人生 楽ではないが、楽しい!

人生 楽ではないが、楽しい!

2005.05.07
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カテゴリ: 日々の生活
少し前に友人から頂いた
お魚のKimberlyちゃんが
今日亡くなってしまった

昨日の夕方
いつものように
水を替えながら
掃除をしたのだが
それがいけなかったのか

でもここ最近

調子が悪いのか
こういう魚なのかと
思っていたところだった

今朝、動く様子がないので
どうしたのだろうと思ったが
日本語学校があった為
急いで出て行ってしまった
また、その後も
お誕生会に誘われていたので
帰って来るのが遅くなり
帰宅後すぐに確認したが


まだ金魚鉢の中にいる亡骸を見て
なんだか空虚感がその空間を漂い
そしてとても寂しい気持ちがした

やはりいつでも死を目の当たりにすると
たとえそれが、小さい生き物であれ

とても気が遠くなるような感じがする

息子にどう伝えるか
とても悩んだのだが
今回はその亡骸を
見せないことにした
夫にお願いをして
近くの海岸で流してもらった

息子が暫くして気付き
「Kimberlyちゃんはどこ」と
しきりに聞いてきた
「寂しそうにしたいたから
 お友達に会えるかと思って
 WollastonBeachへ
 お父さんが流しに行ったよ
 もうずっとずっと
 遠くへ行ったんだよ」と
その場しのぎの返事しかできなかった

子どもへ死を体験させる
これはとても大切なことである
しかし、方法が間違えば
とても恐怖感を与えると思う

私は息子はまだファンタジーの中
夢の中の延長で生きていると思う
やはり恐怖を感じることを伝えるのは
まだ避けたいと思ったからである

子育ての中で死と向き合うことは
私はとても大切なことであると思う
しかし、その方法や時期等
これは中途半端では教えられない

Kimberlyちゃんと出会えた事で
息子が学んで欲しいと思うのは
在り来たりの事ではあるのだが
生き物、命を大切にして欲しい
そして思いやりを持って欲しい
この二点である

私は息子に
「生命へ対する畏敬の念」を
常に持ちながら
生きて欲しいと
思っている


Kimberlyちゃん
短い間だったけど
一緒に過ごした時間
一方通行だったかもしれないけど
話しかけたり、トントンって叩いたり
餌をあげたり、水を替えたり
私達は本当に楽しんでやってました
ありがとうね
これから行く大きな海で
沢山のお友達と会えるといいね





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Last updated  2005.05.10 12:44:47
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こんばんは。  
杏古  さん
最後の一節を読んで、涙ぐんでしまいました。
私も幼い頃からいろいろな生き物を飼い、その死と直面して、ときには大泣きしながら成長してきました。
今思えば、そういう環境に私を置いて、育ててくれた両親に感謝です。
命を失った時の胸の空虚さは、何とも形容しがたいほど、寂しいですね。
育てていたものが植物だったとしても、枯れてしまった時はとてもとても辛いです。

gogoichiroさんの息子さんも、こんなに思ってくれているお母さんの元でなら、きっと思いやりのある方に成長されることでしょう。 (2005.05.10 23:37:31)

いつもありがとうございます  
gogoichiro  さん
杏古さん
こんにちは
書き込みありがとうございます

いつもは神経が図太い私ですが
やはり小さな魚ではありましたが
息を途絶えたときは辛かったです

でも、死を避けるのではなく
向き合えることの出来る環境で
人は育つ必要があると思ってます

私はまだまだ育児の「い」の字も知りません
恥ずかしながら日々手探りです
息子は勝手に育ってくれている感じです (2005.05.11 13:22:58)

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