PR
サイド自由欄
中学3年生の進路指導
これも大切な塾の指導の一つであると思う
最終的にはどの高校を受験すべきであるか
その子の実力に見合った合格可能な高校を示してあげる
それも塾人の腕の見せ所である
例えば
特色選抜である専門科の高校を志望している生徒がいるとする
特色選抜になってからは専門科の高校は
高校内で学科別の募集に変更された
今までならA高校で定員300名だったのが
A高校の甲科コース80名 乙科コース80名 丙科コース40名・・・
といった具合の募集となったりする
だから出願したコースにより合格の難易度が異なるのである
いってみればあるコースは競争率が激しく
同じ学校の別のコースは定員割れとなることも多い
特定のコースに行きたいのであれば
競争率に関係なく受験しなければならない
しかし単純にその高校に入りたいだけならば
むしろ競争率の低いコースに出願した方が得である
今回そんなケースの生徒がいた
出願2週間ほど前に本人に聞いたところ
僕の予想では出願者が多くなりそうなコースに出そうとしていた
というか既に願書を書いてしまっていた
そこで僕は学校の担任に願い出て新しい願書をもらい
コースの変更をするようにアドバイスをした
最初はもう変更は無理と言われました
と言ってきたが
それは絶対によくない出願までの時間も10日以上あるのだから
絶対に変更してもらうように言いなさいと進言した
ある意味この言葉には僕にも責任が圧し掛かってくる可能性がある
変更しなかった方が良い結果かもしれない可能性があるのだ
最初の方が競争率が低く変更した方が高いかもしれない
幸いにも僕の進言の方が当たっていて
結局変更したコースの方が競争率は低かった
別の事例では
先週出願だった一般選抜
二つの高校で迷っている生徒がいた
いや二つの高校をあきらめ安全な高校にすべきかという案が
賢明な状況だった
とりあえず1日目の出願状況を見て話し合おうということになった
その出願1日目の状況は
第一志望はわずかに定員を超えている
第二志望は大幅に定員を割っている
話し合いの事前に僕はいろいろと計算をした
一日目に出願した子の割合がどれくらいか
それによって二日目にどれくらいがまだ出願しそうか
それと
一日目の状況を見て思い切る子と安全策に回る子の心理
それらを踏まえて
僕の導き出した予想は
第一志望の高校には20名前後が追加で出願するだろう
第二志望の高校はおそらくこのまま定員割れをするだろう
ということだった
そして第一志望の高校を受けるのなら
残り1週間死に物狂いで勉強する必要があると
それが出来るのなら第一志望を受けるべきだ
と伝えた
この話し合いは授業後11時半までかかった
そして
この子が導き出した結論は第二志望を受験することだった
ただ半年前この子が入塾してきた時の
第一志望がこの第二志望の高校で
第二志望が現在の第一志望だった
すなわちこの子は自分の志望を途中で下げていたのだ
結果として本来の第一志望を受験することになったのだ
予想通りその高校は定員割れをした
正直この子が第一志望を下げたとき
そうさせてしまったことに対して申し訳ない気持ちで一杯だった
しかし結論として元の第一志望を受験させることが出来て
少しはホッとしている
それでも昨年まではこんなことを十数名に対して行っていたことを
考えると
真学道場では毎年数名だけに対してじっくりとしてるだけですむ
それでも一人一人に対する責任の重さは変わらないのであるが