GOAL通信

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2008.01.23
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カテゴリ: 学習方法



 ここではひとつ、高校入試用「理科」の使い方を書いてみよう。



 過去問は教科によって使い方が異なるが、

 理科の場合にはちょっと特殊な攻め方がある。

 都道府県単位で解くという正攻法をしないやり方だ。


 各県の問題を単元内容ごとに括り、横並びにする。

 例えば「植物」なら、「植物」だけを集め、ファイルする。

 そして一気に解いていく。




 内容ごとに編集し直し、攻めて行く。

 膨大な全国の問題を、

 テーマによって一元化する手法である。



 この方法の最大の利点は、「問われる型」 が見えてくる点だ。


 設問がどのような切り口で登場するか。

 そのパターンを知り、攻略法を熟知する上で大変有効である。



 ベタ問題ともなると各県とも同じ切り口であり、

 面白いように正答の準備が進む。

 そして解きながら、各県の問いを多角的に分析し、

 「この単元で狙われるのはこの部分であり、こういう問いが出る」 と、

 括りながら一点に集約していく。






 本番では結局同じ切り口で出題される。

 1年分でも十分だが、2年分やればほぼ完璧だ。




 一例を挙げよう。

 「炭酸水素ナトリウムの分解」

 ここで試される問いには、どのようなものがあるか。





 2  試験管の先端を上げる理由

 3  発生する気体の種類

 4  石灰水を使ったその確認方法二つ
   (直接ガラス管を通す方法と、水上置換で集めた後に加えて振る方法)

 5  火を止める前にする操作とその理由

 6  発生した液体が水であることを確かめる方法(桃色)

 7  その試薬が塩化コバルト紙であること

 8  実験装置の作図(先端を上げる、または石灰水の部分)

 9  炭酸水素ナトリウムと加熱後にできた炭酸ナトリウムのアルカリ度の違い

 10 それぞれ何色で、どちらが水に溶けやすいか

 11 どちらがフェノールフタレインでより赤くなるか

 12 石灰水ではなくBTBを使用した時の色変化

 13 化学反応式の物質部分の空欄補充

 14 化学反応式の作成(特に二酸化炭素と水の部分)

 15 化学反応式のモデル図による作図

 16 単体・化合物の判定(二酸化炭素・水について)

 17 他の化学変化の選択肢から、同じ分解の化学変化を選択する

 18 二酸化炭素の性質の知識



 18通り挙げた。


 正直、これだけで完璧である。



 過去問を開くと、全てこれらの問いの反復であることに気づくと思う。

 解けば解くほど、またかという問いに出くわし、

 面白いように狙われるパターンが見えてくる。



 「化学反応式」なら、各県を集めると約15通りある。

 それだけ書ければ本番では困らない。

 「天気」なら、寒冷前線の通過。

 「光とレンズ」なら、焦点距離の2倍の位置。

 「消化」なら、だ液のベネジクト反応や柔毛の表面積。


 反復される切り口は、いつも同じだ。



 一元的に攻めていく利点は、

 こういった型を一気にカバーできる点にある。

 都道府県別で解いた場合は、

 分野が幅広いだけに、理解定着が弱い。


 県単位で解いて何点取れたかなど、どうでもいいことだ。

 内容ごとにパターンを調べ、「ベタな問い」をファイルしていくのである。



 この攻略法は、定期テストでも威力を発揮する。

 闇雲に解くのではなく、

 弱点から順につぶしていける点からも効率的である。


 単元別攻略の方法として、ぜひ勧めたい。





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最終更新日  2008.01.23 02:35:43
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