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サイド自由欄
衆議院総選挙の時に同時に実施されるものとして
最高裁判所裁判官の国民審査がある
これはれっきとした参政権の一つである
政治権力の一つ司法権(他には立法権と行政権)
この権力の最高機関である最高裁判所
すなわち司法の終身裁判所であり
また違憲判断を行う憲法の番人でもある裁判所の裁判官の
指名任命権こそないが
司法権を行使している在職裁判官が適任かどうかの判断を
国民に委ねる権限である
審査される対象は
最高裁判所裁判官に任命された後直近に実施される総選挙と
その後10年を経過した裁判官である
ただ最高裁の裁判官になるような裁判官は
それ相応の経験を積んだ年配の裁判官が多いので
2度目のすなわち10数年間最高裁で勤め2度目の審査を受ける者は
珍しいだろう(定年は70歳)
さてこの審査
衆議院の小選挙区の投票を済ませ
次に比例区の投票を済ませた後に
国民審査の用紙が渡されることになる
罷免させたい裁判官の名前の上に×を打つのであるが
たいていの方は何もせずそのまま箱に入れるだろう
当然×以外の印を記入すると無効票となってしまう
選挙前になると選挙公報という紙面が配布され
ここに審査される裁判官の経歴がかなり詳細に書かれているが
まずきちんと読む人はほとんどいないだろう
僕も以前
真剣に国民審査をやろうと試みたが挫折した
一応法律をかじった経験があるがその労力には屈してしまった
ということで
まず罷免されるような裁判官が出ることはないし
事実過去にその事例もない
いってみれば有名無実な制度になってしまっているのであるが
今回
僕は×を打つ人がどれくらいいるのか興味が湧いたので
調べてみると
どの裁判官も罷免率(×を打たれた割合)が7パーセント前後だった
正直7パーセントもあることに驚いたが(14人に1人は×を打っている)
例外なく見事に7パーセント前後になっているということは
ほぼ×を打つ人間は全員に×をつけている
と推測できるだろう
若干の差(0.数パーセント)があるのは
その差の分だけ真剣に審査した人がいるということなのだ
多分6パーセントの人間がふざけて全員に×を打ち
1パーセント前後の人が真面目に審査したのだろう
6パーセントもふざけたやつが居ること自体驚きであるし
1パーセント程の人が真面目に審査していることも驚きである
さらに後で知ったことなのであるが
今回はある弁護士が中心になって
今回対象の裁判官の中の二人を
罷免させましょうという働きかけがあったらしい
この二人はやはり他の裁判官よりも罷免率が高かったそうです
といっても
それでもわずか1パーセント弱高かっただけなのですが・・・
せっかく国民に与えられた権限ですので
きちんと行使したいと思うのですが
国民審査は難しいですね