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小学校の頃、ツツジの花の蜜を吸うのが好きだった。
春になると、校庭の端や通学路に咲いているツツジを見つけては、そっと花を摘んで、根元をちゅっと吸う。ほんのり甘くて、少しだけ特別なことをしている気分になる、あの感じ。友達と一緒に「どの花が甘いか」なんて言いながら、夢中になっていた記憶がある。
でも、ある時ふと気づいたことがあった。
たくさん吸っていると、口の中が少し変な感じになる。しびれるというか、麻酔がかかったみたいな、不思議な感覚。子どもの頃は「そういうものなんだろう」と特に気にしていなかった。
それからずいぶん経って、大人になってから知った。
👉 特に黄色やオレンジのレンゲツツジは毒性が強い
あの時の、口の中の違和感。あれは気のせいでも、思い込みでもなく、ちゃんと理由があったのだ。
なんだか少しだけ驚いたけれど、同時に妙に納得もした。あの感覚を、体はちゃんと覚えていたんだなと思う。
子どもの頃って、危ないことと楽しいことの境界が曖昧だ。知らないまま触れて、知らないまま通り過ぎていく。でも、そういう体験が、後になって思い出として立ち上がってくるのも、悪くない。
あの頃の自分に「それ、少し毒あるよ」と教えてあげたら、やめていただろうか。
たぶん、やめなかった気がする。
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