GOAL通信

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2009.07.25
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カテゴリ: 生徒たち




 大人から見て簡単なことも、

 子どもたちにとっては途轍もないカベに感じることもある。


 我々大人は、その個人差を常に丁寧に、

 可能性の捌け口として受け入れてあげる素養を持っていたい。



 一回で済む者がいれば、五回でも終わらない者がいる。

 一分で理解する者の陰に、一時間でも導入さえ掴めない者がいる。


 個人差は悪いことではない。


 罪でも何でもない。




 理解できるまで道を敷いてあげる。

 時間が掛かるなら、それがその子の学びのリズムであり、

 精一杯のルートなのだ。



 こうすればいいという方法論を示すことで、

 あるいは指導者も真剣なのだということを共有していくことで、

 一歩、二歩と、動いていけることがある。


 初め2問しかできなかった問題が、

 30分後には20問もできるようになっている。


 特別な能力ではない。

 甘えを捨て、観念させることで得られる成果。

 とにかくやるのだという観念が、かたちを残していくのである。





 教科によって微妙に歪んだ「差」を生んでいく。


 それを能力と片付けるのはた易い。

 だが、その差を前提としたハードルを我々はどれだけ抱えているだろう。

 実際に、いつ、どこで、どれだけ設置してきただろう。



 頑張れなどという抽象語は、誰にでも言える。




 どう頑張るのか。


 何故頑張らなくてはならないのか。


 子どもたちに観念させ、真剣にペンを握らせる言葉がある。



 個人差は悪いことではない。

 罪でも何でもない。

 理解できないという現実があるのなら、

 理解できるまで道を敷いてあげる。


 時間が掛かるのなら、それがその子の学びのリズムであり、

 精一杯のルートなのだ。

 点が取れない者を切るという発想は、ここにはない。

 点が取れないのなら、取れるように磨けばいい。



 60点を90点にすることも、20点を50点にすることも、

 同じ30点という理解の達成。

 結果の数値だけでは量れない、本人にしか分からない過程がある。


 トライアルで、追試を一回でクリアする者。

 6回目でやっとクリアする者。

 7回目であと2点のラインまで這い上がってきた者。


 「姿勢」「努力」「意識」。

 我々の型に嵌った考え方と別の次元で、

 彼らは強い可能性をジリジリと見せてくれる。



 何度も挑戦し、15点が95点になった。

 その80点の達成がすべてなのだ。


 仮に何回であっても、最後に達成した値はここにある。

 辿った距離が長いのなら、

 それは、立派な過程を経た証明だろう。



 個人差は誰にでもある。


 大切なのはそれを受け入れ、活かそうとすること。



 その子の道にも、必ず達成のラインがある。


 他者の道に自分を合わせていては得られない、


 君だけの完結がある。





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最終更新日  2009.07.25 01:08:45
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