2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全2件 (2件中 1-2件目)
1
最近、色々なメーカーの楽器に触れる機会があったのですが、今までにない、響きを体験する事が出来ました。ドイツのC.BECHSTEIN ベヒシュタインという楽器です。 杉並公会堂にはこの楽器のフルコンサートグランド(アシュケナージが選定した楽器との事です)が置いてあります。今日、このフルコンで演奏させて頂く機会があったので、この楽器に合うだろうと思った、ショパンを演奏してきました。この楽器の特徴としては、その音の透明感にあると思いました。細かい音の粒も一つ一つが優しく輝きます。リストやドビュッシーはこの楽器で作曲した様ですが、ドビュッシーの「水の反映」やリストの「泉のほとりで」「エステ荘の噴水」などピッタリ合うだろうなと、弾いてみて感じました。 私の尊敬する演奏家の一人に、ボルヘ・ボレット(ボレー)がいるのですが、ボレットの録音を聴くと、明らかに他のピアノの音と違う透明感が聞えてきます。 スタインウェイやベーゼンドルファー ブリュトナー プレイエルなど、お酒と同じく、その楽器にしかない特有の魅力があります。その魅力に触れれた時は、幸福の瞬間です。忘年会が続きます、ウコンが手放せません。。。
2007/12/28
コメント(6)
パリから一時帰国している友人がドビュッシーの歌曲のピアノ伴奏で演奏するので、聴きにいってきました。ドビュッシーの歌曲を生演奏でまとめて聴くのは初めてでした。 ドビュッシーの歌曲を聴くと,ドビュッシーが印象派の作曲家と単に言いはめるには、狭すぎるのではないかと感じさせられます。今回の演奏会で、ドビュッシーが創造した音の響きと歌の旋律による、独特の音楽美を堪能する事が出来ました。 来年1月のリサイタルで演奏する、ドビュッシーの「ヴィーニョーの門」(前奏曲第2巻)でも、ドビュッシーは独自の音の世界で、見事なスペイン音楽を作り上げています。 ドビュッシーはスペインを訪れた事もないのに、スペインの作曲家のファリャから送られてきた、絵葉書に描かれている「宮殿のヴィーニョ門」を音の響きで作り上げ、ファリャも絶賛する真のスペイン音楽を作ってしまうのですから、その直感力と想像力にはあっぱれです。 ドビュッシーは音の響きを、ある時は「霧」や「水」の自然現象に、ある時は遠近法を駆使した情景を作りだし自在に扱うだけでなく、聴き手にそれを実感させてしまうのですから、まさに音の魔術師です。 事実、ドビュッシーはオカルトにも興味を持っていた様ですから、まさに本物です。
2007/12/14
コメント(2)
全2件 (2件中 1-2件目)
1


