GOAL通信

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2010.05.28
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カテゴリ: 学習方法



 結果を得るために時間をかけている。

 試験日という締切日に合わせ、仕上げようと努力している。


 それは何をやったかという「数量」や「密度」ではなく、

 最終的に、全体の「重さ」で決まっていく気がする。



 今回の定期試験でも、試験前日の夜に、

 まだ提出物が完成していないという生徒が複数いた。

 その生徒たちが、自分のための準備学習が入念にでき、




 単なる時間管理の作戦ミスではない。

 そういう手順が慢性化し、染みついているのなら、

 それは点を取るという上での実力の一部だ。



 部活が、クラブチームがと、

 学習時間をそぎ取る要因をいくら挙げても、

 時間は増えていかない。


 塾に通い要領を学んでも、それを再構築し定着させていかなくては、

 実力判定のときに結果は返ってこない。

 その定着作業は、君が時間と闘いながら生みだしていくものなのだ。



 「勉強くん」というロボットがいる。

 彼は毎日コツコツと頑張り、「10」ずつの「重さ」を掴んでいる。




 だが、君は初日こそ頑張ったものの、二日目以降、

 「5」「0」「4」「1」「0」と中途半端に過ごしてしまったなら、

 6日間ですでに「40」の差が生まれてしまうのだ。


 そいつを埋めるためには、「12」ずつやって、20日掛かる。

 試験勉強期間が仮に2週間で、残り8日で取り返すためには、



 必死で「10」を最終日までキープしたとしても、

 勉強くんを上回り、追いつく努力をしない限り、

 「40」の差は埋まらないのである。



 結果を出すために「重さ」を意識してみる。

 表面的に技術を学んでも、本番では型にはまったものしか答えられない。

 だからいつも60点の壁なのだ。


 そうではなく、解くための「血肉」を得るのだ。

 覚えるべき知識と基礎理論・基礎解法が、

 解くためのすべてのもとになる。



 何度も暗記せよと言うのは、

 暗記量に比例して、解く時の道具が増えるからだ。

 圧倒的な道具が手に入れば、解法へのシグナルが安定していく。


 結果がいつも不十分で伸びない子は、

 勉強している、頑張っていると言いながら、

 深く掘り下げ定着させるという行為を省略しているケースが多い。


 なぜ省略してしまうのか。


 絶対的な学習時間が足りないからである。


 時間がないから、省略するしかないのだ。

 別にサボっているわけではないのだが、

 それが「一通りやった=完成」だと思い込んでしまっている。


 提出物に追われ、表面的にワークを解き、

 暗記ものは1、2回やっただけで反復定着まで行わない。

 曖昧な知識のまま、ミスが起きる状態で試験を迎えれば、

 結果には限界があって当然なのだ。



 点を取りたいのなら、

 仕上がりの状態を意識して欲しい。


 覚えるべきものを、何度も書いて必死に覚える。

 それもプリントの裏などではなく、ノートを用意するのだ。

 定期試験ごとに1冊厚手のノートを用意し、

 片っ端から書き殴り、頭に叩き込んでいくのだ。

 試験前日までに全ページ埋める気合で、挑んでいくのである。

 たかが年間で5冊ではないか。


 覚えたならその知識を使い、解く練習を入念に行う。

 量を経験し、スピードを身につけるまで繰り返すのだ。



 これらの作業を納得いくまでこなすには、

 当然時間が必要だ。


 どうしたら時間が得られるか、考えて欲しい。

 平素から遅れを取っているのなら、

 仕上げまでにどれだけやらなくてはならないのか、

 到達目標から逆算してみよう。



 中間が終われば、すぐ期末がやって来る。

 塾で同じ指導を受けながら、なぜ仲間の間に差が生じるのか、

 考えてみよう。

 自分に厳しく、どこまで時間を注ぎ仕上げにこだわったか、

 考えてみよう。


 遅れを取り戻すチャンスは、今日、君の周りにはないか。

 逆算はすでに始まっているのである。





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最終更新日  2010.05.28 13:07:29
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