GOAL通信

GOAL通信

2009.10.11
XML
カテゴリ: 学習方法



 B4サイズのホルダーには、単語カードの大きさが30枚近く並べられる。

 表には問いを書き、裏には答えの用語と補足要点が書いてある。


 表を見て、用語を答えていく。

 時には裏の用語を見て、逆に問いの文章を答えてみる。

 英単語も、公式も、古文単語も、数値暗記も、憲法条文も、

 紙に書き、そのクリアホルダーに挟まれていく。



 挟んだクリアホルダーの上部はセロテープで塞がれている。

 もう何度も貼り付け剥がした跡が痛々しい。




 その時間が妙に貴重に感じる時がある。



 真剣に覚えた結果、不十分で覚えきれないものが幾つもある。

 そいつを丁寧に並べ、風呂場を学習の場にしていく。

 風呂に持ち込めば覚えられるわけではない。

 だが、そうしないと安心できない見えない力がある。

 観念というか、そうさせる表現できない力があった。



 私は受験の前に何度もそんな闘いをした。

 まとめたばかりのルーズリーフを挟み、持ち込んだこともあった。


 湯船でのんびり眺めるだけではない。

 体を洗いながらも足元に置き、睨んでいた。

 頭を洗うときも凝視し、答えを考えていた。




 だがそばにあると安心できた。

 時間は取り返せないという感覚が、そういった行為をさせていた。



 クリアホルダーに並べながら、

 よし覚えてやるぞという気合いの高まりを感じていた。

 風呂の時間に関して、皆よりも一歩先じているんだという安ど感を感じていた。



 そんな残骸を束ねては、また新たにカードを作っていた。



 もし風呂場に勉強を持ち込み、ウダウダと睨めっこしているのなら、

 君はもう立派な受験生だ。

 受験が迫ってくると、少しの時間も惜しくなる。

 その感覚は、追い込まれた本人でないと分らないものだ。


 頭を洗いながら足元の暗記シートを睨む。

 君は出来るだろうか。


 学習の接点は机だけではない。

 時間が惜しいと感じるのなら、

 風呂場も立派な闘いの場になるのだということを、

 体験してみる価値はある。



 ホルダーに挟み込み、並べていくときの感覚。

 覚える前から、

 何か、プラスになり、力が漲っていくような感覚。


 それは、やった者でないと解らない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.10.12 00:24:21
[学習方法] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

サイド自由欄

img2c074974zik6zj.jpg
GOAL通信へようこそ。

プロフィール

masa/k

masa/k

カレンダー

バックナンバー

2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: