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サイド自由欄
このタイトルを読まれて
ほとんどの方は???
と思われるであろう
5年前の今日
僕は
ここにいた

(この試合、対戦相手はオリックスであったが1塁側スタンドは近鉄ファンで埋め尽くされていたが、3塁側スタンドががら空きなのは合併当事者である近鉄ファンとオリファンの温度差を物語っている。)



大阪ドーム
この日は大阪近鉄バファローズの消滅が決定した日だった
6月13日に発表された近鉄とオリの球団合併から始まった
プロ野球界再編問題
プロ野球選手で構成される選手会がオーナー陣に対立する形で
展開が進み
プロ野球界初のストライキの実施
マスコミ関係は選手会を援護する形での報道が続いたが
この着地点は
近鉄とオリの合併を承認する代わりに
新たに1球団の参入を認める形で終結した
一時は球団減少、1リーグ制への移行という動きもあったため
この決着は現状維持というベストな結果
プロ野球ファンの希望が守られたと
マスコミでは報じられていたが
裏を返せば
大阪近鉄バファローズという球団は消滅
近鉄ファンは見殺しにされた
という意味である
実はこの日の決着が着かなければ
オリの幹部は合併の話を白紙にもどす覚悟をしていたと聞く
そうなれば
近鉄という会社がバファローズという球団を手放しても
他の会社が球団をそのまま買ってくれていれば
選手、スタッフは同じままで
○○バファローズというチームは存続し
我々元近鉄ファンもそのまま新球団を応援できたのである
おそらくほとんどの方がご存じないであろうが
当時の近鉄ファンの多くは
僕同様
応援する球団を持っていない
近鉄とオリが合併したから両者のファンも
引き続きオリバ(オリックスバファローズを揶揄した呼び方)を
応援しているのだろう
とお思いかもしれないが
そのようなファンはかなり少数派なのである
すなわち近鉄とオリのファンが
1+1=2となったのではなく
0.2+0.4=0.6ぐらいになった程度である
むしろ楽天ファンになった近鉄ファンの方が圧倒的に多い
僕なんかは
楽天の藤井捕手、憲史選手
オリックスの下山選手、山崎選手、横山捕手、高木投手
といった方々と関わりを持たせていただいたりして
上記の選手や他の元近鉄の選手を個人的に応援しているが
楽天対オリ戦などをテレビで見ていると
ピッチャー、キャッチャー、バッターが元近鉄の選手同士だったら
もう複雑な気持ちで
打たれて欲しくないし、打って欲しいし
(キャッチャーが別の選手なら打たれたのはキャッチャーのリードミスと捉えることができる)
しかも打球を獲った選手が近鉄選手だったりしたら
これまたうれしいやら悲しいやら
もう何ともいいようがない複雑極まりない思いをしなければいけなくなる
純粋に心から応援できるチーム、機会を失って
早5年が経つのである
それまでの休日の予定の一つであった野球観戦
その選択肢のない5年を過ごしてきたのかと思うと
本当に時の経つ早さを感じずにはいられない
そして
この出来事がまた一段と風化されていっていることに
心が痛む思いをつのらせてしまうのである