GOAL通信

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2009.06.01
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カテゴリ: 未分類


 それは問題ないだろう。
 問題なのは、一連の問いの流れが理解できず、
 その都度確認する行為である。

 「これって、○○ってことですか?」のように、
 その判断や思考力も試されている問いに対し、
 よく考えずに安易にフォローを乞う行為である。


 訊くことも初めのうちはいいだろう。

 本人に自力で解かせ、問いに対する答えの導き方まで完結させる訓練を、
 仕向けていかなくてはならない。

 それが不十分なまま試験に突入するから、
 答案が埋められないという現象が起きる。

 恐らく誰かが隣でポイントを指摘してあげれば、
 もっと点が取れたに違いない。
 だがそれは試験とは言わないだろう。



 問題の意図を読んだり、何が問われているかを判断したり、
 要するにそういった実戦的な積み上げが不足しているから、
 思うように解けないのである。

 これはスポーツでいえば、常にコーチの手を借りて、

 いきなり明日に本番の試合があるといっても、
 自力で組み立てられなければ、結果は見えている。


 自分の頭だけで問題を観察させ、分析させ、
 とにかく解かせてみる。
 解いたあとに注意やフォローを与えていけばいい。





 ならばもっと、問題に当たり、切り拓き崩していくコツを学ばなくてはならない。


 わたしはよく「ストーリー」という言葉を使うが、
 試験におけるストーリーとは、大問一つ一つを完結まで持っていく、
 一連の手順そのものである。
 この完結させる流れを、解きながら鍛えていくのだ。

 疑問が生じたら頭を捻って耐える。
 自力で解けるところまで喰らいついていく。
 本当に理解できなければそこで終わる。
 そういった覚悟の上に向き合う訓練というものは、
 安定した正解率にはなくてはならない過程だと思う。



 指導者は何をサポートしてあげるべきなのかを、

 常に最前線で把握していなくてはならない。

 本物の指導とは、手取り足取り導くことではない。
 先を見据え、ひとり立ちさせるために引くことを知っている指導だ。
 フォローというものは、
 実際に得点に結びつく「理解」とリンクしてこそ、価値がある。

 私はそう思っている。





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最終更新日  2009.06.02 00:53:58


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