親御さんがいれば、「何言ってんの」とはなから相手にしない親御さんもいる。


 遅くまで部活をやってきて疲れた。

 線引きが難しいテーマだ。

 通えるかどうかは、本人が一番分かっている。

 部活と兼ね合っていくことを前提とした塾通い。

 遅くなる、疲れるということは、想定の範囲だろう。

 親のOKが出て、しめしめと思う生徒も多いのではないか。



 子供の甘えを親が認めてしまうと、ズルズルと同じことを繰り返す癖がつくものだ。

 ぐったりしていれば別だが、通えるのであれば遅れてでも顔を出す。

 その辺の規律をしっかりと設けている家庭は、私は、塾というものと上手く共存している家庭だと思う。


 塾というものは学びに 「行く」 場所。



 自分のために始まる授業を、受けに 「行く」 のである。

 それを大切に思い、奪いに行くかどうかは、本人の意思と家庭の理解で決まる。



 修学旅行などの宿泊行事でも、その意識の違いははっきり表れてくる。


 「明日から修学旅行で、朝早いので・・・・」

 「今日、修学旅行から帰ってきて、疲れたと言っているので・・・・」





 一方では、修学旅行からお土産を持って、遅れながらも塾へ直行してくる生徒もいる。

 家に寄っていないので、当然、食事もしていない。

 後でお母さんに聞くと、「時間の決まっている塾に、地元にいるのなら足を運ぶのが当たり前です」とおっしゃっていた。



 塾は受け入れ側なので、家庭の方針に言及できる立場ではない。

 だが、ともに係わっていく上で、家庭が塾をどういうスタンスに置いているかは大きな意味を持つ。

 どの家庭も、学ばせるために、成績を少しでも上げるために子供を塾に通わせている。

 「学びに行く」という行為を、親御さんがどこまで前向きに考えているか。

 子供の甘えを聞きながらも、決められた生活のスケジュールを守ることの意義を、どこまで伝えているのか。

 塾との連携で、要になるポイントだと思う。



 子供に自分自身の立場を教えてあげ、役割を守れるようにサポートしていく。

 子供は、自分の役割は何だろうと考えてみる。

 今、すべきことは何なのだろうと。

 可能性は、動くことによって見つかるのである。

 辛抱し、頑張ることで、新しいドラマが見つかる。



 大人は仕事を休めない。

 主婦ならば、家事は休めない。

 子供たちにも同じように決められた仕事がある。


 休むということは、他者から遅れるということ。

 リスクを背負ったなら、取り返すために行動が必要になる。

 だが、大抵の生徒は授業内容も宿題も確認しようとしない。

 休んでも、次の授業で、自分のために特別に一からやり直してくれる。

 そういう甘えがある限り、成績は伸びてこないものだ。



 決められた日時に、きっちり攻め込んでいける生徒が強いのである。

 行事の多い6月。

 意思をしっかり持ち、自分の足跡をここに印しに来て欲しい。

 5分、10分の発見のドラマは、家にいては見つからない。





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最終更新日  2007.06.03 17:30:44
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